1.日本と諸外国との関係
(1) 日本とアメリカ
ア アメリカに対する親近感
アメリカに親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が83.1%(「親しみを感じる」37.2%+「どちらかというと親しみを感じる」45.8%),「親しみを感じない」とする者の割合が15.8%(「どちらかというと親しみを感じない」10.7%+「親しみを感じない」5.1%)となっている。
都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。(図1,図2,表1-1(CSV形式:2KB),表1-2(CSV形式:3KB))
イ 現在の日本とアメリカとの関係
現在の日本とアメリカとの関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が83.8%(「良好だと思う」23.8%+「まあ良好だと思う」60.1%),「良好だと思わない」とする者の割合が14.0%(「あまり良好だと思わない」12.4%+「良好だと思わない」1.6%)となっている。
前回の調査結果(平成24年10月調査結果をいう)と比較して見ると,「良好だと思う」(79.3%→83.8%)とする者の割合が上昇し,「良好だと思わない」(17.7%→14.0%)とする者の割合が低下している。
都市規模別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は中都市で高くなっている。
性別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は男性で,「良好だと思わない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は40歳代で,「良好だと思わない」とする者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。(図3,図4,表2-1(CSV形式:2KB),表2-2(CSV形式:2KB),表2参考(CSV形式:2KB))
(2) 日本とロシア
ア ロシアに対する親近感
ロシアに親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が22.5%(「親しみを感じる」2.6%+「どちらかというと親しみを感じる」19.9%),「親しみを感じない」とする者の割合が74.8%(「どちらかというと親しみを感じない」49.7%+「親しみを感じない」25.1%)となっている。
前回の調査結果(平成24年10月調査結果をいう)と比較して見ると,「親しみを感じる」(19.5%→22.5%)とする者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
年齢別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は40歳代で高くなっている。(図5,図6,表3-1(CSV形式:2KB),表3-2(CSV形式:3KB))
イ 現在の日本とロシアとの関係
現在の日本とロシアとの関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が30.4%(「良好だと思う」1.4%+「まあ良好だと思う」29.1%),「良好だと思わない」とする者の割合が64.6%(「あまり良好だと思わない」52.7%+「良好だと思わない」12.0%)となっている。
前回の調査結果(平成24年10月調査結果をいう)と比較して見ると,「良好だと思う」(24.9%→30.4%)とする者の割合が上昇し,「良好だと思わない」(69.2%→64.6%)とする者の割合が低下している。
年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は20歳代で,「良好だと思わない」とする者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。(図7,図8,表4-1(CSV形式:2KB),表4-2(CSV形式:3KB))
(3) 日本と中国
ア 中国に対する親近感
中国に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が18.1%(「親しみを感じる」3.6%+「どちらかというと親しみを感じる」14.5%),「親しみを感じない」とする者の割合が80.7%(「どちらかというと親しみを感じない」35.6%+「親しみを感じない」45.1%)となっている。
都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は20歳代で,「親しみを感じない」とする者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。(図9,図10,表5-1(CSV形式:2KB),表5-2(CSV形式:3KB))
イ 現在の日本と中国との関係
現在の日本と中国との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が6.8%(「良好だと思う」0.4%+「まあ良好だと思う」6.3%),「良好だと思わない」とする者の割合が91.0%(「あまり良好だと思わない」36.7%+「良好だと思わない」54.3%)となっている。
前回の調査結果(平成24年10月調査結果をいう)と比較して見ると,「良好だと思う」(4.8%→6.8%)とする者の割合が上昇し,「良好だと思わない」(92.8%→91.0%)とする者の割合が低下している。
年齢別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は50歳代で高くなっている。(図11,図12,表6-1(CSV形式:2KB),表6-2(CSV形式:3KB))
(4) 日本と韓国
ア 韓国に対する親近感
韓国に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が40.7%(「親しみを感じる」8.4%+「どちらかというと親しみを感じる」32.3%),「親しみを感じない」とする者の割合が58.0%(「どちらかというと親しみを感じない」31.7%+「親しみを感じない」26.4%)となっている。
性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は女性で,「親しみを感じない」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は20歳代,40歳代で,「親しみを感じない」とする者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図13,図14,表7-1(CSV形式:2KB),表7-2(CSV形式:3KB))
イ 現在の日本と韓国との関係
