• 外交・防衛

2ページ目-外交に関する世論調査(平成13年10月調査)

2002年2月4日掲載

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2 調査結果の概要


  1. 日本と諸外国との関係について

    (1)日本とアメリカ
    ア アメリカに対する親近感

     アメリカに親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が76.5%(「親しみを感じる」37.0%+「どちらかというと親しみを感じる」39.5%),「親しみを感じない」とする者の割合が19.9%(「どちらかというと親しみを感じない」12.5%+「親しみを感じない」7.4%)となっている。
     前回の調査結果(平成12年12月調査をいう,以下同じ。)と比較して見ると,「親しみを感じる」(73.8%→76.5%)とする者の割合が上昇し,「親しみを感じない」(22.7%→19.9%)とする者の割合が低下している。(図1
     性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。(表1

    イ 現在の日本とアメリカとの関係

     現在の日本とアメリカとの関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が81.8%(「良好だと思う」31.8%+「まあ良好だと思う」50.0%),「良好だと思わない」とする者の割合が11.4%(「あまり良好だと思わない」9.2%+「良好だと思わない」2.1%)となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,「良好だと思う」(76.0%→81.8%)とする者の割合が上昇し,「良好だと思わない」(16.0%→11.4%)とする者の割合が低下している。(図2
     性別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は男性で,「良好だと思わない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
     年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は30歳代で高くなっている。 (表2参考図

    (2)日本とロシア
    ア ロシアに対する親近感

     ロシアに親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が17.9%(「親しみを感じる」3.1%+「どちらかというと親しみを感じる」14.8%),「親しみを感じない」とする者の割合が76.7%(「どちらかというと親しみを感じない」44.3%+「親しみを感じない」32.4%)となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,「親しみを感じる」(14.2%→17.9%)とする者の割合が上昇し,「親しみを感じない」(81.1%→76.7%)とする者の割合が低下している。(図3
     性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
     年齢別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は30歳代で高くなっている。(表3

    イ 現在の日本とロシアとの関係

     現在の日本とロシアとの関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が30.3%(「良好だと思う」1.9%+「まあ良好だと思う」28.4%),「良好だと思わない」とする者の割合が57.3%(「あまり良好だと思わない」39.8%+「良好だと思わない」17.5%)となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,「良好だと思う」(17.8%→30.3%)とする者の割合が上昇し,「良好だと思わない」(69.3%→57.3%)とする者の割合が低下している。(図4
     性別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は男性で高くなっている。
     年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は30歳代で,「良好だと思わない」とする者の割合は50歳代で,それぞれ高くなっている。(表4

    (3)日本と中国
    ア 中国に対する親近感

     中国に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が47.5%(「親しみを感じる」12.0%+「どちらかというと親しみを感じる」35.5%),「親しみを感じない」とする者の割合が48.1%(「どちらかというと親しみを感じない」31.9%+「親しみを感じない」16.2%)となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。(図5
     性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。(表5

    イ 現在の日本と中国との関係

     現在の日本と中国との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が41.3%(「良好だと思う」4.2%+「まあ良好だと思う」37.1%),「良好だと思わない」とする者の割合が48.5%(「あまり良好だと思わない」37.6%+「良好だと思わない」10.9%)となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。(図6
     性別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は男性で高くなっている。
     年齢別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は20歳代,50歳代で高くなっている。(表6

    (4)日本と韓国
    ア 韓国に対する親近感

     韓国に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が50.3%(「親しみを感じる」12.8%+「どちらかというと親しみを感じる」37.6%),「親しみを感じない」とする者の割合が45.5%(「どちらかというと親しみを感じない」27.7%+「親しみを感じない」17.8%)となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。(図7
     性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。(表7

    イ 現在の日本と韓国との関係

     現在の日本と韓国との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が42.0%(「良好だと思う」4.9%+「まあ良好だと思う」37.1%),「良好だと思わない」とする者の割合が47.2%(「あまり良好だと思わない」34.2%+「良好だと思わない」13.0%)となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,「良好だと思う」(51.4%→42.0%)とする者の割合が低下し,「良好だと思わない」(36.6%→47.2%)とする者の割合が上昇している。(図8
     性別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は男性で高くなっている。(表8

    (5)日本と東南アジア諸国
    ア 東南アジア諸国に対する親近感

     東南アジア諸国(タイ,インドネシアなど)に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が38.5%(「親しみを感じる」7.4%+「どちらかというと親しみを感じる」31.1%),「親しみを感じない」とする者の割合が51.7%(「どちらかというと親しみを感じない」31.2%+「親しみを感じない」20.5%)となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。(図9
     性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
     年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は20歳代で,「親しみを感じない」とする者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(表9

    イ 現在の日本と東南アジア諸国との関係

     現在の日本と東南アジア諸国(タイ,インドネシアなど)との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が44.6%(「良好だと思う」4.6%+「まあ良好だと思う」40.0%),「良好だと思わない」とする者の割合が33.6%(「あまり良好だと思わない」26.0%+「良好だと思わない」7.6%)となっている。
     なお,「わからない」と答えた者の割合が18.4%となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。(図10
     性別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は男性で高くなっている。
     年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は40歳代で高くなっている。(表10

