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3ページ目-農山漁村に関する世論調査(令和3年6月調査)

2021年10月1日掲載

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2.都市地域と農山漁村地域の交流、農山漁村地域への滞在などについて

(1) 都市地域と農山漁村地域の交流の必要性

 この調査でいう「農山漁村地域」とは、周辺に農地や森林が広がり、農林漁業が盛んな地域をいう。「都市地域」とは農山漁村地域以外の地域をいう。都市地域と農山漁村地域の間で相互に理解を深めるために、両者の間で交流を進めることが必要だと思うか聞いたところ、「必要である」とする者の割合が90.5%(「必要である」45.6%+「どちらかというと必要である」44.8%)、「必要ない」とする者の割合が8.9%(「どちらかというと必要ない」7.3%+「必要ない」1.6%)となっている。
 都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると、「必要である」とする者の割合は40歳代で高くなっている。(図5表5(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表5-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(2) 「農泊」の認知度

 「農泊」とは、農山漁村地域に宿泊し、滞在中に豊かな地域資源を活用した食事や体験などを楽しむ「農山漁村滞在型旅行」のことをいう。「農泊」の意味を知っていたか聞いたところ、「意味を知っていた」と答えた者の割合が33.5%、「意味を誤解していた」と答えた者の割合が2.2%、「意味を知らなかったが、言葉だけは聞いたことはあった」と答えた者の割合が20.8%、「意味を知らず、言葉も聞いたことはない」と答えた者の割合が43.1%となっている。
 都市規模別に見ると、「意味を知らなかったが、言葉だけは聞いたことはあった」と答えた者の割合は小都市で高くなっている。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると、「意味を知っていた」と答えた者の割合は60歳代、70歳以上で、「意味を知らなかったが、言葉だけは聞いたことはあった」と答えた者の割合は70歳以上で、「意味を知らず、言葉も聞いたことはない」と答えた者の割合は18~29歳から40歳代で、それぞれ高くなっている。(図6表6(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表6-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(3) 農山漁村地域で宿泊したい施設

 農山漁村地域に一時滞在する場合、どのような施設に宿泊したいと思うか聞いたところ、「ホテル・旅館」を挙げた者の割合が43.0%、「ペンション・一般の民宿」を挙げた者の割合が42.4%と高く、以下、「農家(漁家)民宿」(37.7%)、「公共の宿泊施設」(37.4%)などの順となっている。(複数回答、上位4項目)
 性別に見ると、「ホテル・旅館」を挙げた者の割合は男性で、「ペンション・一般の民宿」を挙げた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「ホテル・旅館」を挙げた者の割合は18~29歳から40歳代で、「ペンション・一般の民宿」を挙げた者の割合は30歳代で、「農家(漁家)民宿」を挙げた者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図7表7(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表7-参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表7-参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表7-参考3(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 

 ア 農山漁村地域に滞在中の過ごし方

 農山漁村地域に一時滞在する場合、宿泊したい施設を挙げた者、または「滞在したいが、宿泊したいとは思わない」と答えた者(1,574人)に、農山漁村地域に滞在中、何をして過ごしたいか聞いたところ、「温泉」を挙げた者の割合が55.8%、「その地域の名物料理を食べる」を挙げた者の割合が55.0%と高く、以下、「星空、ほたる観察」(46.1%)、「観光地めぐり」(45.4%)などの順となっている。(複数回答、上位4項目)
 都市規模別に見ると、「その地域の名物料理を食べる」、「星空、ほたる観察」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「その地域の名物料理を食べる」、「星空、ほたる観察」、「観光地めぐり」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「温泉」を挙げた者の割合は18~29歳から40歳代で、「その地域の名物料理を食べる」、「星空、ほたる観察」、「観光地めぐり」を挙げた者の割合は18~29歳、30歳代で、それぞれ高くなっている。(図8表8(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表8-参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表8-参考2(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(4) 農山漁村地域でのワーケーションへの関心

 「ワーケーション」とは、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせたもので、リゾート地や帰省先などでパソコンなどを使って仕事することをいう。新型コロナウイルス感染症をきっかけに、農山漁村地域でワーケーションを行いたいと思うか聞いたところ、「行いたい」とする者の割合が41.5%(「行いたい」12.5%+「どちらかというと行いたい」29.0%)、「行いたくない」とする者の割合が56.9%(「どちらかというと行いたくない」33.7%+「行いたくない」23.3%)となっている。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると、「行いたい」とする者の割合は18~29歳から40歳代で、「行いたくない」とする者の割合は60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図9表9(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

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