• 高齢社会

2ページ目-老後の生活設計と公的年金に関する世論調査(平成30年11月調査)

2019年1月18日掲載

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1.老後の生活設計について

(1) 何歳まで仕事をしたいか(したか)

 何歳頃まで収入を伴う仕事をしたいか(したか)聞いたところ、「30歳以下」と答えた者の割合が2.6%、「31歳~40歳」と答えた者の割合が1.3%、「41歳~50歳」と答えた者の割合が3.0%、「51歳~60歳」と答えた者の割合が18.8%、「61歳~65歳」と答えた者の割合が30.7%、「66歳~70歳」と答えた者の割合が21.5%、「71歳~75歳」と答えた者の割合が9.2%、「76歳~80歳」と答えた者の割合が4.3%、「81歳~85歳」と答えた者の割合が1.3%、「86歳~90歳」と答えた者の割合が0.4%、「91歳以上」と答えた者の割合が0.9%、「これまで働いておらず、これから働く予定もない」と答えた者の割合が3.5%となっている。
 性別に見ると、「51歳~60歳」と答えた者の割合は女性で、「61歳~65歳」、「66歳~70歳」と答えた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「51歳~60歳」と答えた者の割合は18~29歳で、「61歳~65歳」と答えた者の割合は40歳代、50歳代で、「66歳~70歳」と答えた者の割合は60歳代で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「51歳~60歳」と答えた者の割合は女性の18~29歳から40歳代で、「61歳~65歳」と答えた者の割合は男性の18~29歳から50歳代、女性の50歳代で、「66歳~70歳」と答えた者の割合は男性の40歳代から60歳代で、それぞれ高くなっている。(図1表1(CSV形式:5KB)別ウインドウで開きます表1-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 ア その年齢で退職したい(した)理由

 収入を伴う仕事を「30歳以下」、「31歳~40歳」、「41歳~50歳」、「51歳~60歳」、「61歳~65歳」までしたい(した)と答えた者(1,646人)に、その年齢で退職したい(した)理由は何か聞いたところ、「趣味やボランティアなど仕事以外のことに時間を使いたいから」と答えた者の割合が17.0%、「定年退職の年齢だから」と答えた者の割合が29.2%、「体力的・精神的に難しいから」と答えた者の割合が29.0%、「年金を受け取れる年齢になるから」と答えた者の割合が9.8%、「資産が十分にあるから」と答えた者の割合が0.5%、「配偶者や子どもなどの収入があるから」と答えた者の割合が4.1%となっている。
 性別に見ると、「趣味やボランティアなど仕事以外のことに時間を使いたいから」、「定年退職の年齢だから」と答えた者の割合は男性で、「体力的・精神的に難しいから」と答えた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「趣味やボランティアなど仕事以外のことに時間を使いたいから」と答えた者の割合は18~29歳から40歳代で、「定年退職の年齢だから」と答えた者の割合は18~29歳、70歳以上で、「体力的・精神的に難しいから」と答えた者の割合は40歳代、50歳代で、それぞれ高くなっている。(図2表2(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます

 イ その年齢まで働きたい(いた)理由

 収入を伴う仕事を「66歳~70歳」、「71歳~75歳」、「76歳~80歳」、「81歳~85歳」、「86歳~90歳」、「91歳以上」までしたい(した)と答えた者(1,100人)に、その年齢まで働きたい(いた)理由は何か聞いたところ、「仕事をするのが好きだから」と答えた者の割合が16.9%、「定年退職の年齢だから」と答えた者の割合が7.0%、「経済的にゆとりある生活を送りたいから」と答えた者の割合が28.9%、「働き続けないと生活費が足りないと思うから」と答えた者の割合が24.9%、「社会との繋がりが欲しいから」と答えた者の割合が13.4%となっている。(図3表3(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます

(2) 老後の生活設計を考えたことの有無

 自身の老後の生活設計について考えたことがあるか聞いたところ、「考えたことがある」と答えた者の割合が67.8%、「考えたことがない」と答えた者の割合が31.3%となっている。
 都市規模別に見ると、「考えたことがある」と答えた者の割合は大都市で、「考えたことがない」と答えた者の割合は町村で、それぞれ高くなっている。
 性別に見ると、「考えたことがある」と答えた者の割合は女性で、「考えたことがない」と答えた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「考えたことがある」と答えた者の割合は50歳代、60歳代で、「考えたことがない」と答えた者の割合は18~29歳、30歳代で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「考えたことがある」と答えた者の割合は男性の60歳代、女性の50歳代、60歳代で、「考えたことがない」と答えた者の割合は男性の18~29歳、30歳代、女性の18~29歳で、それぞれ高くなっている。(図4表4(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

 ア 老後の生活設計を考えた理由

 老後の生活設計について「考えたことがある」と答えた者(1,979人)に、老後の生活設計について考えたことがある理由は何か聞いたところ、「老後が近い年齢になったから」と答えた者の割合が21.8%、「無計画な生活はしたくないから」と答えた者の割合が25.9%、「老後の生活が不安だから」と答えた者の割合が44.6%、「テレビやインターネットなどの情報で興味を持ったから」と答えた者の割合が2.3%、「生活設計や年金などに関するセミナーに参加して興味を持ったから」と答えた者の割合が1.2%、「周りの人に勧められたから」と答えた者の割合が1.1%となっている。
 都市規模別に見ると、「無計画な生活はしたくないから」と答えた者の割合は大都市で、「老後の生活が不安だから」と答えた者の割合は町村で、それぞれ高くなっている。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。(図5表5(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます

