• 社会と法制度

5ページ目-離婚と子育てに関する世論調査(令和3年10月調査)

2022年2月4日掲載

報告書の引用について

調査データを引用・転載する場合には、出典を明記してください。
出典を編集・加工等して利用する場合には、その旨も明記してください。
詳細及びその他のルールについては「リンク・著作権等について」をご参照ください。

ご協力のお願い

今後の業務の参考にしたいため、大変お手数ですが、引用のご連絡をお願いします。

インターネットからのご連絡

内閣府が運営する引用連絡フォームにて必要事項をご記入ください。

引用連絡フォーム

郵送でのご連絡

掲載部分の写しを以下お問合せ先までご送付ください。

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

4.面会交流に対する考え方

(1) 面会交流に対する意識

 別居親が離婚後も未成年の子と会うことが、子にとって望ましいと思うか聞いたところ、「どのような場合でも、望ましい」と答えた者の割合が10.4%、「望ましい場合が多い」と答えた者の割合が37.6%、「特定の条件がある場合には、望ましい」と答えた者の割合が47.1%、「どのような場合でも、望ましくない」と答えた者の割合が2.6%となっている。
 都市規模別に見ると、「望ましい場合が多い」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「どのような場合でも、望ましい」と答えた者の割合は男性で、「特定の条件がある場合には、望ましい」と答えた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「どのような場合でも、望ましい」と答えた者の割合は70歳以上で、「特定の条件がある場合には、望ましい」と答えた者の割合は40歳代で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「どのような場合でも、望ましい」と答えた者の割合は男性の70歳以上、女性の70歳以上で、「特定の条件がある場合には、望ましい」と答えた者の割合は女性の40歳代から60歳代で、それぞれ高くなっている。(図11表11(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

 

 ア 子にとって望ましくない場合

 別居親が離婚後も未成年の子と会うことが、子にとって「望ましい場合が多い」、「特定の条件がある場合には、望ましい」と答えた者(2,347人)に、どのような場合に、別居親が離婚後も未成年の子と会うことが、子にとって望ましくないと思うか聞いたところ、「別居親から子への虐待がある場合」を挙げた者の割合が83.2%、「子が別居親と会うことを嫌がっている場合」を挙げた者の割合が80.3%と高く、以下、「離婚した父母の一方が他方から、暴力を受けている場合」(60.8%)、「別居親の子を育てる能力に問題がある場合」(40.3%)などの順となっている。(複数回答、上位4項目)
 都市規模別に見ると、「別居親から子への虐待がある場合」、「離婚した父母の一方が他方から、暴力を受けている場合」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「別居親から子への虐待がある場合」、「子が別居親と会うことを嫌がっている場合」、「離婚した父母の一方が他方から、暴力を受けている場合」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「別居親から子への虐待がある場合」、「離婚した父母の一方が他方から、暴力を受けている場合」を挙げた者の割合は18~29歳から50歳代で、「子が別居親と会うことを嫌がっている場合」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で、「別居親の子を育てる能力に問題がある場合」を挙げた者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「別居親から子への虐待がある場合」を挙げた者の割合は男性の30歳代、50歳代、女性の18~29歳から50歳代で、「子が別居親と会うことを嫌がっている場合」、「離婚した父母の一方が他方から、暴力を受けている場合」を挙げた者の割合は女性の18~29歳から50歳代で、「別居親の子を育てる能力に問題がある場合」を挙げた者の割合は女性の70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図12表12(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます

(2) 子の意見の尊重

 面会交流について、未成年の子が何歳くらいになれば、子の意見を尊重することが必要だと思うか聞いたところ、「15歳程度(中学校卒業)」と答えた者の割合が19.5%、「12歳程度(小学校卒業)」と答えた者の割合が23.0%、「10歳程度」と答えた者の割合が10.0%、「6歳程度」と答えた者の割合が5.5%、「3歳程度」と答えた者の割合が0.6%、「子が何歳であっても尊重する」と答えた者の割合が38.8%、「子が何歳であっても尊重しない」と答えた者の割合が0.8%となっている。
 性別に見ると、「15歳程度(中学校卒業)」と答えた者の割合は男性で、「子が何歳であっても尊重する」と答えた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「15歳程度(中学校卒業)」と答えた者の割合は70歳以上で、「子が何歳であっても尊重する」と答えた者の割合は18~29歳、30歳代で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「15歳程度(中学校卒業)」と答えた者の割合は男性の40歳代、60歳代、70歳以上で、「10歳程度」と答えた者の割合は女性の50歳代で、「子が何歳であっても尊重する」と答えた者の割合は女性の18~29歳、30歳代で、それぞれ高くなっている。(図13表13(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

この調査は役に立ちましたか?
この調査結果は
分かりやすかったですか?

ご意見・ご感想

別の調査結果を探す

関連サイト

  • あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン別ウインドウで開きます
Top