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調査票-身近にある化学物質に関する世論調査(平成22年6月調査)

2010年8月16日掲載

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電話番号 03-5253-2111(代表)

3 調査票  身近にある化学物質に関する世論調査 


平成22年6月

(N=1,942)

Q1 あなたは,日常生活において,「化学物質」という言葉をよく聞きますか。

(57.5)よく聞く
(42.5)あまり聞かない

Q2〔回答票1〕 あなたは,「化学物質」という言葉についてどういう印象を持っていますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(16.6)(ア)便利なもの
(25.5)(イ)現在の生活になくてはならないもの
(69.7)(ウ)危ないもの
(23.4)(エ)難しいもの
(1.2)その他
(3.0)特にない
(3.9)わからない
(M.T.=143.4)

(資料1を提示して,対象者によく読んでもらってから質問する。)

〔資料1〕
  身近にあるプラスチックや洗剤,化粧品,殺虫剤などは,いずれも化学物質から作られており,この他にも医薬品,塗料,染料,接着剤,防虫剤など,私たちは,意識する・しないにかかわらず,日常の生活や事業活動において多くの化学物質を利用しています。化学物質は,私たちの生活を豊かにし,便利で快適な毎日の生活を維持する上で欠かせないものとなっていますが,こうした化学物質の中には,環境に排出されたり人の体内に取り込まれたりすることにより,人の健康や動植物に影響を及ぼすものもあり,政府では有害な化学物質に関する規制や情報の収集・提供といった様々な取組を進めています。

Q3〔回答票2〕 あなたは,日常生活において,どんなものに含まれている化学物質に関心がありますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(59.3)(ア)飲み水・食品
(42.4)(イ)医薬品
(61.9)(ウ)農薬・殺虫剤・防虫剤
(27.3)(エ)消臭剤・芳香剤
(47.0)(オ)石けん・洗剤・シャンプー・リンス
(39.0)(カ)化粧品・整髪剤
(28.8)(キ)おもちゃ
(26.4)(ク)食器
(18.2)(ケ)家具
(18.2)(コ)衣料品・カーテン
(52.7)(サ)家の内装や建築材料
(54.2)(シ)工場などの排ガスや排水
(45.0)(ス)自動車などの排ガス
(3.8)(セ)特に関心がない
(0.4)その他
(0.5)わからない
(M.T.=525.2)

Q4〔回答票3〕 あなたは,普段の暮らしの中で,身近にある化学物質に関連して,どのような取組を行っていますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(47.6)(ア)無農薬や減農薬の食材をなるべく選んでいる
(26.0)(イ)製品に有害と思われる化学物質が含まれているか確認して購入している
(4.5)(ウ)インターネットなどで,有害と思われる化学物質に関する様々な情報を得ている
(59.0)(エ)乾電池や蛍光灯などの有害な化学物質を含むごみを,なるべく分別して捨てている
(35.7)(オ)有害な化学物質が含まれている製品の使用をできるだけ少なくしている
(39.5)(カ)化学物質を吸い込みそうな場所に近づかないなど,有害と思われる化学物質がなるべく体に入らないようにしている
(17.0)(キ)特にない
(0.7)その他
(0.6)わからない
(M.T.=230.5)

Q5〔回答票4〕 あなたは,身近にある化学物質の人の健康や動植物に対する安全性についてどのように感じていますか。この中から1つだけお答えください。(M.A.)

(10.8)(ア)不安はないものがほとんどである→ Q5SQa1,Q5SQa2へ
(18.1)(イ)不安はないものが多い→ Q5SQa1,Q5SQa2,Q5SQb1,Q5SQb2へ
(53.1)(ウ)不安があるものが多い→ Q5SQa1,Q5SQa2,Q5SQb1,Q5SQb2へ
(13.8)(エ)不安があるものがほとんどである→ Q5SQb1,Q5SQb2へ
(4.2)わからない


【Q5で「(ア)不安はないものがほとんどである」,「(イ)不安はないものが多い」,「(ウ)不安があるものが多い」と答えた方に】

Q5SQa1〔回答票5〕 あなたは,身近にある化学物質の安全性について,不安はないと思われるのは,どのような理由からですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=1,593)

