2 調査結果の概要
4.マイ・ポータルなどで利用するICカードについて
(1) ICカードの必要度
ICカードが必要だと思うか聞いたところ,「必要だと思う」とする者の割合が48.2%(「必要だと思う」23.1%+「どちらかといえば必要だと思う」25.1%),「必要だと思わない」とする者の割合が42.2%(「どちらかといえば必要だと思わない」17.9%+「必要だと思わない」24.2%)となっている。
都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
性別に見ると,「必要だと思う」とする者の割合は男性で,「必要だと思わない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「必要だと思う」とする者の割合は20歳代から40歳代で,「必要だと思わない」とする者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。 (図14,表14)
都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
性別に見ると,「必要だと思う」とする者の割合は男性で,「必要だと思わない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「必要だと思う」とする者の割合は20歳代から40歳代で,「必要だと思わない」とする者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。 (図14,表14)
ア ICカードの機能追加への期待
ICカードが「必要だと思う」とする者(911人)に,行政機関で交付される証明書の中で,ICカードに追加されると便利だと思うものは何か聞いたところ,「健康保険証」を挙げた者の割合が73.4%と最も高く,以下,「年金手帳」(60.8%),「運転免許証」(48.0%),「印鑑登録証カード」(43.5%),「介護保険証」(40.2%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
地域ブロック別に見ると,「健康保険証」を挙げた者の割合は北海道で高くなっている。
性別に見ると,「運転免許証」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「年金手帳」,「印鑑登録証カード」を挙げた者の割合は50歳代で,「介護保険証」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。 (図15,表15)
地域ブロック別に見ると,「健康保険証」を挙げた者の割合は北海道で高くなっている。
性別に見ると,「運転免許証」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「年金手帳」,「印鑑登録証カード」を挙げた者の割合は50歳代で,「介護保険証」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。 (図15,表15)
イ ICカードが必要でない理由
ICカードが「必要だと思わない」とする者(797人)に,ICカードが必要だと思わない理由は何か聞いたところ,「マイ・ポータルを利用する際に,ICカードを使わないと思うから」と答えた者の割合が12.7%,「現在の行政機関の窓口で行われている本人確認の方法で不便を感じていないから」と答えた者の割合が30.1%,「紛失や盗難が心配だから」と答えた者の割合が37.9%,「交付申請手続きが面倒だから」と答えた者の割合が4.5%,「ICカードの作成やシステムの導入,維持に費用がかかるから」と答えた者の割合が8.8%となっている。
性別に見ると,「紛失や盗難が心配だから」と答えた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「現在の行政機関の窓口で行われている本人確認の方法で不便を感じていないから」と答えた者の割合は60歳代で,「紛失や盗難が心配だから」と答えた者の割合は30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。 (図16,表16)
性別に見ると,「紛失や盗難が心配だから」と答えた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「現在の行政機関の窓口で行われている本人確認の方法で不便を感じていないから」と答えた者の割合は60歳代で,「紛失や盗難が心配だから」と答えた者の割合は30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。 (図16,表16)
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