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世論調査内閣府

2 調査結果の概要


1.現在の生活について

 (1) 去年と比べた生活の向上感
 生活は,去年の今頃と比べて向上していると思うか聞いたところ,「向上している」と答えた者の割合が6.2%,「同じようなもの」と答えた者の割合が71.4%,「低下している」と答えた者の割合が22.1%となっている。
 前回の調査結果(平成17年6月調査をいう。以下同じ。)と比較して見ると,「同じようなもの」(68.9%→71.4%)と答えた者の割合が上昇し,「低下している」(26.1%→22.1%)と答えた者の割合が低下している。
 性別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は女性で,「低下している」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は男女とも30歳代で,「低下している」と答えた者の割合は男性の50歳代から70歳以上と女性の60歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「同じようなもの」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「低下している」と答えた者の割合は商工サービス業・自由業(自営業主,家族従業者),その他の無職で,それぞれ高くなっている。(図1図2図3表1

 (2) 生活に対する満足度
  ア 現在の生活に対する満足度
 全体として,現在の生活にどの程度満足しているか聞いたところ,「満足」とする者の割合が66.5%(「満足している」9.4%+「まあ満足している」57.1%),「不満」とする者の割合が32.5%(「やや不満だ」25.1%+「不満だ」7.4%)となっている。。
 前回の調査結果と比較して見ると,「満足」(59.5%→66.5%)とする者の割合が上昇し,「不満」(37.5%→32.5%)とする者の割合が低下している。
 性別に見ると,「満足」とする者の割合は女性で,「不満」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は男性の20歳代と女性の20歳代,30歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は男性の40歳代から60歳代と女性の40歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「満足」とする者の割合は管理・専門技術・事務職,主婦,学生で,「不満」とする者の割合は商工サービス業・自由業(自営業主),労務職,その他の無職で,それぞれ高くなっている。(図4図5図6表2

  イ 現在の生活の各面での満足度
 所得・収入,資産・貯蓄,耐久消費財,住生活,レジャー・余暇生活のそれぞれの面で,どの程度満足しているか聞いたところ,「満足」(「満足している」+「まあ満足している」)とする者の割合は,
  ・所得・収入の面では42.2%(「満足している」6.3%+「まあ満足している」35.9%)
  ・資産・貯蓄の面では34.2%(「満足している」4.1%+「まあ満足している」30.1%)
  ・耐久消費財の面では70.2%(「満足している」12.5%+「まあ満足している」57.6%)
  ・住生活の面では73.6%(「満足している」19.2%+「まあ満足している」54.4%)
 レジャー・余暇生活の面では58.4%(「満足している」11.5%+「まあ満足している」46.8%)となっている。
 また,「不満」(「やや不満だ」+「不満だ」)とする者の割合は,
  ・所得・収入の面では56.1%(「やや不満だ」37.6%+「不満だ」18.6%)
  ・資産・貯蓄の面では62.8%(「やや不満だ」39.6%+「不満だ」23.1%)
  ・耐久消費財の面では27.7%(「やや不満だ」21.4%+「不満だ」6.4%)
  ・住生活の面では25.4%(「やや不満だ」18.4%+「不満だ」7.0%)
  ・レジャー・余暇生活の面では38.8%(「やや不満だ」27.5%+「不満だ」11.3%)
 となっている。(図7
 前回の調査結果と比較して見ると,資産・貯蓄の面で「不満」(59.2%→62.8%),住生活の面で「満足」(70.6%→73.6%),レジャー・余暇生活の面で「満足」(56.5%→58.4%)とする者の割合が上昇し,住生活の面で「不満」(27.0%→25.4%)とする者の割合が低下している。(表3参考

  (ア) 所得・収入
 所得・収入に対する満足度を性別に見ると,「満足」とする者の割合は女性で,「不満」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は女性の20歳代,30歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は男性の30歳代から60歳代で,それぞれ高くなっている。(図8図9表4

