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世論調査内閣府

世論調査 >  平成30年度 >  生涯学習に関する世論調査 > 2 調査結果の概要

1.生涯学習の状況などについて

(1) この1年間の学習の形式

 この1年くらいの間に、どのような場所や形態で学習をしたことがあるか聞いたところ、「学習したことがある」とする者の割合が58.4%となっており、その内容として「インターネット」を挙げた者の割合が22.6%、「職場の教育、研修」を挙げた者の割合が21.5%と高く、以下、「自宅での学習活動(書籍など)」(17.8%)、「テレビやラジオ」(14.5%)、「図書館、博物館、美術館」(13.8%)などの順となっている。なお、「学習をしたことがない」と答えた者の割合が41.3%となっている。(複数回答、上位5項目)
 性別に見ると、「インターネット」、「職場の教育、研修」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「学習したことがある」とする者の割合は18~29歳から40歳代で、「インターネット」、「職場の教育、研修」を挙げた者の割合は18~29歳から50歳代で、「自宅での学習活動(書籍など)」を挙げた者の割合は18~29歳、50歳代で、「テレビやラジオ」を挙げた者の割合は50歳代で、「図書館、博物館、美術館」を挙げた者の割合は18~29歳で、それぞれ高くなっている。(図1表1(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます表1-参考1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表1-参考2(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

 ア 学習をした理由

 この1年くらいの間に、「学習したことがある」とする者(999人)に、学習した理由を聞いたところ、「教養を深めるため」を挙げた者の割合が37.1%、「人生を豊かにするため」を挙げた者の割合が36.2%、「現在の、または当時就いていた仕事において必要性を感じたため」を挙げた者の割合が32.7%、「家庭や日常生活に生かすため」を挙げた者の割合が32.1%、「健康の維持・増進のため」を挙げた者の割合が29.9%などの順となっている。(複数回答、上位5項目)
 都市規模別に見ると、「人生を豊かにするため」、「現在の、または当時就いていた仕事において必要性を感じたため」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「現在の、または当時就いていた仕事において必要性を感じたため」を挙げた者の割合は男性で、「家庭や日常生活に生かすため」、「健康の維持・増進のため」を挙げた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。(図2表2(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます表2-参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表2-参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 イ 学習成果の活用状況

 この1年くらいの間に、「学習したことがある」とする者(999人)に、学習した成果をどのように生かしているか。あるいは生かせると思うか聞いたところ、「生かしている(生かせる)」とする者の割合が94.8%となっており、その内容として「自分の人生を豊かにしている(生かせる)」を挙げた者の割合が50.5%、「仕事や就職の上で生かしている(生かせる)(例:仕事で役立つスキルや資格を身につけた、給与面で優遇を受けた、就職活動に役立ったなど)」を挙げた者の割合が47.9%と高く、以下、「家庭や日常の生活に生かしている(生かせる)」(40.0%)、「健康の維持・増進に役立っている(生かせる)」(31.5%)などの順となっている。(複数回答、上位4項目)
 都市規模別に見ると、「自分の人生を豊かにしている(生かせる)」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「仕事や就職の上で生かしている(生かせる)(例:仕事で役立つスキルや資格を身につけた、給与面で優遇を受けた、就職活動に役立ったなど)」を挙げた者の割合は男性で、「家庭や日常の生活に生かしている(生かせる)」、「健康の維持・増進に役立っている(生かせる)」を挙げた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「自分の人生を豊かにしている(生かせる)」、「健康の維持・増進に役立っている(生かせる)」を挙げた者の割合は60歳代、70歳以上で、「仕事や就職の上で生かしている(生かせる)(例:仕事で役立つスキルや資格を身につけた、給与面で優遇を受けた、就職活動に役立ったなど)」を挙げた者の割合は18~29歳から50歳代で、それぞれ高くなっている。(図3表3(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます表3-参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表3-参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表3-参考3(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

 ウ 学習をしない理由

 この1年くらいの間に、「学習をしたことがない」と答えた者(707人)に、学習したことがない理由を聞いたところ、「仕事が忙しくて時間がない」を挙げた者の割合が33.4%、「特に必要がない」を挙げた者の割合が31.1%などの順となっている。(複数回答、上位2項目)
 性別に見ると、「特に必要がない」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。(図4表4(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます表4-参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表4-参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表4-参考3(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(2) 今後学習したい内容

 これから学習するとすればどのようなことを学習したいか聞いたところ、「学習したい」とする者の割合が82.3%となっており、その内容として「趣味的なもの(音楽、美術、華道、舞踊、書道、レクリエーション活動など)」を挙げた者の割合が39.3%と最も高く、以下、「健康・スポーツ(健康法、医学、栄養、ジョギング、水泳など)」(34.0%)、「職業上必要な知識・技能(仕事に関係のある知識の習得や資格の取得など)」(31.1%)、「家庭生活に役立つ技能(料理、洋裁、和裁、編み物など)」(23.4%)、「教養的なもの(文学、歴史、科学、語学など)」(22.6%)などの順となっている。なお、「学習をしたいとは思わない」と答えた者の割合が10.8%となっている。(複数回答、上位5項目)
 都市規模別に見ると、「学習したい」とする者、「趣味的なもの(音楽、美術、華道、舞踊、書道、レクリエーション活動など)」、「教養的なもの(文学、歴史、科学、語学など)」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「趣味的なもの(音楽、美術、華道、舞踊、書道、レクリエーション活動など)」、「家庭生活に役立つ技能(料理、洋裁、和裁、編み物など)」を挙げた者の割合は女性で、「職業上必要な知識・技能(仕事に関係のある知識の習得や資格の取得など)」、「教養的なもの(文学、歴史、科学、語学など)」を挙げた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「学習したい」とする者、「職業上必要な知識・技能(仕事に関係のある知識の習得や資格の取得など)」を挙げた者の割合は18~29歳から50歳代で、「趣味的なもの(音楽、美術、華道、舞踊、書道、レクリエーション活動など)」、「教養的なもの(文学、歴史、科学、語学など)」を挙げた者の割合は50歳代で、「健康・スポーツ(健康法、医学、栄養、ジョギング、水泳など)」を挙げた者の割合は50歳代、60歳代で、「家庭生活に役立つ技能(料理、洋裁、和裁、編み物など)」を挙げた者の割合は30歳代、40歳代で、それぞれ高くなっている。(図5表5(CSV形式:5KB)別ウインドウで開きます表5-参考1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表5-参考2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表5-参考3(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(3) 今後の情報収集の方法

 これから学習するとすれば、どこから情報収集を行うか聞いたところ、「新聞、雑誌」を挙げた者の割合が39.7%と最も高く、以下、「テレビやラジオ」(32.0%)、「学校などのウェブサイトや講座情報の検索サイト」(28.1%)、「友人・知人や過去の受講者の評判・口コミ」(25.4%)などの順となっている。なお、「特にない」と答えた者の割合が11.5%となっている。(複数回答、上位4項目)
 都市規模別に見ると、「学校などのウェブサイトや講座情報の検索サイト」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「友人・知人や過去の受講者の評判・口コミ」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「新聞、雑誌」を挙げた者の割合は50歳代、60歳代で、「テレビやラジオ」を挙げた者の割合は60歳代で、「学校などのウェブサイトや講座情報の検索サイト」を挙げた者の割合は18~29歳から50歳代で、それぞれ高くなっている。(図6表6(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます表6-参考1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表6-参考2(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表6-参考3(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます表6-参考4(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

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