1.救急車の利用について
(1) 救急通報の有無
救急車を呼んだことや、誰かに呼んでもらったことがあるか聞いたところ、「ある」と答えた者の割合が44.9%、「ない」と答えた者の割合が55.1%となっている。
都市規模別に見ると、「ある」と答えた者の割合は小都市で高くなっている。
性別に見ると、大きな差異は見られない。
年齢別に見ると、「ある」と答えた者の割合は50歳代で、「ない」と答えた者の割合は18~29歳で、それぞれ高くなっている。(図1、表1(CSV形式:2KB),表1参考(CSV形式:1KB))
ア 救急通報した理由
救急車を呼んだことや、誰かに呼んでもらったことが「ある」と答えた者(803人)に、救急車を呼んだのや、誰かに呼んでもらったのは、どのような理由からか聞いたところ、「自力で動ける状態ではなかったから」を挙げた者の割合が52.2%と最も高く、以下、「生命の危険があると思ったから」(41.7%)、「症状が重いか軽いかわからなかったから」(19.4%)、「夜間、休日で病院の診察時間外だったから」(15.2%)などの順となっている。(複数回答、上位4項目)
性別に見ると、大きな差異は見られない。(図2、表2(CSV形式:3KB))