  (イ) 資産・貯蓄
 資産・貯蓄に対する満足度を性別に見ると,「満足」とする者の割合は女性で,「不満」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は男性の70歳以上と女性の60歳代,70歳以上で,「不満」とする者の割合は男性の30歳代から50歳代と女性の30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。(図10図11表5

  (ウ) 自動車,電気製品,家具などの耐久消費財
 自動車,電気製品,家具などの耐久消費財に対する満足度を性別に見ると,「不満」とする者の割合は男性で高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は男性の70歳以上と女性の50歳代から70歳以上で,「不満」とする者の割合は男女とも30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。(図12図13表6

  (エ) 住生活
 住生活に対する満足度を都市規模別に見ると,「不満」とする者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は男女とも20歳代と70歳以上で,「不満」とする者の割合は男女とも30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。(図14図15表7

  (オ) レジャー・余暇生活
 レジャー・余暇生活に対する満足度を性別に見ると,「満足」とする者の割合は女性で,「不満」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足」とする者の割合は男性の20歳代と女性の20歳代,30歳代,60歳代で,「不満」とする者の割合は男性の40歳代,50歳代と女性の40歳代で,それぞれ高くなっている。(図16図17表8

 (3) 生活の充実感
  ア 現在の生活の充実感
 現在の生活の中で,どの程度充実感を感じているか聞いたところ,「充実感を感じている」とする者の割合が70.7%(「十分充実感を感じている」11.6%+「まあ充実感を感じている」59.0%),「充実感を感じていない」とする者の割合が27.7%(「あまり充実感を感じていない」21.7%+「ほとんど(全く)充実感を感じていない」6.0%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「充実感を感じている」(66.0%→70.7%)とする者の割合が上昇し,「充実感を感じていない」(30.6%→27.7%)とする者の割合が低下している。
 性別に見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は女性で,「充実感を感じていない」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は女性の20歳代,30歳代で,「充実感を感じていない」とする者の割合は男性の50歳代から70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 生活の向上感についての質問との関連で見ると,「充実感を感じている」とする者の割合は「向上している」,「同じようなもの」と答えた者で,「充実感を感じていない」とする者の割合は,「低下している」と答えた者で,それぞれ高くなっている。(図18図19図20表9

  イ 充実感を感じる時
 「十分充実感を感じている」,「まあ充実感を感じている」,「あまり充実感を感じていない」,「どちらともいえない」と答えた者(5,547人)に,日頃の生活の中で,充実感を感じるのは,主にどのような時か聞いたところ,「家族団らんの時」を挙げた者の割合が49.4%と最も高く,以下,「友人や知人と会合,雑談している時」(42.9%),「ゆったりと休養している時」(41.2%),「趣味やスポーツに熱中している時」(40.4%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「家族団らんの時」(43.9%→49.4%),「友人や知人と会合,雑談している時」(39.3%→42.9%),「趣味やスポーツに熱中している時」(38.1%→40.4%)を挙げた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「家族団らんの時」,「友人や知人と会合,雑談している時」,「ゆったりと休養している時」を挙げた者の割合は女性で,「趣味やスポーツに熱中している時」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「家族団らんの時」を挙げた者の割合は男性の30歳代,40歳代と女性の20歳代から40歳代で,「友人や知人と会合,雑談している時」を挙げた者の割合は男性の20歳代と女性の20歳代から60歳代で,「ゆったりと休養している時」を挙げた者の割合は女性の20歳代,30歳代で,「趣味やスポーツに熱中している時」を挙げた者の割合は男性の20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図21図22図23図24図25表10参考

 (4) 日常生活での悩みや不安
  ア 日常生活での悩みや不安
 日常生活の中で,悩みや不安を感じているか聞いたところ,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合が67.6%,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合が31.9%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 性・年齢別に見ると,「悩みや不安を感じている」と答えた者の割合は男性の50歳代と女性の40歳代で,「悩みや不安を感じていない」と答えた者の割合は男性の20歳代と女性の20歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図26図27図28表11