(10.1)(ア)行政や事業者の説明を聞くなどして,化学物質についてよくわかっているから
(27.4)(イ)行政が必要な対策をとっているから
(22.2)(ウ)事業者が自主的な管理を行っているから
(34.3)(エ)自ら又は身近なところで,化学物質による健康被害や動植物への影響が生じていないから
(6.5)(オ)特に有害であるとは思わないから
(1.5)その他
(19.1)わからない
(M.T.=121.2)


Q5SQa2〔回答票6〕 あなたは,日常生活において,どんなものに含まれている化学物質の安全性について,不安はないと思っていますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=1,593)

(36.3)(ア)飲み水・食品
(33.0)(イ)医薬品
(9.4)(ウ)農薬・殺虫剤・防虫剤
(29.3)(エ)日用品
(10.2)(オ)家の内装や建築材料
(6.2)(カ)工場などの排ガスや排水
(5.8)(キ)自動車などの排ガス
(1.0)その他
(31.4)わからない
(M.T.=162.5)


【Q5で「(イ)不安はないものが多い」,「(ウ)不安があるものが多い」,「(エ)不安があるものがほとんどである」と答えた方に】

Q5SQb1〔回答票7〕 あなたは,身近にある化学物質の安全性について,不安があると思われるのは,どのような理由からですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=1,652)

(52.6)(ア)化学物質には有害なものがあるから
(55.0)(イ)化学物質は非常に種類が多いため,その中には有害なものがあるかもしれないから
(39.0)(ウ)説明を聞く機会がないなど,化学物質についてよくわからないから
(26.8)(エ)行政が必要な対策をとっているか,わからないから
(15.5)(オ)行政がきちんと取り組んでいないと思うから
(41.7)(カ)事業者がきちんと化学物質の管理を行っているか,わからないから
(17.8)(キ)事業者がきちんと取り組んでいないと思うから
(13.6)(ク)自ら又は身近なところで,化学物質による健康や動植物への影響が生じたことがあるから
(0.4)その他
(3.6)わからない
(M.T.=266.0)


Q5SQb2〔回答票8〕 あなたは,日常生活において,どんなものに含まれている化学物質の安全性に不安を感じていますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=1,652)

(59.5)(ア)飲み水・食品
(39.5)(イ)医薬品
(62.8)(ウ)農薬・殺虫剤・防虫剤
(30.0)(エ)日用品
(44.7)(オ)家の内装や建築材料
(51.8)(カ)工場などの排ガスや排水
(38.0)(キ)自動車などの排ガス
(0.2)その他
(2.4)わからない
(M.T.=328.8)


(全員に)
(資料2を提示して,対象者によく読んでもらってから質問する。)

〔資料2〕
  化学物質の管理に関する国際的な中長期目標として「2020年までに化学物質の製造と使用による人の健康と環境への悪影響の最小化を目指すこと」が掲げられています。

Q6〔回答票9〕 この目標の達成に向けて,社会全体としてどのような取組を推進することが重要だと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(53.3)(ア)化学物質や製品の製造・使用から廃棄に至るまで対策を行うこと
(56.4)(イ)有害な化学物質を,より安全な化学物質に切り替えていくこと
(50.1)(ウ)化学物質が有害かどうか科学的にはっきりしていなくても,少しでもそのおそれがあるのであれば,人の健康と動植物を守るための対策をとること
(60.2)(エ)化学物質に関する様々な情報を公開すること
(50.9)(オ)子どもや胎児など,化学物質の影響を受けやすい人々を保護すること
(3.3)(カ)特にない
(0.5)その他
(2.8)わからない
(M.T.=277.5)

Q7〔回答票10〕 この目標を達成するためには,どのような主体が積極的に取り組んでいくことが大切だと思いますか。この中から1つだけお答えください。

(69.0)(ア)→ Q7SQへ
(7.4)(イ)地方公共団体→ Q7SQへ
(16.2)(ウ)事業者
(4.7)(エ)国民(NGOやNPO,ボランティア団体などを含む)
(1.2)(オ)特にない
(0.1)その他
(1.5)わからない

