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3ページ目-家族の法制に関する世論調査(令和3年12月調査)

2022年3月25日掲載

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2.婚姻した場合の名字・姓に対する考え方

(1) 家族と名字・姓に対する意識

 名字・姓とは、どういうものだと思うか聞いたところ、「先祖から受け継がれてきた名称」を挙げた者の割合が45.8%、「他の人と区別して自分を表す名称の一部」を挙げた者の割合が42.9%と高く、以下、「夫婦を中心にした家族の名称」(31.2%)、「単なる名称にとどまらない、自分が自分であることや人格の基礎」(18.5%)の順となっている。(複数回答)
 都市規模別に見ると、「先祖から受け継がれてきた名称」を挙げた者の割合は小都市、町村で高くなっている。
 性別に見ると、「先祖から受け継がれてきた名称」を挙げた者の割合は男性で、「夫婦を中心にした家族の名称」、「単なる名称にとどまらない、自分が自分であることや人格の基礎」を挙げた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「先祖から受け継がれてきた名称」、「夫婦を中心にした家族の名称」を挙げた者の割合は70歳以上で、「他の人と区別して自分を表す名称の一部」を挙げた者の割合は18~29歳で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「先祖から受け継がれてきた名称」を挙げた者の割合は男性の60歳代、70歳以上で、「他の人と区別して自分を表す名称の一部」を挙げた者の割合は男性の18~29歳で、「夫婦を中心にした家族の名称」を挙げた者の割合は女性の60歳代、70歳以上で、「単なる名称にとどまらない、自分が自分であることや人格の基礎」を挙げた者の割合は女性の60歳代で、それぞれ高くなっている。(図2表2(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます表2-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(2) 婚姻による名字・姓の変更により生ずる不便・不利益

 現在の制度では、婚姻によって、夫婦のどちらかが必ず名字・姓を変えなければならないことになっている。このことにより、名字・姓を変えた人に何らかの不便・不利益があると思うか聞いたところ、「何らかの不便・不利益があると思う」と答えた者の割合が52.1%、「何らの不便・不利益もないと思う」と答えた者の割合が47.5%となっている。
 都市規模別に見ると、「何らかの不便・不利益があると思う」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「何らかの不便・不利益があると思う」と答えた者の割合は女性で、「何らの不便・不利益もないと思う」と答えた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「何らかの不便・不利益があると思う」と答えた者の割合は18~29歳から50歳代で、「何らの不便・不利益もないと思う」と答えた者の割合は60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「何らかの不便・不利益があると思う」と答えた者の割合は男性の30歳代、40歳代、女性の18~29歳から50歳代で、「何らの不便・不利益もないと思う」と答えた者の割合は男性の70歳以上、女性の60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図3表3(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表3-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 

 ア 不便・不利益の具体的内容

 「何らかの不便・不利益があると思う」と答えた者(1,503人)に、何らかの不便・不利益があると思うとの意見の中において、不便・不利益になると思うものを聞いたところ、「名字・姓を変更した側のみに名義変更の負担があるなど、日常生活上の不便・不利益がある」を挙げた者の割合が83.1%と最も高く、以下、「仕事の実績が引き継がれないなど、職業生活上の不便・不利益がある」(34.5%)、「実家の名字・姓を残せなくなることなどから、婚姻の妨げになる」(27.9%)、「自己喪失感が生じたり、プライバシーが公になったりすることにより心理的負担が生ずる」(13.5%)の順となっている。(複数回答)
 都市規模別に見ると、「名字・姓を変更した側のみに名義変更の負担があるなど、日常生活上の不便・不利益がある」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「名字・姓を変更した側のみに名義変更の負担があるなど、日常生活上の不便・不利益がある」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「名字・姓を変更した側のみに名義変更の負担があるなど、日常生活上の不便・不利益がある」を挙げた者の割合は30歳代、40歳代で、「仕事の実績が引き継がれないなど、職業生活上の不便・不利益がある」を挙げた者の割合は50歳代から70歳以上で、「実家の名字・姓を残せなくなることなどから、婚姻の妨げになる」を挙げた者の割合は50歳代で、それぞれ高くなっている。(図4表4(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます

