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3ページ目-文化に関する世論調査(平成15年11月調査)

2004年1月26日掲載

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電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要


2 地域文化の振興

 (1) 地域の文化活動の振興に関する要望
 あなたの地域での文化活動を,もっと活発にするために,国や地方公共団体に対し,要望することは何か聞いたところ,「文化施設を整備・充実する」を挙げた者の割合が35.4%と最も高く,以下,「文化に関する情報を提供する」(27.4%),「国や地方公共団体による主催公演・展覧会などの文化事業,文化行事を実施する」(24.8%),「芸術文化団体・サークルの育成や援助を行う」(22.9%),「指導者を養成・派遣する」(20.7%),「民間の公演活動などの文化創造活動を支援する」(20.0%)などの順となっている。なお,「特にない」と答えた者の割合が20.8%となっている。(複数回答,上位6項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「文化施設を整備・充実する」(45.7%→35.4%),「文化に関する情報を提供する」(30.5%→27.4%),「芸術文化団体・サークルの育成や援助を行う」(29.2%→22.9%),「指導者を養成・派遣する」(31.0%→20.7%)を挙げた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「文化施設を整備・充実する」,「芸術文化団体・サークルの育成や援助を行う」を挙げた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「芸術文化団体・サークルの育成や援助を行う」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「文化施設を整備・充実する」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,「文化に関する情報を提供する」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「芸術文化団体・サークルの育成や援助を行う」を挙げた者の割合は50歳代で,「指導者を養成・派遣する」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「民間の公演活動などの文化創造活動を支援する」を挙げた者の割合は40歳代で,それぞれ高くなっている。(図8表8

 (2) 地域の文化施設の整備等に関する要望
 あなたが生活している地域で文化施設の整備・充実を行うとしたら,どのような施設が最も必要だと思うか聞いたところ,「文化会館(音楽会や劇の公演などができる市民会館・県民会館)」を挙げた者の割合が20.1%と最も高く,以下,「公民館や地域の集会施設」(15.5%),「図書館」(15.3%),「美術館」(11.7%),「映画館」(9.0%),博物館(6.1%)などの順となっている。なお,「特にない」と答えた者の割合が17.9%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「文化会館(音楽会や劇の公演などができる市民会館・県民会館)」(28.8%→20.1%),「美術館」(13.9%→11.7%)を挙げた者の割合が低下し,「図書館」(13.0%→15.3%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「図書館」を挙げた者の割合は大都市で,「美術館」を挙げた者の割合は中都市,小都市で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「公民館や地域の集会施設」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,「図書館」を挙げた者の割合は20歳代から40歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「図書館」を挙げた者の割合は主婦で,「美術館」を挙げた者の割合は労務職で,それぞれ高くなっている。(図9表9

 (3) 文化が息づくまちづくりのための要望
 地域に根ざした独自の個性的な文化を生かして,文化が息づくまちづくりを進めていこうとした場合,国や地方公共団体はどのようなことをすればよいと思うか聞いたところ,「地域の芸術文化団体・サークルの育成や援助を行う」を挙げた者の割合が32.4%,「歴史的な建物や遺跡などを活かしたまちづくりを行う」を挙げた者の割合が30.9%と高く,以下,「文化フェスティバルなどの文化行事を開催する」(27.3%),「まちのデザインや公共施設の整備に芸術的な感性を取り入れる」(25.1%)などの順となっている。なお,「特にない」と答えた者の割合が11.4%となっている。(複数回答,上位4項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「地域の芸術文化団体・サークルの育成や援助を行う」(35.8%→32.4%),「歴史的な建物や遺跡などを活かしたまちづくりを行う」(42.4%→30.9%),「まちのデザインや公共施設の整備に芸術的な感性を取り入れる」(29.2%→25.1%)を挙げた者の割合が低下している。
 性別に見ると,「歴史的な建物や遺跡などを活かしたまちづくりを行う」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「地域の芸術文化団体・サークルの育成や援助を行う」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「歴史的な建物や遺跡などを活かしたまちづくりを行う」を挙げた者の割合は50歳代で,「文化フェスティバルなどの文化行事を開催する」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,「まちのデザインや公共施設の整備に芸術的な感性を取り入れる」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「地域の芸術文化団体・サークルの育成や援助を行う」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,主婦で,「歴史的な建物や遺跡などを活かしたまちづくりを行う」を挙げた者の割合は自営業主,管理・専門技術・事務職で,「文化フェスティバルなどの文化行事を開催する」を挙げた者の割合は主婦で,「まちのデザインや公共施設の整備に芸術的な感性を取り入れる」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で,それぞれ高くなっている。(図10表10


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