【Q7で「(ア)国」,「(イ)地方公共団体」と答えた方に】

Q7SQ〔回答票11〕 この目標を達成するために,行政が推進すべき取組は,どのようなことだと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=1,484)

(68.7)(ア)有害な化学物質に対する適切な規制の実施
(64.6)(イ)化学物質の安全性の評価と基準の設定
(58.7)(ウ)化学物質による環境汚染の状況の測定・把握
(54.0)(エ)化学物質の有害性や環境への排出量に関する情報の提供
(27.4)(オ)わからないことや不安なことの相談への対応
(0.1)その他
(1.8)わからない
(M.T.=275.3)


(全員に)

Q8〔回答票12〕 あなたは,今後,身近にある化学物質の情報を,どこから得たいと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(61.2)(ア)商品ラベルや説明書
(15.5)(イ)学校教育
(73.5)(ウ)テレビ
(17.6)(エ)ラジオ
(35.4)(オ)インターネット
(68.9)(カ)新聞,雑誌
(11.3)(キ)書籍
(4.5)(ク)科学館・博物館
(5.6)(ケ)図書館
(9.9)(コ)シンポジウム,講演会,大学や研究機関のイベント
(21.0)(サ)パンフレット
(27.8)(シ)国や地方公共団体など,公的機関の相談窓口
(16.0)(ス)事業者や事業者団体の相談窓口
(1.7)(セ)特に得たい情報はない
(0.4)その他
(0.4)わからない
(M.T.=370.6)


Q9〔回答票13〕 あなたは,以下の物品を初めて購入や消費・使用する際,それに含まれる成分や使用上の注意などのラベルや説明書に表示された化学物質に関する情報を読みますか。この中から1つだけお答えください。

(1)飲み水・食品
(44.0)(ア)読む
(25.4)(イ)どちらかといえば読む
(14.0)(ウ)どちらかといえば読まない
(16.1)(エ)読まない
(0.4)わからない
(2)医薬品
(51.3)(ア)読む
(23.5)(イ)どちらかといえば読む
(10.8)(ウ)どちらかといえば読まない
(13.8)(エ)読まない
(0.6)わからない
(3)農薬・殺虫剤・防虫剤
(49.1)(ア)読む
(22.7)(イ)どちらかといえば読む
(12.3)(ウ)どちらかといえば読まない
(14.3)(エ)読まない
(1.7)わからない
(4)日用品
(27.7)(ア)読む
(26.5)(イ)どちらかといえば読む
(23.2)(ウ)どちらかといえば読まない
(22.2)(エ)読まない
(0.4)わからない

Q10〔回答票14〕 あなたは,日常生活の中で消費・使用する物品のラベルや説明書に表示された化学物質に関する情報について以下の点についてどう思いますか。この中から1つだけお答えください。

(1)見やすい
(8.5)(ア)そう思う
(18.8)(イ)どちらかといえばそう思う
(39.9)(ウ)あまりそう思わない
(28.4)(エ)そう思わない
(4.4)わからない
(2)書かれている情報がわかりやすい
(5.4)(ア)そう思う
(17.4)(イ)どちらかといえばそう思う
(43.2)(ウ)あまりそう思わない
(28.8)(エ)そう思わない
(5.3)わからない
(3)書かれている情報が十分足りている
(4.3)(ア)そう思う
(17.1)(イ)どちらかといえばそう思う
(37.9)(ウ)あまりそう思わない
(31.5)(エ)そう思わない
(9.2)わからない

Q11〔回答票15〕 あなたは,身近にある化学物質について,特に得たいと思う情報は何ですか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(52.6)(ア)日常生活の中で消費・使用する物品にどのような化学物質が含まれているか
(68.6)(イ)日常生活の中で消費・使用する物品に含まれる化学物質の有害性
(51.8)(ウ)日常生活の中で消費・使用する物品の安全で適切な使用方法や廃棄方法
(33.7)(エ)水や大気,土壌といった環境中にどのような化学物質が含まれているか
(37.5)(オ)水や大気,土壌といった環境中の化学物質の有害性
(51.1)(カ)人の体内にどのような化学物質が取り込まれるのか
(61.9)(キ)人の体内に取り込まれる化学物質の有害性
(5.4)(ク)特にない
(0.2)その他
(1.5)わからない
(M.T.=364.3)