 

 イ 婚姻前の名字・姓の通称使用

 「何らかの不便・不利益があると思う」と答えた者(1,503人)に、婚姻をして名字・姓を変えても、不便・不利益がなくなるようにするため、婚姻前の名字・姓を通称として使えばよいという考え方があるが、このような考え方について、どのように思うか聞いたところ、「通称を使うことができれば、不便・不利益がなくなると思う」と答えた者の割合が37.1%、「通称を使うことができても、それだけでは、対処しきれない不便・不利益があると思う」と答えた者の割合が59.3%となっている。
 都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
 性別に見ると、「通称を使うことができれば、不便・不利益がなくなると思う」と答えた者の割合は男性で、「通称を使うことができても、それだけでは、対処しきれない不便・不利益があると思う」と答えた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「通称を使うことができれば、不便・不利益がなくなると思う」と答えた者の割合は18~29歳、70歳以上で、「通称を使うことができても、それだけでは、対処しきれない不便・不利益があると思う」と答えた者の割合は40歳代で、それぞれ高くなっている。(図5表5(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表5-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(3) 婚姻による名字・姓の変更に対する意識

 婚姻によって、自分の名字・姓が相手の名字・姓に変わったとした場合、どのような感じを持つと思うか聞いたところ、「名字・姓が変わったことで、新たな人生が始まるような喜びを感じると思う」を挙げた者の割合が54.1%と最も高く、以下、「相手と一体となったような喜びを感じると思う」(39.7%)、「名字・姓が変わったことに違和感を持つと思う」(25.6%)などの順となっている。なお、「何も感じないと思う」と答えた者の割合が11.1%となっている。(複数回答、上位3項目)
 性別に見ると、「名字・姓が変わったことで、新たな人生が始まるような喜びを感じると思う」を挙げた者の割合は女性で、「名字・姓が変わったことに違和感を持つと思う」を挙げた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「名字・姓が変わったことで、新たな人生が始まるような喜びを感じると思う」を挙げた者の割合は70歳以上で、「相手と一体となったような喜びを感じると思う」を挙げた者の割合は30歳代で、「名字・姓が変わったことに違和感を持つと思う」を挙げた者の割合は18~29歳から40歳代で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「名字・姓が変わったことで、新たな人生が始まるような喜びを感じると思う」を挙げた者の割合は女性の50歳代から70歳以上で、「相手と一体となったような喜びを感じると思う」を挙げた者の割合は女性の18~29歳、30歳代で、「名字・姓が変わったことに違和感を持つと思う」を挙げた者の割合は男性の30歳代、40歳代、女性の18~29歳、30歳代で、それぞれ高くなっている。(図6表6(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます表6-参考(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(4) 婚姻の届出をしないこととの関係

 婚姻の届出をしていない男女の中には、婚姻の届出をしている夫婦と全く同じ生活をしている人たちがいる。そのような人たちの中に、双方がともに名字・姓を変えたくないという理由で、婚姻の届出をしない人がいると思うか聞いたところ、「いると思う」と答えた者の割合が81.7%、「いないと思う」と答えた者の割合が17.7%となっている。
 都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
 性別に見ると、「いると思う」と答えた者の割合は女性で、「いないと思う」と答えた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「いないと思う」と答えた者の割合は70歳以上で高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「いると思う」と答えた者の割合は女性の18~29歳から50歳代で、「いないと思う」と答えた者の割合は男性の50歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図7表7(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表7-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(5) 家族の一体感・きずな

