2 調査結果の概要
2 配偶者間の暴力に関する意識
(1)配偶者間の暴力について
分野間の比較で総数における上位5項目について見ると,「足で蹴る」を挙げた者の割合が司法関係者で,「平手で打つ」を挙げた者の割合が行政関係者,司法関係者で,「相手が嫌がっているのに性的な行為を強要する」を挙げた者の割合が女性有識者で,それぞれ統計的有意差をもって高くなっている。
分野毎に見ると,自由業者で「身体を傷付ける可能性のあるもので殴る」を挙げた者の割合が統計的有意差をもって最も高くなっている。
(2)配偶者が暴力を振るう理由について
分野間の比較で総数における上位8項目について見ると,「自分の感情をコントロールできないから」,を挙げた者の割合が司法関係者で,「家庭内の出来事として,見過ごされてきたから」,「暴力を振るっても処罰されることがないと思っているから」を挙げた者の割合が司法関係者,女性有識者で,「男尊女卑が残っているから」,「たまったストレスのはけ口がないから」,「配偶者を自分の所有物と思っているから」,「家族の間では許されることだと思っているから」を挙げた者の割合が女性有識者で,「アルコール依存,薬物依存などの病気が原因となっているから」を挙げた者の割合がマスコミ関係者,自由業者,各種団体役員で,それぞれ統計的有意差をもって高くなっている。
分野毎に見ると,学識者,マスコミ関係者,行政関係者,企業経営者,各種団体役員で「自分の感情をコントロールできないから」を挙げた者の割合が統計的有意差をもって最も高くなっている。
(3)配偶者間の暴力が法律上どのように扱われてきたかについて
分野間の比較で見ると,「他人間の犯罪と同様に処罰されてきた」と答えた者の割合が行政関係者で,「殺人などの重大な犯罪は配偶者間であっても処罰されるが,暴行,傷害などは処罰されることはなかった」と答えた者の割合が女性有識者で,それぞれ統計的有意差をもって高くなっている。
分野毎に見ると,各分野で「殺人などの重大な犯罪は配偶者間であっても処罰されるが,暴行,傷害などは処罰されることはなかった」と答えた者の割合が,統計的有意差をもって最も高くなっている。
(1)配偶者間の暴力について
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分野間の比較で総数における上位5項目について見ると,「足で蹴る」を挙げた者の割合が司法関係者で,「平手で打つ」を挙げた者の割合が行政関係者,司法関係者で,「相手が嫌がっているのに性的な行為を強要する」を挙げた者の割合が女性有識者で,それぞれ統計的有意差をもって高くなっている。
分野毎に見ると,自由業者で「身体を傷付ける可能性のあるもので殴る」を挙げた者の割合が統計的有意差をもって最も高くなっている。
(2)配偶者が暴力を振るう理由について
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分野間の比較で総数における上位8項目について見ると,「自分の感情をコントロールできないから」,を挙げた者の割合が司法関係者で,「家庭内の出来事として,見過ごされてきたから」,「暴力を振るっても処罰されることがないと思っているから」を挙げた者の割合が司法関係者,女性有識者で,「男尊女卑が残っているから」,「たまったストレスのはけ口がないから」,「配偶者を自分の所有物と思っているから」,「家族の間では許されることだと思っているから」を挙げた者の割合が女性有識者で,「アルコール依存,薬物依存などの病気が原因となっているから」を挙げた者の割合がマスコミ関係者,自由業者,各種団体役員で,それぞれ統計的有意差をもって高くなっている。
分野毎に見ると,学識者,マスコミ関係者,行政関係者,企業経営者,各種団体役員で「自分の感情をコントロールできないから」を挙げた者の割合が統計的有意差をもって最も高くなっている。
(3)配偶者間の暴力が法律上どのように扱われてきたかについて
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分野間の比較で見ると,「他人間の犯罪と同様に処罰されてきた」と答えた者の割合が行政関係者で,「殺人などの重大な犯罪は配偶者間であっても処罰されるが,暴行,傷害などは処罰されることはなかった」と答えた者の割合が女性有識者で,それぞれ統計的有意差をもって高くなっている。
分野毎に見ると,各分野で「殺人などの重大な犯罪は配偶者間であっても処罰されるが,暴行,傷害などは処罰されることはなかった」と答えた者の割合が,統計的有意差をもって最も高くなっている。
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