  イ 悩みや不安の内容
 「悩みや不安を感じている」と答えた者(4,018人)に,悩みや不安を感じているのはどのようなことか聞いたところ,「老後の生活設計について」を挙げた者の割合が54.0%と最も高く,以下,「自分の健康について」(48.2%),「家族の健康について」(41.2%),「今後の収入や資産の見通しについて」(38.2%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「老後の生活設計について」(48.3%→54.0%)を挙げた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「家族の健康について」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「老後の設計について」を挙げた者の割合は男性の50歳代,60歳代と女性の40歳代から60歳代で,「自分の健康について」を挙げた者の割合は男女とも60歳代,70歳以上で,「家族の健康について」を挙げた者の割合は男性の70歳以上と女性の50歳代,60歳代で,「今後の収入や資産の見通しについて」を挙げた者の割合は男女とも30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。(図29図30図31図32図33表12参考

 (5) 時間のゆとりの有無
 日頃の生活の中で,休んだり,好きなことをしたりする時間のゆとりがあるか聞いたところ,「ゆとりがある」とする者の割合が63.5%(「かなりゆとりがある」17.9%+「ある程度ゆとりがある」45.6%),「ゆとりがない」とする者の割合が36.3%(「あまりゆとりがない」25.9%+「ほとんどゆとりがない」10.4%)となっている。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 性・年齢別に見ると,「ゆとりがある」とする者の割合は男女とも60歳代,70歳以上で,「ゆとりがない」とする者の割合は男性の30歳代から50歳代と女性の30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「ゆとりがある」とする者の割合は主婦,その他の無職で,「ゆとりがない」とする者の割合は商工サービス業・自由業(自営業主,家族従業者),管理・専門技術・事務職,労務職で,それぞれ高くなっている。
 生活の充実感についての質問と関連で見ると,「ゆとりがある」とする者の割合は「充実感を感じている」とする者で,「ゆとりがない」とする者の割合は「充実感を感じていない」とする者で,それぞれ高くなっている。(図34図35図36表13

 (6) 自由時間の過ごし方
 現在,どのようなことをして自分の自由になる時間を過ごしているか聞いたところ,「ラジオを聞いたり,テレビを見たりする」を挙げた者の割合が54.7%と最も高く,以下,「趣味を楽しむ」(44.1%),「のんびり休養する」(37.3%),「新聞・雑誌などを読んだりする」(37.1%),「家族との団らんを楽しむ」(36.3%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「趣味を楽しむ」(40.8%→44.1%),「新聞・雑誌などを読んだりする」(34.1%→37.1%),「家族との団らんを楽しむ」(29.9%→36.3%)を挙げた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「ラジオを聞いたり,テレビを見たりする」,「家族との団らんを楽しむ」を挙げた者の割合は女性で,「趣味を楽しむ」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「ラジオを聞いたり,テレビを見たりする」を挙げた者の割合は男女とも60歳代,70歳以上で,「趣味を楽しむ」を挙げた者の割合は男性の20歳代,30歳代で,「のんびり休養する」を挙げた者の割合は男性の20歳代と女性の20歳代,30歳代で,「新聞・雑誌などを読んだりする」を挙げた者の割合は男性の60歳代,70歳以上と女性の60歳代で,「家族との団らんを楽しむ」を挙げた者の割合は男性の30歳代,40歳代と女性の20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。(図37図38図39図40図41図42表14

 (7) 生活の程度
 生活の程度は,世間一般から見て,どの程度と思うか聞いたところ,「上」と答えた者の割合が1.1%,「中の上」と答えた者の割合が11.0%,「中の中」と答えた者の割合が54.1%,「中の下」と答えた者の割合が26.3%,「下」と答えた者の割合が6.0%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「中の上」(8.8%→11.0%)と答えた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「中の上」,「中の中」と答えた者の割合は女性で,「中の下」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「中の上」と答えた者の割合は男性の20歳代と女性の20歳代,50歳代で,「中の中」と答えた者の割合は女性の20歳代で,「中の下」と答えた者の割合は男性の50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。(図43図44図45表15




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