• 社会と法制度

4ページ目-総合法律支援に関する世論調査(平成21年1月調査)

2009年3月23日掲載

報告書の引用について

調査データを引用・転載する場合には、出典を明記してください。
出典を編集・加工等して利用する場合には、その旨も明記してください。
詳細及びその他のルールについては「リンク・著作権等について」をご参照ください。

ご協力のお願い

今後の業務の参考にしたいため、大変お手数ですが、引用のご連絡をお願いします。

インターネットからのご連絡

内閣府が運営する引用連絡フォームにて必要事項をご記入ください。

引用連絡フォーム

郵送でのご連絡

掲載部分の写しを以下お問合せ先までご送付ください。

〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要


3.法テラス

 (1) 法テラスの認知度
 法テラスを知っているか聞いたところ,「知っている」とする者の割合が28.1%(「実際に利用したことがあり,名前も業務内容も知っている」1.4%+「実際に利用したことはないが,名前も業務内容も知っている」8.1%+「名前は知っているが,業務内容は知らない」18.6%),「名前も業務内容も知らない」と答えた者の割合が67.5%となっている。
 都市規模別に見ると,「知っている」とする者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。 (図14表14

  ア 法テラスの認知媒体
 法テラスを「知っている」とする者(473人)に,どのようにして知ったか聞いたところ,「テレビ」を挙げた者の割合が54.3%,「新聞」を挙げた者の割合が49.5%と高く,以下,「市役所など行政の広報誌」(18.0%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
 性別に見ると,「新聞」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。 (図15表15

 (2) 情報提供サービスへの要望
 法テラスの「情報提供業務」について,どのようなサービスがあれば良いと思うか聞いたところ,「日曜日も電話相談を受け付ける」を挙げた者の割合が55.3%,「通話料を無料(フリーダイヤル)にする」を挙げた者の割合が50.5%と高く,以下,「夜間も電話相談を受け付ける」(42.9%),「法的トラブルの具体的解決方法のアドバイスなどの法律相談も行う」(40.9%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 都市規模別に見ると,「法的トラブルの具体的解決方法のアドバイスなどの法律相談も行う」を挙げた者の割合が中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「通話料を無料(フリーダイヤル)にする」,「夜間も電話相談を受け付ける」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「日曜日も電話相談を受け付ける」,「夜間も電話相談を受け付ける」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「通話料を無料(フリーダイヤル)にする」を挙げた者の割合は50歳代で,「法的トラブルの具体的解決方法のアドバイスなどの法律相談も行う」を挙げた者の割合は20歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。 (図16表16

 (3) スタッフ弁護士の活動に対する要望
 これまでのスタッフ弁護士の活動に加えて,今後,どのような活動があれば良いと思うか聞いたところ,「住民の法的トラブルを裁判で解決するばかりでなく,地方自治体,医療機関や福祉機関などの関係機関と連携して,法的トラブルの予防や問題の全体的解決を図る」と答えた者の割合が40.1%,「弁護士の少ない地域を巡回して,出張法律相談などを行う」と答えた者の割合が26.4%,「学校や公民館等において,学生・生徒や住民のために,法教育を行う」と答えた者の割合が21.0%となっている。
 都市規模別に見ると,「住民の法的トラブルを裁判で解決するばかりでなく,地方自治体,医療機関や福祉機関などの関係機関と連携して,法的トラブルの予防や問題の全体的解決を図る」と答えた者の割合は中都市で高くなっている。
 年齢別に見ると,「住民の法的トラブルを裁判で解決するばかりでなく,地方自治体,医療機関や福祉機関などの関係機関と連携して,法的トラブルの予防や問題の全体的解決を図る」と答えた者の割合は40歳代で,「学校や公民館等において,学生・生徒や住民のために,法教育を行う」と答えた者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。 (図17表17

 (4) スタッフ弁護士に期待すること
 どのような人にスタッフ弁護士になってほしいと思うか聞いたところ,「法的判断力のすぐれた人」を挙げた者の割合が64.4%と最も高く,以下,「人生経験の豊かな人」(54.2%),「思いやりのある人」(46.7%),「熱意のある人」(45.4%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 性別に見ると,「法的判断力のすぐれた人」,「人生経験の豊かな人」,「思いやりのある人」を挙げた者の割合は女性で,「熱意のある人」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「法的判断力のすぐれた人」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「人生経験の豊かな人」を挙げた者の割合は60歳代で,「思いやりのある人」を挙げた者の割合は20歳代で,「熱意のある人」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。 (図18表18




目次戻る次へ
この調査は役に立ちましたか?
この調査結果は
分かりやすかったですか?

ご意見・ご感想

別の調査結果を探す

関連サイト

  • あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン別ウインドウで開きます
Top