2 調査結果の概要
2 年金積立金の運用に対する関心
(1)年金積立金の運用の関心度
公的年金の積立金の運用について関心があるか聞いたところ,「関心がある」とする者の割合が60.9%(「関心がある」30.5%+「どちらかといえば関心がある」30.4%),「関心がない」とする者の割合が37.1%(「どちらかといえば関心がない」21.3%+「関心がない」15.7%)となっている。
都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
年齢別に見ると,「関心がある」とする者の割合は40歳代,50歳代で,「関心がない」とする者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図5,表5)
都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
年齢別に見ると,「関心がある」とする者の割合は40歳代,50歳代で,「関心がない」とする者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図5,表5)
ア 年金積立金の運用に関心がない理由
公的年金の積立金の運用について「どちらかといえば関心がない」,「関心がない」と答えた者(734人)に,公的年金の積立金の運用について関心がないのは、どのような理由か聞いたところ,「積立金の運用というと,難しいイメージを持っているから」を挙げた者の割合が35.7%,「積立金の運用が行われていることを知らなかったから」を挙げた者の割合が33.4%と高く,以下,「積立金の運用結果は自分が受け取る年金給付に影響しないと思っているから」(22.9%),「高齢期は,できれば就労による収入や貯蓄など自助努力で生活したいと思っているから」(9.7%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
性別に見ると,「積立金の運用が行われていることを知らなかったから」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。(図6,表6)
性別に見ると,「積立金の運用が行われていることを知らなかったから」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。(図6,表6)
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