このページの本文へ移動

世論調査内閣府

世論調査 >  世論調査(全調査)  >  令和3年度 >  農山漁村に関する世論調査 > 2 調査結果の概要

3.農山漁村地域への移住について

(1) 居住地域の認識

 お住まいの地域は都市地域だと思うか、それとも農山漁村地域だと思うか聞いたところ、「都市地域」とする者の割合が62.6%(「都市地域」29.5%+「どちらかというと都市地域」33.1%)、「農山漁村地域」とする者の割合が36.9%(「どちらかというと農山漁村地域」23.9%+「農山漁村地域」13.0%)となっている。
 都市規模別に見ると、「都市地域」とする者の割合は大都市、中都市で、「農山漁村地域」とする者の割合は小都市、町村で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「農山漁村地域」とする者の割合は60歳代で高くなっている。(図10表10(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表10-参考(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

 

 ア 都市住民の農山漁村地域への移住願望の有無

 この調査でいう移住とは、都市地域から農山漁村地域に生活の拠点を移す定住及び都市地域と農山漁村地域の両方に生活拠点を持つ二地域居住のことをいう。居住地域の認識について「都市地域」、「どちらかというと都市地域」と答えた者(1,036人)に、農山漁村地域に移住してみたいという願望があるか聞いたところ、「ある」とする者の割合が26.6%(「ある」5.7%+「どちらかというとある」20.9%)、「ない」とする者の割合が72.6%(「どちらかというとない」39.1%+「ない」33.5%)となっている。
 性別に見ると、「ある」とする者の割合は男性で、「ない」とする者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「ある」とする者の割合は18~29歳、50歳代で、「ない」とする者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図11表11(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表11-参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表11-参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 

 イ 農山漁村地域への移住願望の新型コロナウイルス感染症の影響

 農山漁村地域に移住してみたいという願望が「ある」、「どちらかというとある」と答えた者(276人)に、移住したいという願望は、今回の新型コロナウイルス感染症が影響したか聞いたところ、「影響した」とする者の割合が17.4%(「影響した」6.2%+「どちらかというと影響した」11.2%)、「影響していない」とする者の割合が80.8%(「どちらかというと影響していない」25.0%+「影響していない」55.8%)となっている。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。(図12表12(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 

 ウ 農山漁村地域への移住実現の時期

 農山漁村地域に移住してみたいという願望が「ある」、「どちらかというとある」と答えた者(276人)に、いつ頃移住したいと思うか聞いたところ、「すぐにでもしたい」と答えた者の割合が4.3%、「5年以内にしたい」と答えた者の割合が6.2%、「10年以内にしたい」と答えた者の割合が14.1%、「20年以内にしたい」と答えた者の割合が7.2%、「20年以上先にしたい」と答えた者の割合が5.1%となっている。なお、「特に決めていない」と答えた者の割合が52.2%となっている。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。(図13表13(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表13-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 

 エ 農山漁村地域に移住する場合の形態

 農山漁村地域に移住してみたいという願望が「ある」、「どちらかというとある」と答えた者(276人)に、移住するなら、どのような形態でしたいと思うか聞いたところ、「都市地域から農山漁村地域に生活の拠点を移す定住」と答えた者の割合が30.4%、「都市地域と農山漁村地域の両方に生活拠点を持ち、農山漁村地域を主に二地域居住」と答えた者の割合が25.7%、「都市地域と農山漁村地域の両方に生活拠点を持ち、都市地域を主に二地域居住」と答えた者の割合が32.6%となっている。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。(図14表14(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 

 オ 農山漁村地域に移住する場合の仕事

 農山漁村地域に移住してみたいという願望が「ある」、「どちらかというとある」と答えた者(276人)に、農山漁村地域に移住したら、どのような仕事をしたいと思うか聞いたところ、「現在と同じ仕事」を挙げた者の割合が33.3%と最も高く、以下、「農林漁業を営む企業や組合に就職」(21.7%)、「農林漁業の自営」(21.4%)、「自営の農林漁業、農林漁業を営む企業や組合に就職、自営の非農林漁業、地方自治体や非農林漁業の企業に就職など、複数の仕事の組み合わせ」(20.3%)、「地方自治体や非農林漁業を営む企業に就職」(16.7%)などの順となっている。(複数回答、上位5項目)(図15表15(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

 

