• 治安・安全

5ページ目-治安に関する世論調査(平成16年7月調査)

2004年9月21日掲載

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電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要


4 治安に関する協力

 (1) 犯罪の通報に関する意識
 犯罪を見たり,悲鳴などを聞いたりした場合,警察に通報するか聞いたところ,「必ず通報する」と答えた者の割合が53.5%,「条件や場面によっては通報する」と答えた者の割合が41.1%,「通報しない」と答えた者の割合が1.7%となっている。
 都市規模別に見ると,「条件や場面によっては通報する」と答えた者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「必ず通報する」と答えた者の割合は男性で,「条件や場面によっては通報する」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「必ず通報する」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,「条件や場面によっては通報する」と答えた者の割合は20歳代から40歳代で,「通報しない」と答えた者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「必ず通報する」と答えた者の割合は自営業主,その他の無職で,「条件や場面によっては通報する」と答えた者の割合は管理・専門技術・事務職,労務職で,「通報しない」と答えた者の割合はその他の無職で,それぞれ高くなっている。(図15表15

   ア 通報する条件や場面
 犯罪を見たり,悲鳴などを聞いたりした場合,警察に「条件や場面によっては通報する」と答えた者(862人)に,どういった条件や場面であれば通報するか聞いたところ,「身内や親しい知人が被害に遭ったとき」を挙げた者の割合が70.0%,「殺人や強盗などの凶悪犯罪を見たとき」を挙げた者の割合が66.6%と高く,以下,「身近な場所で悲鳴や大きな音を聞いたとき」(50.2%),「警察署や交番が近くにあったとき」(23.5%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 性別に見ると,「殺人や強盗などの凶悪犯罪を見たとき」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「身内や親しい知人が被害に遭ったとき」を挙げた者の割合は30歳代で,「殺人や強盗などの凶悪犯罪を見たとき」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「身内や親しい知人が被害に遭ったとき」,「殺人や強盗などの凶悪犯罪を見たとき」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で高くなっている。(図16表16

   イ 通報しない理由
 犯罪を見たり,悲鳴などを聞いたりした場合,警察に「条件や場面によっては通報する」,「通報しない」と答えた者(897人)に,通報しない理由を聞いたところ,「犯人の報復が怖いから」を挙げた者の割合が23.6%と最も高く,以下,「誰かが通報するから」(18.3%),「後々警察に話をするのが面倒だから」(14.7%),「自分とは関係ないから(かかわりたくないから)」(13.5%)などの順となっている。なお、「わからない」と答えた者の割合が32.9%となっている。(複数回答,上位4項目)
 都市規模別に見ると,「犯人の報復が怖いから」を挙げた者の割合は中都市で,「誰かが通報するから」を挙げた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。(図17表17

 (2) 警察への協力に関する意識
 警察から事件などに対する協力を求められたとき,どうするか聞いたところ,「協力する」とする者の割合が94.5%(「進んで協力する」29.0%+「できる範囲で協力する」65.5%),「協力しない」とする者の割合が3.1%(「あまり協力しない」2.8%+「まったく協力しない」0.3%)となっている。
 前回の調査結果(平成2年6月調査をいう)と比較して見ると,「協力する」(91.6%→94.5%)とする者の割合が上昇し,「協力しない」(4.9%→3.1%)とする者の割合が低下している。
 年齢別に見ると,「協力する」とする者の割合は50歳代で高くなっている。
 職業別に見ると,「協力する」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で高くなっている。(図18表18

   ア 協力しない理由
 警察から事件などに対する協力を求められたとき,「協力しない」とする者(66人)に,その理由を聞いたところ,「後々警察に話をするのが面倒だから」を挙げた者の割合が43.9%,「仕事や用事で多忙だから」を挙げた者の割合が25.8%,「自分とは関係ないから(かかわりたくないから)」を挙げた者の割合が22.7%,「犯人の報復が怖いから」を挙げた者の割合が21.2%,「協力してもそれがどう活かされるかわからないから」を挙げた者の割合が21.2%などの順となっている。なお,「その他」を挙げた者の割合が13.6%となっている。(複数回答)(図19表19参考表


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