 イ 老後の生活設計の期間

 老後の生活設計について「考えたことがある」と答えた者(1,979人)に、老後の生活設計の期間をどの程度と考えたか聞いたところ、「10年間以下」と答えた者の割合が12.2%、「15年間程度」と答えた者の割合が24.1%、「20年間程度」と答えた者の割合が38.4%、「25年間程度」と答えた者の割合が12.2%、「30年間以上」と答えた者の割合が8.9%となっている。
 都市規模別に見ると、「10年間以下」と答えた者の割合は町村で、「25年間程度」と答えた者の割合は大都市で、それぞれ高くなっている。
 性別に見ると、「15年間程度」と答えた者の割合は男性で、「25年間程度」と答えた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。(図6表6(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます

 ウ 老後の生活設計の中での公的年金の位置づけ

 老後の生活設計について「考えたことがある」と答えた者(1,979人)に、老後の生活設計の中で、公的年金をどのように位置づけているか聞いたところ、「全面的に公的年金に頼る」と答えた者の割合が23.0%、「公的年金を中心とし、これに個人年金や貯蓄などを組み合わせる」と答えた者の割合が55.1%、「公的年金にはなるべく頼らず、できるだけ個人年金や貯蓄などを中心に考える」と答えた者の割合が15.5%、「公的年金には頼らない」と答えた者の割合が4.8%となっている。
 都市規模別に見ると、「公的年金にはなるべく頼らず、できるだけ個人年金や貯蓄などを中心に考える」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。(図7表7(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表7-参考(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

 エ 老後に向け準備したい(した)公的年金以外の資産

 老後の生活設計について「考えたことがある」と答えた者(1,979人)に、老後に向け、公的年金以外の資産をどのように準備したい(した)か聞いたところ、「預貯金」を挙げた者の割合が72.2%と最も高く、以下、「退職金(退職一時金や企業年金など)」(34.9%)、「民間保険会社などが販売する個人年金」(21.0%)、「証券投資(株式や債券、投資信託など)」(14.6%)、「国民年金基金」(13.4%)などの順となっている。(複数回答、上位5項目)
 都市規模別に見ると、「民間保険会社などが販売する個人年金」、「証券投資(株式や債券、投資信託など)」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「預貯金」、「国民年金基金」を挙げた者の割合は女性で、「退職金(退職一時金や企業年金など)」、「証券投資(株式や債券、投資信託など)」を挙げた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。(図8表8(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます

 オ 老後の生活設計を考える年齢

 老後の生活設計について「考えたことがない」と答えた者(915人)に、何歳頃から老後の生活設計を考えたいと思っているか聞いたところ、「18歳~29歳」と答えた者の割合が0.8%、「30歳~39歳」と答えた者の割合が6.3%、「40歳~49歳」と答えた者の割合が16.9%、「50歳~59歳」と答えた者の割合が18.4%、「60歳以降」と答えた者の割合が20.4%、「老後の生活設計は考えない」と答えた者の割合が31.3%となっている。
 都市規模別に見ると、「50歳~59歳」、「60歳以降」と答えた者の割合は小都市で高くなっている。
 年齢別に見ると、「40歳~49歳」と答えた者の割合は18~29歳、30歳代で、「50歳~59歳」と答えた者の割合は30歳代から50歳代で、「60歳以降」と答えた者の割合は50歳代、60歳代で、「老後の生活設計は考えない」と答えた者の割合は60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図9表9(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます

 カ 老後の生活設計を考えたことがない理由

 老後の生活設計について「考えたことがない」と答えた者(915人)に、老後の生活設計を考えたことがない理由は何か聞いたところ、「将来の話なので、老後のことはわからないから」と答えた者の割合が35.1%、「老後の生活設計の立て方がわからないから」と答えた者の割合が12.6%、「老後の生活を考えると不安になるから」と答えた者の割合が11.4%、「資産があるので、考える必要がないから」と答えた者の割合が3.4%、「配偶者や子どもなどの収入に頼るつもりだから」と答えた者の割合が2.6%、「考えるのが面倒だから」と答えた者の割合が6.8%、「老後を迎えた時に考えるつもりだから」と答えた者の割合が12.2%となっている。
 都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
 性別に見ると、「老後の生活設計の立て方がわからないから」、「老後の生活を考えると不安になるから」と答えた者の割合は女性で、「老後を迎えた時に考えるつもりだから」と答えた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「将来の話なので、老後のことはわからないから」と答えた者の割合は18~29歳から40歳代で、「老後の生活設計の立て方がわからないから」と答えた者の割合は18~29歳、30歳代で、「老後の生活を考えると不安になるから」、「老後を迎えた時に考えるつもりだから」と答えた者の割合は50歳代、60歳代で、それぞれ高くなっている。(図10表10(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます

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