2 調査結果の概要
1 消防・救急に対する印象について
(1) 消防・救急への全般的な印象
全般的に見て,消防・救急に対して良い印象を持っているか,それとも悪い印象を持っているか聞いたところ,「良い印象を持っている」とする者の割合が87.3%(「良い印象を持っている」47.6%+「どちらかといえば良い印象を持っている」39.8%),「悪い印象を持っている」とする者の割合が3.4%(「どちらかといえば悪い印象を持っている」2.7%+「悪い印象を持っている」0.6%)となっている。
性別に見ると,「良い印象を持っている」とする者の割合は男性で高くなっている。(図1,表1)
性別に見ると,「良い印象を持っている」とする者の割合は男性で高くなっている。(図1,表1)
ア 良い印象の内容
消防・救急に対して「良い印象を持っている」,「どちらかといえば良い印象を持っている」と答えた者(1,845人)にその理由を聞いたところ,「火を消したり人を助けるなど重要な仕事をして社会に貢献している」を挙げた者の割合が77.9%と最も多く,以下,「万が一の時に,頼りになる」(67.4%),「応対が良い」(17.6%),「建物への立入検査などをして,火災の予防をしている」(17.0%),「規律正しい」(15.4%),「身近である」(13.9%)などの順となっている。(複数回答,上位6項目)
都市規模別に見ると,「応対が良い」を挙げた者の割合は町村で,「規律正しい」を挙げた者の割合は大都市で,「身近である」を挙げた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「建物への立入検査などをして,火災の予防をしている」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「火を消したり人を助けるなど重要な仕事をして社会に貢献している」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「応対が良い」を挙げた者の割合は70歳以上で,「身近である」を挙げた者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。(図2,表2)
都市規模別に見ると,「応対が良い」を挙げた者の割合は町村で,「規律正しい」を挙げた者の割合は大都市で,「身近である」を挙げた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「建物への立入検査などをして,火災の予防をしている」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「火を消したり人を助けるなど重要な仕事をして社会に貢献している」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「応対が良い」を挙げた者の割合は70歳以上で,「身近である」を挙げた者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。(図2,表2)
イ 悪い印象の内容
消防・救急に対して「どちらかといえば悪い印象を持っている」,「悪い印象を持っている」と答えた者(71人)にその理由を聞いたところ,「応対が悪い」を挙げた者の割合が33.8%,「消防車や救急車の緊急走行,サイレンの音など社会に迷惑を掛けている」を挙げた者の割合が19.7%,「消防署が近くにないなど,万が一の時に頼りにならない」を挙げた者の割合が18.3%,「火事や救急がない時は,何をしているのかわからない」を挙げた者の割合が16.9%と高く,以下,「身近でない」(14.1%)などの順となっている。なお,「その他」を挙げた者の割合は21.1%となっている。(複数回答,上位5項目)(図3,表3)
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