5.「イランカラプテ」キャンペーンについて
(1) 「イランカラプテ」キャンペーンの周知度
「イランカラプテ」キャンペーンについて知っていたか聞いたところ,「知っていた」とする者の割合が3.0%(「知っていた」1.1%+「言葉だけは聞いたことがある」1.9%),「知らなかった」と答えた者の割合が95.1%となっている。
都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
年齢別に見ると,「知らなかった」と答えた者の割合は30歳代で高くなっている。(図12,表12(CSV形式:2KB))
ア 「イランカラプテ」キャンペーンについて知ったきっかけ
「イランカラプテ」キャンペーンを「知っていた」,「言葉だけは聞いたことがある」と答えた者(53人)に,「イランカラプテ」キャンペーンを何で知ったか聞いたところ,「テレビ・ラジオ」を挙げた者の割合が39.6%,「雑誌,書籍,パンフレットなど」を挙げた者の割合が24.5%,「新聞」を挙げた者の割合が20.8%,「アイヌの人々との交流,イベントなど」を挙げた者の割合が11.3%などの順となっている。なお,「その他」と答えた者の割合が17.0%となっている。(複数回答,上位4項目)(図13,表13(CSV形式:2KB))
(2) 「イランカラプテ」キャンペーンの取組について
「イランカラプテ」キャンペーンという取組は,アイヌ文化の普及啓発の推進に有効であると思うか聞いたところ,「有効であると思う」とする者の割合が67.0%(「有効であると思う」30.0%+「どちらかというと有効であると思う」37.0%),「有効ではないと思う」とする者の割合が17.3%(「どちらかというと有効ではないと思う」11.5%+「有効ではないと思う」5.8%)となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合が15.6%となっている。
都市規模別に見ると,「有効であると思う」とする者の割合は中都市で高くなっている。
性別に見ると,「有効ではないと思う」とする者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「有効ではないと思う」とする者の割合は20歳代から40歳代で高くなっている。(図14,表14(CSV形式:2KB))