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2ページ目-農山漁村に関する世論調査(令和3年6月調査)

2021年10月1日掲載

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1.農村地域について

(1) 農村地域の持つ役割に対する意識

 農村地域の持つ役割の中で、どのようなものが特に重要だと思うか聞いたところ、「食料を生産する場としての役割」を挙げた者の割合が86.5%と最も高く、以下、「多くの生物が生息できる環境の保全や良好な景観を形成する役割」(63.9%)、「地域の人々が働き、かつ生活する場としての役割」(60.7%)、「水資源を貯え、土砂崩れや洪水などの災害を防止する役割」(45.3%)などの順となっている。(複数回答、上位4項目)
 都市規模別に見ると、「食料を生産する場としての役割」、「多くの生物が生息できる環境の保全や良好な景観を形成する役割」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「地域の人々が働き、かつ生活する場としての役割」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「地域の人々が働き、かつ生活する場としての役割」を挙げた者の割合は50歳代で、「水資源を貯え、土砂崩れや洪水などの災害を防止する役割」を挙げた者の割合は60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図1表1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表1-参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表1-参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(2) 「農業の多面的機能」の認知度

 農業には食料生産だけでなく、国土保全、雨水を土壌中へ蓄え、河川へ流れる量を安定させる機能、景観形成などの機能があり、これを「農業の多面的機能」という。この「農業の多面的機能」という言葉を知っていたか聞いたところ、「知っていた」とする者の割合が28.6%(「知っていた」24.5%+「内容も知っていた」4.1%)、「知らなかった」と答えた者の割合が69.9%となっている。
 都市規模別に見ると、「知っていた」とする者の割合は町村で高くなっている。
 性別に見ると、「知っていた」とする者の割合は男性で、「知らなかった」と答えた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「知っていた」とする者の割合は70歳以上で、「知らなかった」と答えた者の割合は18~29歳から40歳代で、それぞれ高くなっている。(図2表2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表2-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(3) 農業・農村地域への関わりに対する意識

 近年、我が国では農業の停滞、農村の過疎化・高齢化が進んでいる。農業の停滞や過疎化・高齢化などにより活力が低下した農村地域に対して、どのように関わりたいと思うか聞いたところ、「積極的にそのような地域(集落)に行って協力したい」と答えた者の割合が4.6%、「機会があればそのような地域(集落)に行って協力してみたい」と答えた者の割合が68.3%、「地域のことは地域で行うべきであり協力したいとは思わない」と答えた者の割合が23.9%となっている。
 都市規模別に見ると、「地域のことは地域で行うべきであり協力したいとは思わない」と答えた者の割合は小都市で高くなっている。
 性別に見ると、「機会があればそのような地域(集落)に行って協力してみたい」と答えた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「機会があればそのような地域(集落)に行って協力してみたい」と答えた者の割合は40歳代で、「地域のことは地域で行うべきであり協力したいとは思わない」と答えた者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図3表3(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表3-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(4) 農業体験への関心

 農村地域に滞在しなくともお住まいの近くに、体験農園などの農業体験ができる施設ができたら、行きたいと思うか聞いたところ、「行きたい」とする者の割合が61.3%(「行きたい」18.6%+「どちらかというと行きたい」42.7%)、「行きたくない」とする者の割合が37.7%(「どちらかというと行きたくない」28.5%+「行きたくない」9.2%)となっている。
 都市規模別に見ると、「行きたい」とする者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「行きたい」とする者の割合は女性で、「行きたくない」とする者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「行きたい」とする者の割合は30歳代で高くなっている。(図4表4(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

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