• 治安・安全

3ページ目-治安に関する世論調査(平成18年12月調査)

2007年2月19日掲載

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2 調査結果の概要


2.犯罪に対する不安

 (1) 不安になる場所
 自分や身近な人が犯罪に遭うかもしれないと不安になる場所はどこか聞いたところ,「路上」を挙げた者の割合が60.2%と最も高く,以下,「繁華街」(44.7%),「インターネット空間」(40.1%),「公園」(37.4%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 平成16年7月の調査と比較して見ると,「路上」(53.9%→60.2%),「インターネット空間」(19.1%→40.1%),「公園」(33.9%→37.4%)を挙げた者の割合がそれぞれ上昇している。
 都市規模別に見ると,「路上」,「公園」を挙げた者の割合は大都市で,「繁華街」を挙げた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「路上」,「インターネット空間」を挙げた者の割合は女性で,「繁華街」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「繁華街」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「インターネット空間」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「公園」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。(図4表4−1表4−2

 (2) 不安になる犯罪
 自分や身近な人が被害に遭うかもしれないと不安になる犯罪は何か聞いたところ,「自宅に入る空き巣などの犯罪」を挙げた者の割合が53.1%,「すり,ひったくりなどの犯罪」を挙げた者の割合が50.0%,「飲酒運転による交通事故,ひき逃げなどの悪質・危険な交通法令違反」を挙げた者の割合が49.9%などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
 平成16年7月の調査と比較して見ると,「飲酒運転による交通事故,ひき逃げなどの悪質・危険な交通法令違反」(30.5%→49.9%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「すり,ひったくりなどの犯罪」を挙げた者の割合は大都市で,「飲酒運転による交通事故,ひき逃げなどの悪質・危険な交通法令違反」を挙げた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「自宅に入る空き巣などの犯罪」,「すり,ひったくりなどの犯罪」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「自宅に入る空き巣などの犯罪」,「飲酒運転による交通事故,ひき逃げなどの悪質・危険な交通法令違反」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で高くなっている。(図5表5参考

 (3) 不安になる組織等
 自分や身近な人を犯罪に巻き込むかもしれないと不安になる組織や個人は何か聞いたところ,「情緒不安定な人や怒りっぽい(すぐキレる)人」を挙げた者の割合が59.9%と最も高く,以下,「窃盗常習者など犯罪を繰り返している人」(43.3%),「外国人の犯罪グループや不法滞在者」(38.9%),「暴走族などの非行集団や非行少年」(37.7%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 平成16年7月の調査と比較して見ると,「情緒不安定な人や怒りっぽい(すぐキレる)人」(49.4%→59.9%),「窃盗常習者など犯罪を繰り返している人」(36.7%→43.3%)を挙げた者の割合がそれぞれ上昇し,「外国人の犯罪グループや不法滞在者」(43.2%→38.9%),「暴走族などの非行集団や非行少年」(43.1%→37.7%)を挙げた者の割合がそれぞれ低下している。
 都市規模別に見ると,「情緒不安定な人や怒りっぽい(すぐキレる)人」,「窃盗常習者など犯罪を繰り返している人」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「情緒不安定な人や怒りっぽい(すぐキレる)人」,「窃盗常習者など犯罪を繰り返している人」を挙げた者の割合は女性で,「外国人の犯罪グループや不法滞在者」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「情緒不安定な人や怒りっぽい(すぐキレる)人」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「窃盗常習者など犯罪を繰り返している人」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「外国人の犯罪グループや不法滞在者」を挙げた者の割合は40歳代で,「暴走族などの非行集団や非行少年」を挙げた者の割合は20歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。(図6表6参考

 (4) 最近の犯罪の傾向
 最近の犯罪はどのような傾向があると思うか聞いたところ,「低年齢化している」を挙げた者の割合が77.2%と最も高く,以下,「残酷になっている」(66.5%),「高齢者や子どもなど弱者を狙ったものが増えている」(61.3%),「単純な動機で発生している」(58.4%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 平成16年7月の調査と比較して見ると,「低年齢化している」(81.8%→77.2%)を挙げた者の割合が低下し,「高齢者や子どもなど弱者を狙ったものが増えている」(52.6%→61.3%)を挙げた者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「低年齢化している」,「残酷になっている」,「高齢者や子どもなど弱者を狙ったものが増えている」,「単純な動機で発生している」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「低年齢化している」を挙げた者の割合は30歳代で,「残酷になっている」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「単純な動機で発生している」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。(図7表7−1表7−2




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