現在の日本と韓国との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が21.1%(「良好だと思う」1.4%+「まあ良好だと思う」19.8%),「良好だと思わない」とする者の割合が76.0%(「あまり良好だと思わない」39.2%+「良好だと思わない」36.8%)となっている。
前回の調査結果(平成24年10月調査結果をいう)と比較して見ると,「良好だと思う」(18.4%→21.1%)とする者の割合が上昇し,「良好だと思わない」(78.8%→76.0%)とする者の割合が低下している。
性別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は20歳代で高くなっている。(図15,図16,表8-1(CSV形式:2KB),表8-2(CSV形式:3KB))
(5) 日本とインド
ア インドに対する親近感
インドに親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が46.3%(「親しみを感じる」7.6%+「どちらかというと親しみを感じる」38.7%),「親しみを感じない」とする者の割合が47.5%(「どちらかというと親しみを感じない」29.8%+「親しみを感じない」17.6%)となっている。
都市規模別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は町村で高くなっている。
性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は30歳代,40歳代で高くなっている。(図17,表9-1(CSV形式:2KB),表9-2(CSV形式:1KB),表9参考(CSV形式:2KB))
イ 現在の日本とインドとの関係
現在の日本とインドとの関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が63.6%(「良好だと思う」8.0%+「まあ良好だと思う」55.6%),「良好だと思わない」とする者の割合が27.5%(「あまり良好だと思わない」22.3%+「良好だと思わない」5.1%)となっている。
都市規模別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は大都市で,「良好だと思わない」とする者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は男性で,「良好だと思わない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。(図18,表10-1(CSV形式:2KB),表10-2(CSV形式:1KB),表10参考(CSV形式:2KB))
(6) 東南アジア諸国に対する親近感
東南アジア諸国に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が60.4%(「親しみを感じる」16.1%+「どちらかというと親しみを感じる」44.3%),「親しみを感じない」とする者の割合が35.4%(「どちらかというと親しみを感じない」22.9%+「親しみを感じない」12.4%)となっている。
都市規模別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は町村で高くなっている。
性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は50歳代で,「親しみを感じない」とする者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図19,図20,表11-1(CSV形式:2KB),表11-2(CSV形式:2KB))
(7) 大洋州諸国に対する親近感
大洋州諸国に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が63.9%(「親しみを感じる」18.2%+「どちらかというと親しみを感じる」45.7%),「親しみを感じない」とする者の割合が32.1%(「どちらかというと親しみを感じない」21.5%+「親しみを感じない」10.6%)となっている。
前回の調査結果(平成24年10月調査結果をいう)と比較して見ると,「親しみを感じない」(28.5%→32.1%)とする者の割合が上昇している。
性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は60歳代で,「親しみを感じない」とする者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図21,表12-1(CSV形式:2KB),表12-2(CSV形式:1KB))
(8) ヨーロッパ諸国に対する親近感
ヨーロッパ諸国に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が66.5%(「親しみを感じる」18.8%+「どちらかというと親しみを感じる」47.7%),「親しみを感じない」とする者の割合が30.2%(「どちらかというと親しみを感じない」20.6%+「親しみを感じない」9.7%)となっている。
都市規模別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は大都市で高くなっている。(図22,表13-1(CSV形式:2KB),表13-2(CSV形式:1KB),表13参考1(CSV形式:1KB),表13参考2(CSV形式:2KB),表13参考3(CSV形式:1KB))
(9) 北朝鮮への関心事項
北朝鮮のことについて関心を持っていることを聞いたところ,「日本人拉致問題」を挙げた者の割合が86.4%と最も多く,以下「核問題」(70.0%),「ミサイル問題」(60.8%),「政治体制」(41.8%), 「脱北者問題」(38.6%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
前回の調査結果(平成24年10月調査結果をいう)と比較して見ると,「核問題」(59.1%→70.0%),「ミサイル問題」(49.6%→60.8%),「脱北者問題」(35.1%→38.6%)を挙げた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「政治体制」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「日本人拉致問題」, 「脱北者問題」を挙げた者の割合は女性で, 「核問題」, 「政治体制」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「日本人拉致問題」, 「ミサイル問題」,「脱北者問題」を挙げた者の割合は40歳代で,「核問題」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で, 「政治体制」を挙げた者の割合は50歳代で,それぞれ高くなっている。(図23,表14-1(CSV形式:2KB),表14-2(CSV形式:1KB),表14参考1(CSV形式:2KB),表14参考2(CSV形式:1KB))