• 治安・安全

7ページ目-消防・救急に関する世論調査(平成15年5月調査)

2003年8月4日掲載

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電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要


6 自主防災組織について

 (1) 日ごろから心掛けていること
 防火,防炎,救急のために日ごろからどのようなことに心掛けているか聞いたところ,「風呂,暖房器具,コンロなど,屋内の火の元の始末に,注意している」を挙げた者の割合が78.7%と最も高く,以下,「タバコの吸殻の始末に,注意している」(45.4%),「台風などが近付いた時には,積極的に情報を得て備えるようにしている」(36.1%),「たき火など,屋外の火の始末に,注意している」(31.8%),「放火されないよう,屋外の整理やゴミの出し方に,注意している」(31.6%),「子どもの手の届くところにマッチやライターを置かないなど、子どもが火遊びをしないよう配慮している」(29.3%)などの順となっている。(複数回答,上位6項目)
 都市規模別に見ると,「タバコの吸殻の始末に、注意している」,「台風などが近付いた時には,積極的に情報を得て備えるようにしている」を挙げた者の割合は小都市で,「たき火など,屋外の火の始末に,注意している」を挙げた者の割合は小都市,町村で,「放火されないよう,屋外の整理やゴミの出し方に,注意している」を挙げた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると, 「風呂,暖房器具,コンロなど,屋内の火の元の始末に,注意している」を挙げた者の割合は女性で,「タバコの吸殻の始末に,注意している」を挙げた者の割合は男性で,「放火されないよう,屋外の整理やゴミの出し方に,注意している」,「子どもの手の届くところにマッチやライターを置かないなど,子どもが火遊びをしないよう配慮している」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「タバコの吸殻の始末に,注意している」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「台風などが近付いた時には、積極的に情報を得て備えるようにしている」を挙げた者の割合は40歳代で,「放火されないよう,屋外の整理やゴミの出し方に,注意している」を挙げた者の割合は50歳代,70歳代で,「子どもの手の届くところにマッチやライターを置かないなど,子どもが火遊びをしないよう配慮している」を挙げた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(図19,表19

 (2) 自主防災組織への関心
 大規模地震などの大災害や地域の火災の発生に備えて,地域住民で組織する自主防災組織が各地域に結成され,防災訓練などを行っているが,自主防災組織について,関心があるか聞いたところ,「関心を持っている」とする者の割合が62.8%(「非常に関心を持っている」18.9%+「どちらかといえば関心を持っている」43.9%),「関心を持っていない」とする者の割合が34.3%(「あまり関心を持っていない」31.2%+「全く関心を持っていない」3.0%)となっている。
 都市規模別に見ると,「関心を持っている」とする者の割合は町村で,「関心を持っていない」とする者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「関心を持っている」とする者の割合は男性で,「関心を持っていない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「関心を持っている」とする者の割合は50歳代,60歳代で,「関心を持っていない」とする者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図20,表20

 (3) 参加したい自主防災組織の活動
 参加したい自主防災組織の活動について聞いたところ,「初期消火・救助・応急手当などの活動」を挙げた者の割合が39.9%,「火災や地震や風水害の知識,初期消火や救助や応急手当の知識・技術などを身につけるための講習」を挙げた者の割合が38.3%と高く,以下,「大災害が発生した時に互いに助け合えるよう,地域の人々が参加する訓練」(32.1%),「水や食料や生活物資などの配布や,避難場所の運営」(30.3%)などの順となっている。なお,「参加したいと思わない」を挙げた者の割合は19.2%となっている。(複数回答,上位4項目)
 年齢別に見ると,「初期消火・救助・応急手当などの活動」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「火災や地震や風水害の知識、初期消火や救助や応急手当の知識・技術などを身につけるための講習」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「大災害が発生した時に互いに助け合えるよう,地域の人々が参加する訓練」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「水や食料や生活物資などの配布や,避難場所の運営」を挙げた者の割合は50歳代で,それぞれ高くなっている。(図21表21


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