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2 調査結果の概要

1.人権問題について

 (1) 基本的人権についての周知度
 基本的人権は侵すことのできない永久の権利として,憲法で保障されていることを知っているか聞いたところ,「知っている」と答えた者の割合が82.8%,「知らない」と答えた者の割合が17.2%となっている。
 前回の調査結果(平成19年6月調査をいう,以下同じ)と比較して見ると,「知っている」(77.8%→82.8%)と答えた者の割合が上昇し,「知らない」(22.2%→17.2%)と答えた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
 性別に見ると,「知っている」と答えた者の割合は男性,「知らない」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「知っている」と答えた者の割合は40歳代,「知らない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図1表1-1表1-2

 (2) 人権侵害の推移
 新聞,テレビなどで「人権問題」とか「人権が侵害された」というニュースが報道されることがありますが,あなたは,この5~6年の間に,日本で,人権が侵害されるようなことは,次第に少なくなってきたと思うか,あまり変わらないと思うか,それとも次第に多くなってきたと思うか聞いたところ,「少なくなってきた」と答えた者の割合が12.1%,「あまり変わらない」と答えた者の割合が46.5%,「多くなってきた」と答えた者の割合が34.0%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「あまり変わらない」(40.3%→46.5%)と答えた者の割合が上昇し,「多くなってきた」(42.0%→34.0%)と答えた者の割合が低下している。
 性別に見ると,「少なくなってきた」と答えた者の割合は男性で高くなっている。(図2表2-1表2-2

 (3) 人権侵害の経験
 今までに,ご自分の人権が侵害されたと思ったことがあるか聞いたところ,「ある」と答えた者の割合が16.6%,「ない」と答えた者の割合が83.4%となっている
 前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
 都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「ある」と答えた者の割合は50歳代,「ない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図3表3-1表3-2

  ア 人権侵害の内容
 人権が侵害されたと思ったことが「ある」と答えた者(310人)に,それは,どのような場合か聞いたところ,「あらぬ噂,他人からの悪口,かげ口」を挙げた者の割合が47.4%と最も高く,以下,「職場での嫌がらせ」(24.2%),「プライバシーの侵害」(20.0%),「差別待遇(人種・信条・性別・社会的身分等により,就職や結婚等の社会生活の上で不平等又は不利益な取扱いをされた)」(19.7%),「名誉・信用のき損,侮辱」(18.1%),「学校でのいじめ」(17.7%),「使用者による時間外労働の強制等の不当な待遇」(14.8%),「警察官等の公務員からの不当な取扱い」(12.9%),「悪臭・騒音等の公害」(12.3%)などの順となっている。(複数回答,上位9項目)
 都市規模別に見ると,「名誉・信用のき損,侮辱」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「あらぬ噂,他人からの悪口,かげ口」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「学校でのいじめ」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代,「使用者による時間外労働の強制等の不当な待遇」を挙げた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図4表4参考1参考2

 (4) 人権尊重と権利の主張による他人への迷惑
 「人権尊重が叫ばれる一方で,権利のみを主張して,他人の迷惑を考えない人が増えてきた」と言う意見について,どう思うか聞いたところ,「そう思う」とする者の割合が77.7%(「非常にそう思う」24.2%+「かなりそう思う」53.4%),「そうは思わない」とする者の割合が19.8%(「あまりそうは思わない」19.0%+「全くそうは思わない」0.8%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「そう思う」(85.2%→77.7%)とする者の割合が低下し,「そうは思わない」(12.7%→19.8%)とする者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「そう思う」とする者の割合は40歳代,60歳代,「そうは思わない」とする者の割合は20歳代で,それぞれ高くなっている。(図5表5-1表5-2




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