2 調査結果の概要
5.文化芸術振興に関する意識や要望
(1) 世界に誇れる日本の文化は何か
我が国の文化芸術の中で,世界に誇れると思う文化はどれか聞いたところ,「伝統芸能」を挙げた者の割合が64.7%と最も高く,以下,「歴史的な建物や遺跡」(56.4%),「食文化」(31.5%),「演劇,舞踊,芸能」(28.8%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
都市規模別に見ると,「歴史的な建物や遺跡」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「伝統芸能」,「演劇,舞踊,芸能」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。(図16,表16)
都市規模別に見ると,「歴史的な建物や遺跡」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「伝統芸能」,「演劇,舞踊,芸能」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。(図16,表16)
(2) 日常生活における文化芸術の体験・活動
日常生活の中で,優れた文化芸術体験をしたり,自ら文化芸術活動を行ったりすることについて,どのように思うか聞いたところ,「大切だ」とする者の割合が88.5%(「非常に大切だ」28.6%+「ある程度大切だ」59.8%),「大切ではない」とする者の割合が7.1%(「あまり大切ではない」6.3%+「全く大切ではない」0.8%)となっている。
性別に見ると,大きな差異は見られない。
年齢別に見ると,「大切だ」とする者の割合は30歳代で高くなっている。(図17,表17−1,表17−2)
性別に見ると,大きな差異は見られない。
年齢別に見ると,「大切だ」とする者の割合は30歳代で高くなっている。(図17,表17−1,表17−2)
(3) 文化芸術への支援と社会の活性化・経済振興との関係
文化芸術への金銭的・人的その他の支援を行うことにより,人々が文化芸術により親しむことができるようになり,それにより培われた感性や創造性を発揮することで,社会の活性化や経済振興に貢献するとの考え方について,どのように思うか聞いたところ,「そう思う」とする者の割合が78.7%(「そう思う」33.9%+「どちらかといえばそう思う」44.8%),「そうは思わない」とする者の割合が13.1%(「どちらかといえばそうは思わない」9.2%+「そうは思わない」3.9%)となっている。
性別に見ると,「そうは思わない」とする者の割合は男性で高くなっている。(図18,表18,参考)
性別に見ると,「そうは思わない」とする者の割合は男性で高くなっている。(図18,表18,参考)
(4) 文化芸術振興のために国に力を入れてほしい事項
今後,文化芸術を振興していくために,国において特にどのようなことに力を入れてほしいと思うか聞いたところ,「子どもたちの文化芸術体験の充実」を挙げた者の割合が48.6%と最も高く,以下,「文化芸術を支える人材の育成」(44.2%),「文化財の維持管理に対する支援」(41.9%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
都市規模別に見ると,「文化財の維持管理に対する支援」と答えた者の割合は小都市で高くなっている。
性別に見ると,「子どもたちの文化芸術体験の充実」,「文化芸術を支える人材の育成」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「子どもたちの文化芸術体験の充実」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「文化芸術を支える人材の育成」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。(図19,表19,参考)
都市規模別に見ると,「文化財の維持管理に対する支援」と答えた者の割合は小都市で高くなっている。
性別に見ると,「子どもたちの文化芸術体験の充実」,「文化芸術を支える人材の育成」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「子どもたちの文化芸術体験の充実」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「文化芸術を支える人材の育成」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。(図19,表19,参考)
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