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2ページ目-公共交通機関の安全に関する世論調査(平成20年7月調査)

2008年9月22日掲載

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2 調査結果の概要


1.公共交通機関の安全に対する関心

 (1) 公共交通機関の利用頻度
 鉄道,バス,タクシー,旅客船,航空を一括して公共交通機関と呼んでいるが,これらの公共交通機関を合わせてどれくらい利用しているか聞いたところ,「毎日利用する」と答えた者の割合が11.4%,「1週間に数回利用する」と答えた者の割合が12.3%,「1か月に数回利用する」と答えた者の割合が22.8%,「ほとんど利用しない」と答えた者の割合が40.5%,「全く利用しない」と答えた者の割合が13.0%となっている。
 都市規模別に見ると,「毎日利用する」,「1週間に数回利用する」と答えた者の割合は大都市で,「1か月に数回利用する」と答えた者の割合は大都市,中都市で,「ほとんど利用しない」と答えた者の割合は小都市,町村で,「全く利用しない」と答えた者の割合は小都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「毎日利用する」,「全く利用しない」と答えた者の割合は男性で,「1か月に数回利用する」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「毎日利用する」と答えた者の割合は20歳代,30歳代で,「全く利用しない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図1表1

 (2) 公共交通機関の安全性についての意識
 公共交通機関の安全性についてどう思うか聞いたところ,「安全だと思う」とする者の割合が89.1%(「安全だと思う」38.9%+「ある程度安全だと思う」50.2%),「安全ではないと思う」とする者の割合が7.3%(「あまり安全ではないと思う」6.5%+「安全ではないと思う」0.8%)となっている。
 都市規模別に見ると,「安全だと思う」とする者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「安全だと思う」とする者の割合は男性で高くなっている。(図2表2参考

  ア 公共交通機関の安全の目安
 公共交通機関の安全性について,「ある程度安全だと思う」,「あまり安全ではないと思う」,「安全ではないと思う」と答えた者(1,048人)に,どのようなことが行われれば安全だと感じるか聞いたところ,「事故がより少ない」を挙げた者の割合が54.8%と最も高く,以下,「運行上のトラブルがより少ない」(42.1%),「事業者が安全や事故に関する情報を公開している」(31.7%),「定刻どおりに運行されている」(30.4%),「国が適正に安全を監督している」(29.5%)などの順となっている。(複数回答)
 性別に見ると,大きな差異は見られない。(図3表3

 (3) 公共交通機関の移り変わり
  ア 安全性
 公共交通機関の安全性について,この10年の間に全体的にどのように変化したと思うか聞いたところ,「向上した」と答えた者の割合が37.4%,「低下した」と答えた者の割合が10.4%,「変わらない」と答えた者の割合が44.1%となっている。
 性別に見ると,「向上した」と答えた者の割合は男性で高くなっている。(図4表4参考

  イ 遅れ
 公共交通機関の遅れについて,この10年の間に全体的にどのように変化したと思うか聞いたところ,「多くなった」と答えた者の割合が14.5%,「少なくなった」と答えた者の割合が21.7%,「変わらない」と答えた者の割合が47.6%となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合が16.1%となっている。
 都市規模別に見ると,「多くなった」と答えた者の割合は大都市で,「少なくなった」と答えた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。(図5表5

  ウ 快適性
 公共交通機関の快適性について,この10年の間に全体的にどのように変化したと思うか聞いたところ,「向上した」と答えた者の割合が54.4%,「低下した」と答えた者の割合が4.1%,「変わらない」と答えた者の割合が30.6%となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合が10.9%となっている。
 都市規模別に見ると,「変わらない」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「向上した」と答えた者の割合は男性で,「変わらない」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「向上した」と答えた者の割合は50歳代で高くなっている。(図6表6




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