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世論調査内閣府

世論調査 >  令和2年度 >  食生活に関する世論調査 > 2 調査結果の概要

3.米の消費について

(1) 米を購入するときに重視する要素

 米を購入するときに、どのような要素を重視するか聞いたところ、「価格」を挙げた者の割合が63.7%と最も高く、以下、「産地」(56.3%)、「品種」(52.7%)などの順となっている。なお、「米をほとんど購入しない」と答えた者の割合が10.0%となっている。(複数回答、上位3項目)
 都市規模別に見ると、「価格」を挙げた者の割合は中都市で、「産地」、「品種」を挙げた者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
 性別に見ると、「産地」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「価格」を挙げた者の割合は50歳代で、「産地」を挙げた者の割合は50歳代から70歳以上で、「品種」を挙げた者の割合は50歳代、60歳代で、それぞれ高くなっている。(図16表16(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

 

 ア 米を購入しない理由

 米を購入するときに重視する要素に「米をほとんど購入しない」と答えた者(196人)に、米を購入しない理由は何か聞いたところ、「外食や中食が多いから」を挙げた者の割合が7.7%、「調理(炊飯)に時間がかかるから」を挙げた者の割合が3.6%、「食べると太ると思うから」を挙げた者の割合が2.0%、「保存が大変だから」を挙げた者の割合が2.0%、「買い物が大変だから」を挙げた者の割合が1.5%、「価格が高いから」を挙げた者の割合が0.5%、「栽培方法に不安があるから」を挙げた者の割合が0.5%の順となっている。なお、「その他」を挙げた者の割合が86.2%となっており、その内容として「米を作っている」、「米をもらっている」などの回答となっている。(複数回答)(図17表17(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(2) 新型コロナウイルス感染症発生前後の米の消費の変化

 新型コロナウイルス感染症発生前と比べて、現在のあなたの米の消費はどのように変化したか聞いたところ、「増加した」と答えた者の割合が17.9%、「減少した」と答えた者の割合が4.0%、「変わらない」と答えた者の割合が77.4%となっている。
 性別に見ると、「増加した」と答えた者の割合は女性で、「変わらない」と答えた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「増加した」と答えた者の割合は30歳代、50歳代で、「変わらない」と答えた者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図18表18(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 

 ア 米の消費が増加した理由

 新型コロナウイルス感染症発生前後の米の消費の変化に「増加した」と答えた者(352人)に、米の消費が増加した理由は何か聞いたところ、「家庭において、炊飯などの米を使った調理の機会が増えたから」を挙げた者の割合が85.5%と最も高く、以下、「お弁当やおにぎりなど米を使った中食の回数が増えたから」(31.0%)、「米に限らず、そもそも食べる量が増えたから」(25.3%)などの順となっている。(複数回答、上位3項目)
 性別に見ると、大きな差異は見られない。(図19表19(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

 

 イ 米の消費が減少した理由

 新型コロナウイルス感染症発生前後の米の消費の変化に「減少した」と答えた者(79人)に、米の消費が減少した理由は何か聞いたところ、「米に限らず、そもそも食べる量が減ったから」を挙げた者の割合が48.1%、「パンや麺類などを食べる機会が増えたから」を挙げた者の割合が38.0%、「家庭において、炊飯などの米を使った調理の機会が減ったから」を挙げた者の割合が27.8%などの順となっている。(複数回答、上位3項目)(図20表20(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

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