 夫婦・親子の名字・姓が違うことによる、夫婦を中心とする家族の一体感・きずなへの影響の有無について、どのように思うか聞いたところ、「家族の一体感・きずなが弱まると思う」と答えた者の割合が37.8%、「家族の一体感・きずなには影響がないと思う」と答えた者の割合が61.6%となっている。
 都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
 性別に見ると、「家族の一体感・きずなが弱まると思う」と答えた者の割合は男性で、「家族の一体感・きずなには影響がないと思う」と答えた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「家族の一体感・きずなが弱まると思う」と答えた者の割合は70歳以上で、「家族の一体感・きずなには影響がないと思う」と答えた者の割合は18~29歳から40歳代で、それぞれ高くなっている。(図8表8(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表8-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(6) 配偶者の父母との関係

 夫婦の名字・姓が違うことによる、配偶者の父母との関係への影響の有無について、どのように思うか聞いたところ、「配偶者の父母との関係を大切にしなくなるといった影響があると思う」と答えた者の割合が19.2%、「配偶者の父母との関係には影響はないと思う」と答えた者の割合が80.3%となっている。
 都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると、「配偶者の父母との関係を大切にしなくなるといった影響があると思う」と答えた者の割合は70歳以上で、「配偶者の父母との関係には影響はないと思う」と答えた者の割合は18~29歳、40歳代で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「配偶者の父母との関係を大切にしなくなるといった影響があると思う」と答えた者の割合は女性の70歳以上で、「配偶者の父母との関係には影響はないと思う」と答えた者の割合は男性の40歳代、女性の18~29歳で、それぞれ高くなっている。(図9表9(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表9-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(7) 子どもへの影響

 夫婦の名字・姓が違うことによる、夫婦の間の子どもへの影響の有無について、どのように思うか聞いたところ、「子どもにとって好ましくない影響があると思う」と答えた者の割合が69.0%、「子どもに影響はないと思う」と答えた者の割合が30.3%となっている。
 都市規模別に見ると、「子どもにとって好ましくない影響があると思う」と答えた者の割合は町村で高くなっている。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると、「子どもにとって好ましくない影響があると思う」と答えた者の割合は70歳以上で高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「子どもにとって好ましくない影響があると思う」と答えた者の割合は女性の70歳以上で、「子どもに影響はないと思う」と答えた者の割合は女性の40歳代で、それぞれ高くなっている。(図10表10(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表10-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 

 ア 子どもへの影響の具体的内容

 「子どもにとって好ましくない影響があると思う」と答えた者(1,989人)に、夫婦の間の子どもにとって好ましくない影響があるとの意見の中において、影響があると思うものを聞いたところ、「友人から親と名字・姓が異なることを指摘されて、嫌な思いをするなどして、対人関係で心理的負担が生じる」を挙げた者の割合が78.6%と最も高く、以下、「名字・姓の異なる親との関係で違和感や不安感を覚える」(60.1%)、「家族の一体感が失われて子の健全な育成が阻害される」(23.1%)の順となっている。(複数回答)
 都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
 性別に見ると、「友人から親と名字・姓が異なることを指摘されて、嫌な思いをするなどして、対人関係で心理的負担が生じる」を挙げた者の割合は女性で、「家族の一体感が失われて子の健全な育成が阻害される」を挙げた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「友人から親と名字・姓が異なることを指摘されて、嫌な思いをするなどして、対人関係で心理的負担が生じる」を挙げた者の割合は18~29歳、40歳代で、「家族の一体感が失われて子の健全な育成が阻害される」を挙げた者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。(図11表11(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます

