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6ページ目-科学技術と社会に関する世論調査(平成29年9月調査)

2017年11月27日掲載

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5.女性科学者の進出に向けた国民の意識

(1) 女性科学者の割合が低い理由

 日本は、科学者に占める女性の割合が特に低い水準にあるが、その理由は何だと思うか聞いたところ、「出産や育児による研究の中断からの復職は難しいと思うから」を挙げた者の割合が68.2%と最も高く、以下、「科学者の職場では、女性は孤立・苦労しそうだから」(36.8%)、「女性は、理科、数学、科学などに向かない、というイメージがあるから」(25.1%)、「あこがれたり、尊敬できる女性科学者が少ないから」(24.9%)などの順となっている。(複数回答、上位4項目)
 都市規模別に見ると、「科学者の職場では、女性は孤立・苦労しそうだから」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「出産や育児による研究の中断からの復職は難しいと思うから」、「科学者の職場では、女性は孤立・苦労しそうだから」、「女性は、理科、数学、科学などに向かない、というイメージがあるから」を挙げた者の割合は女性で、「あこがれたり、尊敬できる女性科学者が少ないから」を挙げた者の割合は男性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「科学者の職場では、女性は孤立・苦労しそうだから」を挙げた者の割合は30歳代、50歳代で、「あこがれたり、尊敬できる女性科学者が少ないから」を挙げた者の割合は30歳代で、それぞれ高くなっている。(図15表15(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます

(2) 女性科学者を増やすために力を入れること

 日本の科学者や技術者に占める女性の割合を増やすために、今後、国はどのようなことに力を入れて行くべきと思うか聞いたところ、「子育てや介護中であっても研究が続けられるよう支援する」を挙げた者の割合が69.8%と最も高く、以下、「子育てや介護などでいったん辞めた科学者や技術者の再就職を支援する」(59.8%)、「従来、女性が少なかった分野(工学など)への女性の進出を支援する」(43.5%)、「大学や研究開発機関などの教授や管理職への女性の登用を支援する」(40.8%)などの順となっている。(複数回答、上位4項目)
 性別に見ると、「子育てや介護中であっても研究が続けられるよう支援する」、「子育てや介護などでいったん辞めた科学者や技術者の再就職を支援する」、「大学や研究開発機関などの教授や管理職への女性の登用を支援する」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「子育てや介護中であっても研究が続けられるよう支援する」、「子育てや介護などでいったん辞めた科学者や技術者の再就職を支援する」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で、「大学や研究開発機関などの教授や管理職への女性の登用を支援する」を挙げた者の割合は60歳代で、それぞれ高くなっている。(図16表16(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます

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