4.環境
(1) 自動車の通行により被っている迷惑の種類
お住まいの近くで自動車の通行により,迷惑に感じていることはあるか聞いたところ,「路上駐車」を挙げた者の割合が33.6%と最も高く,以下,「住宅地などの生活道路への通過交通(抜け道として利用する自動車)の流入」(27.1%),「交通事故の危険」(25.2%),「ゴミなどのポイ捨て」(19.7%)などの順となっている。なお,「特にない」と答えた者の割合が26.9%となっている。(複数回答,上位4項目)
年齢別に見ると,「路上駐車」を挙げた者の割合は18~29歳,30歳代で,「住宅地などの生活道路への通過交通(抜け道として利用する自動車)の流入」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で,「交通事故の危険」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「ゴミなどのポイ捨て」を挙げた者の割合は50歳代で,それぞれ高くなっている。(図8,表8(CSV形式:3KB),表8参考1(CSV形式:1KB),表8参考2(CSV形式:1KB),表8参考3(CSV形式:1KB),表8参考4(CSV形式:1KB),表8参考5(CSV形式:1KB),表8参考6(CSV形式:1KB),表8参考7(CSV形式:1KB),表8参考8(CSV形式:1KB))
(2) 大気汚染・騒音等を改善するための道路施策
自動車による大気汚染,二酸化炭素の排出や騒音,振動などの迷惑を改善するために,どのような対策が必要だと思うか聞いたところ, 「ハイブリッド自動車など低公害車の普及を促進する」を挙げた者の割合が48.7%と最も高く,以下,「渋滞を減らして自動車の走行をスムーズにする」(32.5%),「公共交通機関の利用を促進する」(29.1%),「車の走行音を抑える舗装の設置を促進する」(19.9%),「バイパス・環状道路を建設して市街地を迂(う)回させる」(17.7%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
都市規模別に見ると,「渋滞を減らして自動車の走行をスムーズにする」,「公共交通機関の利用を促進する」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「ハイブリッド自動車など低公害車の普及を促進する」,「バイパス・環状道路を建設して市街地を迂(う)回させる」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「ハイブリッド自動車など低公害車の普及を促進する」,「バイパス・環状道路を建設して市街地を迂(う)回させる」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「渋滞を減らして自動車の走行をスムーズにする」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「公共交通機関の利用を促進する」を挙げた者の割合は18~29歳,50歳代で,「車の走行音を抑える舗装の設置を促進する」を挙げた者の割合は40歳代で,それぞれ高くなっている。(図9,表9(CSV形式:3KB),表9参考1(CSV形式:1KB),表9参考2(CSV形式:1KB),表9参考3(CSV形式:1KB),表9参考4(CSV形式:1KB),表9参考5(CSV形式:1KB),表9参考6(CSV形式:1KB),表9参考7(CSV形式:2KB),表9参考8(CSV形式:2KB))