5.文化交流
(1) 文化交流で重点を置くべき分野
諸外国との文化交流を進める上で、どの分野に重点を置くべきだと思うか聞いたところ、「青少年・留学生の交流(次世代を担う若者の交流)」を挙げた者の割合が59.5%、「スポーツ交流」を挙げた者の割合が55.9%と高く、以下、「伝統的日本文化の紹介(生け花、お茶、歌舞伎など)」(44.2%)、「学者、芸術家、文化人などの交流」(37.3%)、「海外の遺跡・文化財などの保存や各国の文化振興のための協力」(33.8%)などの順となっている。(複数回答、上位5項目)
都市規模別に見ると、「青少年・留学生の交流(次世代を担う若者の交流)」、「スポーツ交流」、「伝統的日本文化の紹介(生け花、お茶、歌舞伎など)」、「学者、芸術家、文化人などの交流」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると、「伝統的日本文化の紹介(生け花、お茶、歌舞伎など)」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると、「青少年・留学生の交流(次世代を担う若者の交流)」、「スポーツ交流」、「学者、芸術家、文化人などの交流」を挙げた者の割合は50歳代で、「伝統的日本文化の紹介(生け花、お茶、歌舞伎など)」を挙げた者の割合は18~29歳、50歳代で、「海外の遺跡・文化財などの保存や各国の文化振興のための協力」を挙げた者の割合は30歳代、50歳代で、それぞれ高くなっている。(図27、表27(CSV形式:2KB)、表27参考1(CSV形式:2KB)、表27参考2(CSV形式:1KB)、表27参考3(CSV形式:2KB))