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4ページ目-文化に関する世論調査(平成15年11月調査)

2004年1月26日掲載

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内閣府大臣官房政府広報室 世論調査担当
電話番号 03-5253-2111(代表)

2 調査結果の概要


3 文化芸術に対する支援活動

 (1) 文化芸術に対する支援活動の経験
 この1年間に,展示物の解説,公演の際の会場整理,公演・展示の企画,子どもの体験学習への指導などの文化ボランティア活動や,文化芸術活動等への寄附などの支援活動を行ったか聞いたところ,「行った」と答えた者の割合が9.2%,「行わなかった」と答えた者の割合が90.8%となっている。
 都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。
 職業別に見ると,「行わなかった」と答えた者の割合は労務職,その他の無職で高くなっている。(図11表11

  ア 文化芸術に対する支援活動の種類
 この1年間に,展示物の解説,公演の際の会場整理,公演・展示の企画,子どもの体験学習への指導などの文化ボランティア活動や,文化芸術活動等への寄附などの支援活動を,「行った」と答えた者(192人)に,行った支援活動はどのようなものか聞いたところ,「文化施設(美術館・博物館,劇場,ホールなど)におけるボランティア活動」を挙げた者の割合が34.4%,「芸術団体(劇団,楽団など)や文化行事におけるボランティア活動」を挙げた者の割合が32.3%,「寄附(チケット代金以外の資金の提供)」を挙げた者の割合が32.3%となっている。なお,「その他」と答えた者の割合が11.5%となっている。(複数回答)(図12表12

  イ 文化芸術に対する支援活動の分野
 この1年間に,展示物の解説,公演の際の会場整理,公演・展示の企画,子どもの体験学習への指導などの文化ボランティア活動や,文化芸術活動等への寄附などの支援活動を,「行った」と答えた者(192人)に,行った支援活動はどの分野のものか聞いたところ,「生活文化(ファッション,茶道,生け花,盆栽,園芸など)」を挙げた者の割合が31.8%,「美術(日本・東洋美術,西洋美術,現代美術,写真,工芸,書道,デザインなど)」を挙げた者の割合が22.4%と高くなっている。なお,「その他」と答えた者の割合が13.0%となっている。(複数回答,上位2項目)(図13表13

  ウ 支援活動を行わなかった理由
 この1年間に,展示物の解説,公演の際の会場整理,公演・展示の企画,子どもの体験学習への指導などの文化ボランティア活動や,文化芸術活動等への寄附などの支援活動を,「行わなかった」と答えた者(1,902人)に,支援活動を行わなかった理由は何か聞いたところ,「忙しくて時間がとれないから」を挙げた者の割合が47.2%と最も高く,以下,「支援を行う施設や場所,団体等の内容が分かる情報が少ないから」(19.3%),「同好の仲間がいないから」(18.1%),「文化芸術に関心がないから」(12.5%)などの順となっている。なお,「特に理由はない」と答えた者の割合が17.6%となっている。(複数回答,上位4項目)
 都市規模別に見ると,「同好の仲間がいないから」を挙げた者の割合は小都市で,「文化芸術に関心がないから」を挙げた者の割合は小都市,町村で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「文化芸術に関心がないから」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると,「忙しくて時間がとれないから」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,「支援を行う施設や場所,団体等の内容が分かる情報が少ないから」を挙げた者の割合は20歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「忙しくて時間がとれないから」を挙げた者の割合は自営業主,家族従業者,管理・専門技術・事務職,労務職で,「支援を行う施設や場所,団体等の内容が分かる情報が少ないから」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「文化芸術に関心がないから」を挙げた者の割合は自営業主,労務職,その他の無職で,それぞれ高くなっている。(図14表14

  エ 今後支援活動を行う意向
 この1年間に,展示物の解説,公演の際の会場整理,公演・展示の企画,子どもの体験学習への指導などの文化ボランティア活動や,文化芸術活動等への寄附などの支援活動を,「行わなかった」と答えた者(1,902人)に,今後条件が整えば,支援活動を行ってみたいという気持ちはあるか聞いたところ,「行ってみたいと思う」とする者の割合が44.7%(「是非行ってみたいと思う」6.2%+「多少は行ってみたいと思う」38.5%),「行ってみたいとは思わない」とする者の割合が49.9%(「あまり行ってみたいとは思わない」31.2%+「(全く)行ってみたいとは思わない」18.7%)となっている。
 都市規模別に見ると,「行ってみたいとは思わない」とする者の割合は町村で高くなっている。
 性別に見ると,「行ってみたいと思う」とする者の割合は女性で,「行ってみたいとは思わない」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「行ってみたいと思う」とする者の割合は40歳代で,「行ってみたいとは思わない」とする者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「行ってみたいと思う」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で,「行ってみたいとは思わない」とする者の割合はその他の無職で,それぞれ高くなっている。(図15表15


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