• 共生社会

5ページ目-アイヌ政策に関する世論調査(平成25年10月調査)

2013年12月24日掲載

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4.「民族共生の象徴となる空間」について

(1) 「民族共生の象徴となる空間」の周知度

 国が取り組んでいる「民族共生の象徴となる空間」について知っていたか聞いたところ,「知っていた」とする者の割合が12.6%(「知っていた」5.4%+「言葉だけは聞いたことがある」7.1%),「知らなかった」と答えた者の割合が85.5%となっている。
 都市規模別に見ると,「知らなかった」と答えた者の割合は小都市で高くなっている。
 性別に見ると,「知っていた」とする者の割合は男性で,「知らなかった」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「知っていた」とする者の割合は60歳代で,「知らなかった」と答えた者の割合は20歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。(図8表8(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

 ア 「民族共生の象徴となる空間」について知ったきっかけ

 「民族共生の象徴となる空間」を「知っていた」,「言葉だけは聞いたことがある」と答えた者(219人)に,「民族共生の象徴となる空間」を何で知ったか聞いたところ,「テレビ・ラジオ」を挙げた者の割合が53.4%,「新聞」を挙げた者の割合が46.1%と高く,以下,「雑誌,書籍,パンフレットなど」(26.0%),「アイヌの人々との交流,イベントなど」(12.3%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 性別に見ると,「雑誌,書籍,パンフレットなど」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。(図9表9(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(2) 「民族共生の象徴となる空間」のうち重要だと思う機能

 「民族共生の象徴となる空間」において整備を予定している機能のうち,重要だと思う機能はどれか聞いたところ,「展示・調査研究機能(アイヌの歴史,文化などを紹介したり,調査研究を行う機能)」を挙げた者の割合が44.6%,「文化伝承・人材育成機能(アイヌ文化の伝承や伝承者を人材育成する機能)」を挙げた者の割合が44.5%,「体験交流機能(アイヌの古式舞踊や伝統工芸を体験交流できる機能)」を挙げた者の割合が41.2%と高く,以下,「情報発信機能(アイヌ文化振興に関する取組などを情報発信する拠点としての機能)」(36.5%),「精神文化尊重機能(伝統的儀式などを通じたアイヌの精神文化の理解・尊重を促進する機能)」(36.3%)などの順となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合が11.3%となっている。(複数回答,上位5項目)
 都市規模別に見ると,「展示・調査研究機能(アイヌの歴史,文化などを紹介したり,調査研究を行う機能)」,「文化伝承・人材育成機能(アイヌ文化の伝承や伝承者を人材育成する機能)」,「精神文化尊重機能(伝統的儀式などを通じたアイヌの精神文化の理解・尊重を促進する機能)」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「体験交流機能(アイヌの古式舞踊や伝統工芸を体験交流できる機能)」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「文化伝承・人材育成機能(アイヌ文化の伝承や伝承者を人材育成する機能)」,「精神文化尊重機能(伝統的儀式などを通じたアイヌの精神文化の理解・尊重を促進する機能)」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「体験交流機能(アイヌの古式舞踊や伝統工芸を体験交流できる機能)」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「情報発信機能(アイヌ文化振興に関する取組などを情報発信する拠点としての機能)」を挙げた者の割合は30歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。(図10表10(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます

(3) 「民族共生の象徴となる空間」の取組について

 「民族共生の象徴となる空間」という取組は,アイヌ文化の伝承・共有に有効であると思うか聞いたところ,「有効であると思う」とする者の割合が77.1%(「有効であると思う」37.5%+「どちらかというと有効であると思う」39.6%),「有効ではないと思う」とする者の割合が9.7%(「どちらかというと有効ではないと思う」6.4%+「有効ではないと思う」3.3%)となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合が13.1%となっている。
 性別に見ると,「有効ではないと思う」とする者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「有効であると思う」とする者の割合は30歳代,50歳代で高くなっている。(図11表11(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

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