 カ 農山漁村地域への移住のために必要なこと

 農山漁村地域に移住してみたいという願望が「ある」、「どちらかというとある」と答えた者(276人)に、農山漁村地域へ移住するためには、どのようなことが必要だと思うか聞いたところ、「家屋、土地を安く購入又は借りられること」を挙げた者の割合が68.5%、「生活が維持できる仕事があること」を挙げた者の割合が68.5%、「医療施設、介護施設や福祉施設の存在」を挙げた者の割合が63.0%などの順となっている。(複数回答、上位3項目)(図16表16(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表16-参考(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

 

 キ 移住する農山漁村地域の生活への期待

 農山漁村地域に移住してみたいという願望が「ある」、「どちらかというとある」と答えた者(276人)に、移住しようとする農山漁村地域の生活にどのようなことを期待するか聞いたところ、「自然を感じられること」を挙げた者の割合が76.8%と最も高く、以下、「農林漁業に関わること」(32.6%)、「身近な生活課題などに対する互助(近所づきあい)」(28.3%)、「新しい仕事を始めること」(26.8%)、「お祭りなどの行事への参加」(21.0%)、「都市地域とは異なる環境での子育て」(18.8%)の順となっている。(複数回答)
 性別に見ると、大きな差異は見られない。(図17表17(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

 

 ク 都市住民が農山漁村地域に移住することの意識

 居住地域の認識について「どちらかというと農山漁村地域」、「農山漁村地域」と答えた者(611人)に、都市住民が農山漁村地域に移住することをどう思うか聞いたところ、「良いことだ」とする者の割合が89.4%(「良いことだ」43.9%+「どちらかというと良いことだ」45.5%)、「良いことではない」とする者の割合が6.7%(「どちらかというと良いことではない」5.6%+「良いことではない」1.1%)となっている。(図18表18(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表18-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 

 ケ 都市住民が農山漁村地域に移住する際の問題点

 居住地域の認識について「どちらかというと農山漁村地域」、「農山漁村地域」と答えた者(611人)に、都市住民が農山漁村地域に移住する際の問題点は何だと思うか聞いたところ、「都市住民が移住するための仕事がない」を挙げた者の割合が56.6%、「都市地域への移動や地域内での移動などの交通手段が不便」を挙げた者の割合が49.3%と高く、以下、「買い物、娯楽などの生活施設が少ない」(41.6%)などの順となっている。(複数回答、上位3項目)
 性別に見ると、「都市地域への移動や地域内での移動などの交通手段が不便」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。(図19表19(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表19-参考(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

 

 コ 農山漁村地域に移住してくる都市住民に期待すること

 居住地域の認識について「どちらかというと農山漁村地域」、「農山漁村地域」と答えた者(611人)に、農山漁村地域に移住してくる都市住民に何を期待するか聞いたところ、「若い世代が地域で子育てすること」を挙げた者の割合が48.4%、「新たな産業の展開」を挙げた者の割合が41.1%と高く、以下、「農林漁業への就業」(33.1%)、「身近な生活課題などに対する互助(近所づきあい)」(32.7%)などの順となっている。(複数回答、上位4項目)(図20表20(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表20-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 

 サ 農山漁村地域の生活で困っていること

 居住地域の認識について「どちらかというと農山漁村地域」、「農山漁村地域」と答えた者(611人)に、農山漁村地域で生活していく上で困っていることは何か聞いたところ、「都市地域への移動や地域内の移動などの交通手段が不便」を挙げた者の割合が45.3%、「後継者がいない」を挙げた者の割合が42.4%、「買い物、娯楽などの生活施設が少ない」を挙げた者の割合が40.8%、「仕事がない」を挙げた者の割合が34.0%などの順となっている。(複数回答、上位4項目)
 性別に見ると、大きな差異は見られない。(図21表21(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表21-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 

 シ 農山漁村地域の地域コミュニティに求めること

 居住地域の認識について「どちらかというと農山漁村地域」、「農山漁村地域」と答えた者(611人)に、農山漁村地域の集落や自治会といった地域コミュニティに求めるものは何か聞いたところ、「地域の信頼感・連帯感の醸成」を挙げた者の割合が45.8%、「防災・防犯対策」を挙げた者の割合が45.7%、「高齢者・子どもの見守り」を挙げた者の割合が45.2%、「公民館、農道、用排水路、共同利用場所などの維持管理」を挙げた者の割合が38.5%などの順となっている。(複数回答、上位4項目)
 性別に見ると、「地域の信頼感・連帯感の醸成」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。(図22表22(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表22-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

[目次]  [戻る]  [次へ]
Copyright© Cabinet Office, Government Of Japan. All Rights Reserved.

内閣府大臣官房政府広報室 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(代表)