• 環境・自然

2ページ目-環境問題に関する世論調査(令和元年8月調査)

2019年10月25日掲載

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1.プラスチックごみ問題

(1) プラスチックごみ問題への関心度

 プラスチックごみによる海の汚染などのプラスチックごみ問題に関心があるか聞いたところ、「関心がある」とする者の割合が89.0%(「非常に関心がある」33.5%+「ある程度関心がある」55.5%)、「関心がない」とする者の割合が10.9%(「あまり関心がない」9.1%+「まったく関心がない」1.7%)となっている。
 都市規模別に見ると、「関心がない」とする者の割合は小都市で高くなっている。
 年齢別に見ると、「関心がある」とする者の割合は50歳代から70歳以上で、「関心がない」とする者の割合は18~29歳、30歳代で、それぞれ高くなっている。(図1表1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(2) プラスチックごみ問題への認識

 プラスチックごみによる海の汚染について、どのようなことを知っているか聞いたところ、「海や海岸に捨てられたプラスチックごみにより汚染が生じていること」を挙げた者の割合が84.0%、「海の生物がプラスチックごみに絡まったり誤飲することで、傷ついたり死んだりしていること」を挙げた者の割合が78.2%と高く、以下、「海の生物が小さなプラスチック粒を誤飲するなど生態系に影響が生じていること」(66.5%)、「プラスチックごみが、海岸に漂着し、景観が悪化するなど観光業に悪影響が生じていること」(61.2%)、「川や街、農地に捨てられたプラスチックごみが海に流出することで汚染が生じていること」(59.4%)などの順となっている。(複数回答、上位5項目)
 性別に見ると、「海や海岸に捨てられたプラスチックごみにより汚染が生じていること」、「海の生物が小さなプラスチック粒を誤飲するなど生態系に影響が生じていること」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。(図2表2(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(3) 過剰だと思うプラスチック製容器包装・製品

 プラスチックを使用した様々な商品やサービスの中で、過剰だと思うものはあるか聞いたところ、「お弁当で使う使い捨て小分け用容器や飾り」を挙げた者の割合が50.3%、「レジ袋」を挙げた者の割合が50.1%、「通販などで使用される包装、緩衝材」を挙げた者の割合が45.8%、「飲み物と一緒に提供されるストロー・かき混ぜ棒」を挙げた者の割合が44.8%などの順となっている。(複数回答、上位4項目)
 都市規模別に見ると、「飲み物と一緒に提供されるストロー・かき混ぜ棒」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「お弁当で使う使い捨て小分け用容器や飾り」、「レジ袋」、「通販などで使用される包装、緩衝材」、「飲み物と一緒に提供されるストロー・かき混ぜ棒」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「お弁当で使う使い捨て小分け用容器や飾り」、「飲み物と一緒に提供されるストロー・かき混ぜ棒」を挙げた者の割合は60歳代で、「レジ袋」を挙げた者の割合は70歳以上で、「通販などで使用される包装、緩衝材」を挙げた者の割合は40歳代で、それぞれ高くなっている。(図3表3(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(4) プラスチックごみ問題解決に向けた取組

 プラスチックごみ問題を悪化させないために、今後どのようなことに取り組んでいきたいと思うか聞いたところ、「マイバッグを持参するなど、できる限りレジ袋を受け取らない」を挙げた者の割合が56.3%、「ポイ捨て・不法投棄はしない」を挙げた者の割合が53.1%、「ルールに従って、ごみを正しく分別する」を挙げた者の割合が52.2%と高く、以下、「できる限りスプーンなどの食器・ストロー・おしぼり・アメニティグッズを受け取らない」(41.1%)、「マイボトルを持参するなど、使い捨ての飲料容器(ペットボトルなど)をできる限り使用しない」(38.0%)などの順となっている。(複数回答、上位5項目)
 都市規模別に見ると、「ポイ捨て・不法投棄はしない」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると、「できる限りスプーンなどの食器・ストロー・おしぼり・アメニティグッズを受け取らない」、「マイボトルを持参するなど、使い捨ての飲料容器(ペットボトルなど)をできる限り使用しない」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「マイバッグを持参するなど、できる限りレジ袋を受け取らない」を挙げた者の割合は70歳以上で、「ポイ捨て・不法投棄はしない」、「ルールに従って、ごみを正しく分別する」を挙げた者の割合は60歳代で、「できる限りスプーンなどの食器・ストロー・おしぼり・アメニティグッズを受け取らない」を挙げた者の割合は50歳代、60歳代で、「マイボトルを持参するなど、使い捨ての飲料容器(ペットボトルなど)をできる限り使用しない」を挙げた者の割合は50歳代で、それぞれ高くなっている。(図4表4(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(5) 代替製品の購入条件

 普段の買い物の際、どのような条件が合えば、代替製品を購入してもよいと思うか聞いたところ、「価格と品質ともに、こだわらず代替製品を購入」と答えた者の割合が13.7%、「従来品と比べて、品質が同等以上であれば、多少価格が高くても購入」と答えた者の割合が22.9%、「従来品と比べて、価格が同じか安ければ、多少品質が低くても購入」と答えた者の割合が20.8%、「従来品と比べて、品質も価格も同等であれば購入」と答えた者の割合が35.5%、「代替製品を購入してもよいとは思わない」と答えた者の割合が3.4%となっている。
 性別に見ると、「価格と品質ともに、こだわらず代替製品を購入」と答えた者の割合は男性で、「従来品と比べて、品質も価格も同等であれば購入」と答えた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「価格と品質ともに、こだわらず代替製品を購入」と答えた者の割合は60歳代で、「従来品と比べて、価格が同じか安ければ、多少品質が低くても購入」と答えた者の割合は18~29歳、30歳代で、「従来品と比べて、品質も価格も同等であれば購入」と答えた者の割合は50歳代で、それぞれ高くなっている。(図5表5(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

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