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2ページ目-アイヌ政策に関する世論調査(平成25年10月調査)

2013年12月24日掲載

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1.アイヌについて

(1) アイヌに関する周知度

 アイヌという民族がいることを知っているか聞いたところ,「知っている」と答えた者の割合が95.3%,「知らない」と答えた者の割合が3.8%となっている。
 都市規模別に見ると,「知っている」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「知っている」と答えた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「知っている」と答えた者の割合は50歳代,60歳代で高くなっている。(図1表1(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

 ア アイヌについて知っている事項(全般)

 アイヌという民族がいることを「知っている」と答えた者(1,663人)に,アイヌについて,どのような事を知っているか聞いたところ,「アイヌの人々が先住民族であるということ」を挙げた者の割合が68.3%,「アイヌが独自の伝統的文化を形成していること」を挙げた者の割合が65.7%と高く,以下,「アイヌの人々が北海道や首都圏など全国各地で暮らしていること」(48.0%),「中世・近世において和人と抗争した,近代の北海道開拓の過程で困窮化したなどの歴史があること」(38.1%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 都市規模別に見ると,「アイヌの人々が先住民族であるということ」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「アイヌの人々が先住民族であるということ」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「アイヌの人々が先住民族であるということ」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代で,「アイヌが独自の伝統的文化を形成していること」を挙げた者の割合は50歳代で,「中世・近世において和人と抗争した,近代の北海道開拓の過程で困窮化したなどの歴史があること」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。(図2表2(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます

 イ アイヌについて知っている事項(文化)

 アイヌという民族がいることを「知っている」と答えた者(1,663人)に,アイヌ文化について,どのような事を知っているか聞いたところ,「衣服や服飾品を彩る独特なアイヌ文様があること」を挙げた者の割合が71.4%と最も高く,以下,「アイヌ語という独自の言語を用いていること」(56.6%),「盆や衣服などアイヌ独自の伝統的な工芸品があること」(46.1%),「伝統的な古式舞踊があること」(45.0%),「口伝えによる豊かな表現で,語り伝えてきた口承文芸・民話があること」(41.9%),「アイヌ独自の民族楽器があること」(41.6%)などの順となっている。(複数回答,上位6項目)
 都市規模別に見ると,「衣服や服飾品を彩る独特なアイヌ文様があること」,「アイヌ語という独自の言語を用いていること」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「衣服や服飾品を彩る独特なアイヌ文様があること」,「盆や衣服などアイヌ独自の伝統的な工芸品があること」,「口伝えによる豊かな表現で,語り伝えてきた口承文芸・民話があること」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,「アイヌ語という独自の言語を用いていること」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,「伝統的な古式舞踊があること」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,「アイヌ独自の民族楽器があること」を挙げた者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。(図3表3(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます

 ウ アイヌについて知ったきっかけ

 アイヌという民族がいることを「知っている」と答えた者(1,663人)に,アイヌについて,何で知ったか聞いたところ,「テレビ・ラジオ」を挙げた者の割合が51.0%と最も高く,以下,「学校の授業」(43.8%),「新聞」(28.8%),「雑誌,書籍,パンフレットなど」(26.2%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 都市規模別に見ると,「テレビ・ラジオ」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「新聞」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「テレビ・ラジオ」,「新聞」,「雑誌,書籍,パンフレットなど」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,「学校の授業」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図4表4(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます

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