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3ページ目-国民生活に関する世論調査(平成18年10月調査)

2007年1月15日掲載

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2 調査結果の概要


2.今後の生活について

 (1) 今後の生活の見通し
 生活は,これから先,どうなっていくと思うか聞いたところ,「良くなっていく」と答えた者の割合が10.6%,「同じようなもの」と答えた者の割合が60.7%,「悪くなっていく」と答えた者の割合が26.0%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「良くなっていく」(8.4%→10.6%)と答えた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は女性で,「悪くなっていく」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「良くなっていく」と答えた者の割合は男性の20歳代から40歳代と女性の20歳代,30歳代で,「同じようなもの」と答えた者の割合は女性の70歳以上で,「悪くなっていく」と答えた者の割合は男性の50歳代から70歳以上と女性の50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
 生活の程度についての質問との関連で見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は「中の上」,「中の中」と答えた者で,「悪くなっていく」と答えた者の割合は「中の下」,「下」と答えた者で,それぞれ高くなっている。(図46図47図48表16

 (2) 今後の生活の力点
 今後の生活において,特にどのような面に力を入れたいと思うか聞いたところ,「レジャー・余暇生活」を挙げた者の割合が36.8%と最も高く,以下,「所得・収入」(29.9%),「食生活」(29.5%),「資産・貯蓄」(28.4%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「レジャー・余暇生活」(33.2%→36.8%),「所得・収入」(27.7%→29.9%),「食生活」(25.2%→29.5%),「資産・貯蓄」(24.4%→28.4%)を挙げた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「レジャー・余暇生活」,「所得・収入」を挙げた者の割合は男性で,「食生活」,「資産・貯蓄」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「レジャー・余暇生活」を挙げた者の割合は男性の50歳代,60歳代と女性の30歳代で,「所得・収入」を挙げた者の割合は男性の20歳代から50歳代と女性の20歳代から40歳代で,「食生活」を挙げた者の割合は女性の50歳代から70歳以上で,「資産・貯蓄」を挙げた者の割合は男女とも20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図49図50図51図52図53表17

 (3) 心の豊かさ・物の豊かさ
 今後の生活における,心の豊かさか,物の豊かさかについての考え方を聞いたところ,「物質的にある程度豊かになったので,これからは心の豊かさやゆとりのある生活をすることに重きをおきたい」(以下,「心の豊かさ」という。)と答えた者の割合が62.9%,「まだまだ物質的な面で生活を豊かにすることに重きをおきたい」(以下,「物の豊かさ」という。)と答えた者の割合が30.4%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「心の豊かさ」(57.8%→62.9%),「物の豊かさ」(28.4%→30.4%)と答えた者の割合が上昇し,「どちらともいえない」(11.7%→5.9%)と答えた者の割合が低下している。
 性別に見ると,「心の豊かさ」と答えた者の割合は女性で,「物の豊かさ」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「心の豊かさ」と答えた者の割合は女性の50歳代から70歳以上で,「物の豊かさ」と答えた者の割合は男性の20歳代,30歳代,60歳代と女性の30歳代で,それぞれ高くなっている。(図54図55図56表18

 (4) 将来に備えるか,毎日の生活を充実させて楽しむか
 今後の生活において,貯蓄や投資など将来に備えることに力を入れたいと思うか,それとも毎日の生活を充実させて楽しむことに力を入れたいと思うか聞いたところ,「貯蓄・投資など将来に備える」と答えた者の割合が29.3%,「毎日の生活を充実させて楽しむ」と答えた者の割合が57.2%となっている。なお,「どちらともいえない」と答えた者の割合が12.0%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「毎日の生活を充実させて楽しむ」(54.2%→57.2%)と答えた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 性・年齢別に見ると,「貯蓄・投資など将来に備える」と答えた者の割合は男性の20歳代から50歳代と女性の20歳代から40歳代で,「毎日の生活を充実させて楽しむ」と答えた者の割合は男女とも60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図57図58図59表19

 (5) 老後は誰とどのように暮らすのがよいか
 一般的に,老後は誰とどのように暮らすのがよいと思うか聞いたところ,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合が16.3%,「息子(夫婦)の近くに住む」と答えた者の割合が10.3%,「娘(夫婦)と同居する」と答えた者の割合が6.1%,「娘(夫婦)の近くに住む」と答えた者の割合が8.7%,「どの子(夫婦)でもよい」と答えた者の割合が12.6%,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合が38.4%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「息子(夫婦)の近くに住む」(8.7%→10.3%),「どの子(夫婦)でもよい」(10.6%→12.6%)と答えた者の割合が上昇している。(図60
 性別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」,「どの子(夫婦)でもよい」と答えた者の割合は男性で,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合は男性の50歳代から70歳以上と女性の70歳以上で,「息子(夫婦)の近くに住む」と答えた者の割合は男性の30歳代で,「どの子(夫婦)でもよい」と答えた者の割合は男性の20歳代から40歳代と女性の20歳代で,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合は女性の30歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 世帯構成別に見ると,「息子(夫婦)と同居する」と答えた者の割合は3世代世帯(親と子と孫)で,「どの子(夫婦)でもよい」と答えた者の割合は2世代世帯(親と子)で,「子どもたちとは別に暮らす」と答えた者の割合は1世代世帯(夫婦だけ),2世代世帯(親と子)で,それぞれ高くなっている。(表20




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