Q12〔回答票16〕 我が国の化学物質の対策について,その実施の状況を国内外の関係者に示し,関係者の取組を関係省庁が連携して確実に実施するため,国内の実施計画を作ることとなっています。この計画を作るに当たって,インターネットや対話の場を通じて,意見や要望を出すことができるとしたら,あなたは参加したいと思いますか。この中から1つだけお答えください。

(14.3)(ア)参加したい
(69.2)(イ)検討状況は知りたいが,参加したいとまでは思わない
(13.3)(ウ)検討状況を知りたいとも思わない
(3.2)わからない


(資料3を提示して,対象者によく読んでもらってから質問する。)

〔資料3〕
  我が国においては,化学物質の製造,使用,排出などの規制や化学物質の有害性に関するデータの収集などの取組を行っていますが,開発途上国においては,化学物質の生産量が拡大しているにもかかわらず,適切な化学物質対策がとられていないことがあります。このため,途上国の人の健康や動植物が影響を受けるだけでなく,有害な化学物質やそれを使った製品が日本に流入したり,環境汚染が国境を越えて拡がったりするおそれがあります。

Q13〔回答票17〕 あなたは,国際的な化学物質の対策を進めるために,日本はどのような協力を行う必要があると思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(46.1)(ア)日本の規制や基準などを開発途上国での導入につなげる
(45.3)(イ)化学物質の管理や,より安全な物質の開発のための技術の開発途上国への移転を推進する
(64.4)(ウ)化学物質の安全性に関する情報を日本と開発途上国との間で共有する
(50.8)(エ)開発途上国の政府職員や民間の人材を積極的に育成する
(1.9)(オ)特に援助や協力を行う必要はない
(0.4)その他
(7.4)わからない
(M.T.=216.3)


<フェース・シート>

F1 【性】

(48.6)男性
(51.4)女性

F2 【年齢】あなたのお年は満でおいくつですか。

(4.1)20〜24歳
(4.7)25〜29歳
(6.2)30〜34歳
(8.1)35〜39歳
(8.9)40〜44歳
(8.4)45〜49歳
(9.1)50〜54歳
(9.9)55〜59歳
(12.6)60〜64歳
(11.5)65〜69歳
(16.5)70歳以上

F3 【従業上の地位】〔回答票24〕 あなたのお仕事についてお伺いします。あなたは,この中のどれにあたりますか。

(45.6)(ア)雇用者(役員を含む)→ F3SQaへ
(10.9)(イ)自営業主(家庭内職者を含む)→ F3SQaへ
(2.7)(ウ)家族従事者→ F3SQaへ
(40.9)(エ)無職(主婦・学生を含む)→ F3SQbへ

F3SQa 【職業】あなたのお仕事の内容は何ですか。
(N=1,148)

(具体的に記入して,下の該当する項目に○をする)
[                               ]
(5.7)管理職
(13.9)専門・技術職
(21.1)事務職
(31.0)販売・サービス・保安職
(4.5)農林漁業職
(23.8)生産・輸送・建設・労務職

F3SQb 【主婦,その他の無職】あなたは主婦ですか。
(N=794)

(57.1)主婦
(42.9)その他の無職

F4 【子どもの有無】〔回答票25〕 あなたにはお子さんがいらっしゃいますか。この中から当てはまるものをすべてあげてください。(M.A.)

(10.4)(ア)就学前(乳幼児)
(15.2)(イ)小学生・中学生
(13.9)(ウ)高校生・大学生・大学院生(高専,短大,専門学校を含む)
(49.1)(エ)その他(既に卒業,中退,就労等)
(23.1)(オ)子どもはいない
(0.5)無回答
(M.T.=112.1)

F5 【学歴】〔回答票26〕 あなたが最後に通った学校はどちらですか。(中退,在学中を含む)

(14.4)(ア)小学校・中学校
(44.0)(イ)高校(旧制中学校を含む)
(41.1)(ウ)大学・大学院(高専,短大,専門学校,旧制高等学校を含む)
(0.5)不明



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