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3ページ目-消費者行政の推進に関する世論調査(平成26年1月調査)

2014年3月10日掲載

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2.契約書に対する考え方

(1) 契約書を読むか

 何か商品を購入したり,サービスを利用したりする際,契約書や約款が必要な時,これらの内容をよく読む方か聞いたところ,「内容を理解するまでよく読む」と答えた者の割合が16.2%,「ざっと読む」と答えた者の割合が40.3%,「その時々で違う」と答えた者の割合が21.2%,「ほとんど読まない」と答えた者の割合が21.2%となっている。
 前回の調査結果(平成10年1月調査結果をいう)と比較して見ると,「内容を理解するまでよく読む」(25.1%→16.2%),「ほとんど読まない」(26.5%→21.2%)と答えた者の割合が低下し,「ざっと読む」(31.3%→40.3%),「その時々で違う」(15.2%→21.2%)と答えた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「内容を理解するまでよく読む」と答えた者の割合は町村で,「ほとんど読まない」と答えた者の割合は小都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「ざっと読む」と答えた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「内容を理解するまでよく読む」,「ほとんど読まない」と答えた者の割合は70歳以上で,「その時々で違う」と答えた者の割合は20歳代,40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。(図8表8-1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表8-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 ア なぜ読まないのか

 契約書や約款の内容を「ざっと読む」,「その時々で違う」,「ほとんど読まない」と答えた者(1,474人)に,契約書や約款の内容をよく読まないのはなぜか聞いたところ,「分量が多いから」を挙げた者の割合が73.1%と最も高く,以下,「内容が難しく読みづらいから」(62.2%),「契約書は皆が使っているし,それなりの内容になっていると思うから」(17.4%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
 前回の調査結果(平成10年1月調査結果をいう)と比較して見ると,「分量が多いから」(47.7%→73.1%),「内容が難しく読みづらいから」(56.9%→62.2%),「契約書は皆が使っているし,それなりの内容になっていると思うから」(14.7%→17.4%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「分量が多いから」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「内容が難しく読みづらいから」を挙げた者の割合は女性で,「契約書は皆が使っているし,それなりの内容になっていると思うから」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「分量が多いから」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で,「内容が難しく読みづらいから」を挙げた者の割合は60歳代で,「契約書は皆が使っているし,それなりの内容になっていると思うから」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。(図9表9-1(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表9-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(2) 契約書の説明に対する考え

 売り手側による契約書や約款の説明についてどのような考えを持っているか聞いたところ,「読めばわかるから説明はなくてもかまわない」と答えた者の割合が6.5%,「時間がかかるので説明はしてほしくない」と答えた者の割合が4.9%,「説明を聞いてもわからないのでなくてもかまわない」と答えた者の割合が4.8%,「契約書や約款の内容を詳しく知るためには,説明はないよりはあった方がよい」と答えた者の割合が43.7%,「契約書や約款の内容を正確に知りたいから説明は必要である」と答えた者の割合が35.5%となっている。
 前回の調査結果(平成10年1月調査結果をいう)と比較して見ると,「契約書や約款の内容を詳しく知るためには,説明はないよりはあった方がよい」(38.3%→43.7%)と答えた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「契約書や約款の内容を詳しく知るためには,説明はないよりはあった方がよい」と答えた者の割合は20歳代から40歳代で高くなっている。(図10表10-1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表10-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

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