2 調査結果の概要
6.日本の果たすべき役割
(1) 日本の果たすべき役割
日本は国際社会で,主としてどのような役割を果たすべきか聞いたところ,「人的支援を含んだ,地域紛争の平和的解決に向けた努力などの国際平和の維持への貢献」を挙げた者の割合が52.8%と最も高く,以下,「地球環境問題などの地球的規模の問題解決への貢献」(41.7%),「難民・避難民(特に子供,女性)に対する人道的な支援」(24.6%),「世界経済の健全な発展への貢献」(17.0%),「自由・民主主義や人権のような国際的に普遍的な価値を守るための国際努力」(16.7%)などの順となっている。(2つまでの複数回答,上位5項目)
前回の調査結果と比較して見ると,「地球環境問題などの地球的規模の問題解決への貢献」(38.2%→41.7%)を挙げた者の割合が上昇し,「難民・避難民(特に子供,女性)に対する人道的な支援」(30.9%→24.6%),「世界経済の健全な発展への貢献」(19.6%→17.0%)を挙げた者の割合が低下している。 (図40)
性別に見ると,「難民・避難民(特に子供,女性)に対する人道的な支援」を挙げた者の割合は女性で,「世界経済の健全な発展への貢献」,「自由・民主主義や人権のような国際的に普遍的な価値を守るための国際努力」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「人的支援を含んだ,地域紛争の平和的解決に向けた努力などの国際平和の維持への貢献」を挙げた者の割合は40歳代で,「地球環境問題などの地球的規模の問題解決への貢献」を挙げた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。 (表40,参考表)
前回の調査結果と比較して見ると,「地球環境問題などの地球的規模の問題解決への貢献」(38.2%→41.7%)を挙げた者の割合が上昇し,「難民・避難民(特に子供,女性)に対する人道的な支援」(30.9%→24.6%),「世界経済の健全な発展への貢献」(19.6%→17.0%)を挙げた者の割合が低下している。 (図40)
性別に見ると,「難民・避難民(特に子供,女性)に対する人道的な支援」を挙げた者の割合は女性で,「世界経済の健全な発展への貢献」,「自由・民主主義や人権のような国際的に普遍的な価値を守るための国際努力」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「人的支援を含んだ,地域紛争の平和的解決に向けた努力などの国際平和の維持への貢献」を挙げた者の割合は40歳代で,「地球環境問題などの地球的規模の問題解決への貢献」を挙げた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。 (表40,参考表)
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