世論調査

2 調査結果の概要


3.がんに関する情報について

 (1) セカンド・オピニオンの認知度
 がん治療にあたって「セカンド・オピニオン」という方法があることを知っているか聞いたところ,「知っている」とする者の割合が57.2%(「よく知っている」29.7%+「言葉だけは知っている」27.5%),「知らない」と答えた者の割合が42.1%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「知っている」(53.3%→57.2%)とする者の割合が上昇し,「知らない」(46.2%→42.1%)と答えた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「知っている」とする者の割合は大都市で,「知らない」と答えた者の割合は小都市,町村で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「知っている」とする者の割合は女性で,「知らない」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「知っている」とする者の割合は30歳代,40歳代で,「知らない」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図14表14−1表14−2

 (2) セカンド・オピニオンに対する意向
 もしもがんと診断され治療を行う場合,「セカンド・オピニオン」が必要だと思うか聞いたところ,「必要と思う」とする者の割合が89.6%(「必要と思う」64.3%+「どちらかといえば,必要と思う」25.3%),「必要と思わない」とする者の割合が5.8%(「どちらかといえば,必要ではない」3.2%+「必要ではない」2.7%)となっている。
 性別に見ると,「必要と思う」とする者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「必要と思う」とする者の割合は30歳代,40歳代で高くなっている。(図15表15参考

 (3) 緩和ケアについてのイメージ
 「緩和ケア」について,あてはまることを聞いたところ,「終末期の患者だけを対象とすると思っていた」を挙げた者の割合が28.9%と最も高く,以下,「よく知らないが,聞いたことはある」(23.6%),「病院,緩和ケア病棟などの限られた場所でしか行われないと思っていた」(23.0%),「痛みなどの身体症状のみを対象とすると思っていた」(19.6%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 なお,「知らなかった」と答えた者の割合が20.7%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「終末期の患者だけを対象とすると思っていた」(25.1%→28.9%),「病院,緩和ケア病棟などの限られた場所でしか行われないと思っていた」(19.7%→23.0%),「痛みなどの身体症状のみを対象とすると思っていた」(13.2%→19.6%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「痛みなどの身体症状のみを対象とすると思っていた」を挙げた者の割合は町村で,「知らなかった」と答えた者の割合は小都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「終末期の患者だけを対象とすると思っていた」,「病院,緩和ケア病棟などの限られた場所でしか行われないと思っていた」を挙げた者の割合は女性で,「知らなかった」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「終末期の患者だけを対象とすると思っていた」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「病院,緩和ケア病棟などの限られた場所でしか行われないと思っていた」を挙げた者の割合は30歳から50歳代で,「痛みなどの身体症状のみを対象とすると思っていた」を挙げた者の割合は50歳代で,「知らなかった」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図16表16−1表16-2

 (4) 相談支援センターの認知・利用度
 がん診療連携拠点病院の相談支援センターを利用したことがあるか聞いたところ,「知っている」とする者の割合が29.9%(「利用したことがある」2.1%+「利用したことはないが,よく知っている」5.2%+「利用したことはないが,言葉だけは知っている」22.6%),「知らない」と答えた者の割合が69.4%となっている。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 年齢別に見ると,「知っている」とする者の割合は60歳代で,「知らない」と答えた者の割合は20歳代,30歳以上で,それぞれ高くなっている。(図17表17参考




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