(8) 選択的夫婦別姓制度

 現在の制度である夫婦同姓制度を維持すること、選択的夫婦別姓制度を導入すること及び旧姓の通称使用についての法制度を設けることについて、どのように思うか聞いたところ、「現在の制度である夫婦同姓制度を維持した方がよい」と答えた者の割合が27.0%、「現在の制度である夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用についての法制度を設けた方がよい」と答えた者の割合が42.2%、「選択的夫婦別姓制度を導入した方がよい」と答えた者の割合が28.9%となっている。
 性別に見ると、「現在の制度である夫婦同姓制度を維持した方がよい」と答えた者の割合は男性で、「選択的夫婦別姓制度を導入した方がよい」と答えた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「現在の制度である夫婦同姓制度を維持した方がよい」と答えた者の割合は70歳以上で、「現在の制度である夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用についての法制度を設けた方がよい」と答えた者の割合は30歳代、50歳代、60歳代で、「選択的夫婦別姓制度を導入した方がよい」と答えた者の割合は18~29歳から40歳代で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「現在の制度である夫婦同姓制度を維持した方がよい」と答えた者の割合は男性の70歳以上、女性の70歳以上で、「現在の制度である夫婦同姓制度を維持した上で、旧姓の通称使用についての法制度を設けた方がよい」と答えた者の割合は男性の30歳代、女性の60歳代で、「選択的夫婦別姓制度を導入した方がよい」と答えた者の割合は女性の18~29歳から50歳代で、それぞれ高くなっている。(図12表12(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表12-参考1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表12-参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表12-参考3(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表12-参考4(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 

 ア 別姓の希望

 「選択的夫婦別姓制度を導入した方がよい」と答えた者(833人)に、選択的夫婦別姓制度に変わった場合を想定した上で、夫婦でそれぞれの婚姻前の名字・姓を名乗ることを希望するか聞いたところ、「希望する」と答えた者の割合が30.4%、「希望しない」と答えた者の割合が28.9%、「どちらともいえない」と答えた者の割合が38.4%となっている。
 性別に見ると、大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると、「希望しない」と答えた者の割合は30歳代で、「どちらともいえない」と答えた者の割合は60歳代で、それぞれ高くなっている。(図13表13(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表13-参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表13-参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表13-参考3(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(9) 別姓夫婦の子どもの名字・姓

 選択的夫婦別姓制度に変わった場合を想定した上で、それぞれの婚姻前の名字・姓を名乗っている夫婦に二人以上の子どもがいる場合、きょうだいの名字・姓が異なってもよいという考え方について、どのように考えるか聞いたところ、「きょうだいの名字・姓が異なってもかまわない」と答えた者の割合が13.8%、「きょうだいの名字・姓は同じにするべきである」と答えた者の割合が63.5%、「どちらともいえない」と答えた者の割合が21.2%となっている。
 都市規模別に見ると、「きょうだいの名字・姓が異なってもかまわない」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「きょうだいの名字・姓は同じにするべきである」と答えた者の割合は男性で、「どちらともいえない」と答えた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「きょうだいの名字・姓が異なってもかまわない」と答えた者の割合は18~29歳、30歳代で、「きょうだいの名字・姓は同じにするべきである」と答えた者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「きょうだいの名字・姓が異なってもかまわない」と答えた者の割合は男性の18~29歳、女性の18~29歳、30歳代で、「きょうだいの名字・姓は同じにするべきである」と答えた者の割合は男性の70歳以上、女性の70歳以上で、「どちらともいえない」と答えた者の割合は女性の30歳代から50歳代で、それぞれ高くなっている。(図14表14(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表14-参考(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

 

 ア 別姓夫婦の子どもの成年後の名字・姓

 「きょうだいの名字・姓は同じにするべきである」と答えた者(1,830人)に、子どもが成年に達した時には、それまでと異なる父または母の名字・姓に変えることができるという考え方について、どのように考えるか聞いたところ、「成年に達するまでの名字・姓を変えない方がよい」と答えた者の割合が51.4%、「変えることができるとしてもかまわない」と答えた者の割合が35.6%、「どちらともいえない」と答えた者の割合が12.0%となっている。
 都市規模別に見ると、大きな差異は見られない。
 性別に見ると、「成年に達するまでの名字・姓を変えない方がよい」と答えた者の割合は男性で、「どちらともいえない」と答えた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「成年に達するまでの名字・姓を変えない方がよい」と答えた者の割合は70歳以上で、「変えることができるとしてもかまわない」と答えた者の割合は18~29歳、30歳代、50歳代で、「どちらともいえない」と答えた者の割合は18~29歳で、それぞれ高くなっている。(図15表15(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表15-参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

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