    (6)日本と南西アジア諸国
    ア 南西アジア諸国に対する親近感

     南西アジア諸国(インド,パキスタンなど)に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が16.8%(「親しみを感じる」2.5%+「どちらかというと親しみを感じる」14.3%),「親しみを感じない」とする者の割合が73.1%(「どちらかというと親しみを感じない」41.1%+「親しみを感じない」32.0%)となっている。
     なお,「わからない」と答えた者の割合が10.1%となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,「親しみを感じる」(23.9%→16.8%)とする者の割合が低下し,「親しみを感じない」(65.0%→73.1%)とする者の割合が上昇している。(図11
     性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で高くなっている。
     年齢別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は20歳代から40歳代で高くなっている。(表11

    イ 現在の日本と南西アジア諸国との関係

     現在の日本と南西アジア諸国(インド,パキスタンなど)との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が26.0%(「良好だと思う」1.5%+「まあ良好だと思う」24.5%),「良好だと思わない」とする者の割合が48.7%(「あまり良好だと思わない」34.1%+「良好だと思わない」14.7%)となっている。
     なお,「わからない」と答えた者の割合が21.2%となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。(図12
     性別に見ると,「良好だと思う」,「良好だと思わない」とする者の割合は男性で高くなっている。
     年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は40歳代で,「良好だと思わない」とする者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(表12

    (7)日本とEU諸国
    ア EU諸国に対する親近感

     EU諸国(フランス,ドイツ,イギリスなど)に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が57.2%(「親しみを感じる」15.4%+「どちらかというと親しみを感じる」41.8%),「親しみを感じない」とする者の割合が35.9%(「どちらかというと親しみを感じない」21.6%+「親しみを感じない」14.3%)となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。(図13
     性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
     年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は20歳代で高くなっている。(表13

    イ 現在の日本とEU諸国との関係

     現在の日本とEU諸国(フランス,ドイツ,イギリスなど)との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が62.9%(「良好だと思う」11.7%+「まあ良好だと思う」51.2%),「良好だと思わない」とする者の割合が19.7%(「あまり良好だと思わない」14.9%+「良好だと思わない」4.9%)となっている。
     なお,「わからない」と答えた者の割合が14.6%となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,「良好だと思う」(57.2%→62.9%)とする者の割合が上昇し,「良好だと思わない」(24.3%→19.7%)とする者の割合が低下している。(図14
     性別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は男性で高くなっている。
     年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は30歳代,40歳代で高くなっている。(表14

    (8)日本と中・東欧諸国
    ア 中・東欧諸国に対する親近感

     中・東欧諸国(ポーランド,ハンガリー,ユーゴスラビアなど)に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が18.9%(「親しみを感じる」2.6%+「どちらかというと親しみを感じる」16.3%),「親しみを感じない」とする者の割合が68.3%(「どちらかというと親しみを感じない」39.4%+「親しみを感じない」28.8%)となっている。
     なお,「わからない」と答えた者の割合が12.8%となっている。
     平成11年12月の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。(図15
     性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
     年齢別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は20歳代,30歳代で高くなっている。(表15

    イ 現在の日本と中・東欧諸国との関係

     現在の日本と中・東欧諸国(ポーランド,ハンガリー,ユーゴスラビアなど)との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が26.7%(「良好だと思う」1.9%+「まあ良好だと思う」24.8%),「良好だと思わない」とする者の割合が43.2%(「あまり良好だと思わない」31.9%+「良好だと思わない」11.2%)となっている。
     なお,「わからない」と答えた者の割合が25.3%となっている。
     平成11年12月の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。(図16
     性別に見ると,「良好だと思う」,「良好だと思わない」とする者の割合は男性で高くなっている。(表16

    (9)日本と中南米諸国
    ア 中南米諸国に対する親近感

     中南米諸国(メキシコ,ブラジル,ペルーなど)に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が35.3%(「親しみを感じる」6.1%+「どちらかというと親しみを感じる」29.2%),「親しみを感じない」とする者の割合が54.2%(「どちらかというと親しみを感じない」32.0%+「親しみを感じない」22.2%)となっている。
     なお,「わからない」と答えた者の割合が10.5%となっている。
     平成11年12月の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。(図17
     性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
     年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は50歳代で,「親しみを感じない」とする者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。(表17

    イ 現在の日本と中南米諸国との関係

     現在の日本と中南米諸国(メキシコ,ブラジル,ペルーなど)との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が42.0%(「良好だと思う」5.0%+「まあ良好だと思う」37.0%),「良好だと思わない」とする者の割合が33.0%(「あまり良好だと思わない」24.9%+「良好だと思わない」8.1%)となっている。
     なお,「わからない」と答えた者の割合が20.7%となっている。
     平成11年12月の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。(図18
     性別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は男性で高くなっている。
     年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は40歳代で,「良好だと思わない」とする者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(表18

    (10)日本とアフリカ諸国
    ア アフリカ諸国に対する親近感

     アフリカ諸国(ナイジェリア,ケニア,南アフリカなど)に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が19.7%(「親しみを感じる」3.4%+「どちらかというと親しみを感じる」16.3%),「親しみを感じない」とする者の割合が67.7%(「どちらかというと親しみを感じない」35.9%+「親しみを感じない」31.8%)となっている。
     なお,「わからない」と答えた者の割合が12.6%となっている。
     平成11年12月の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。(図19
     性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で高くなっている。
     年齢別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は20歳代から40歳代で高くなっている。(表19

    イ 現在の日本とアフリカ諸国との関係

     現在の日本とアフリカ諸国(ナイジェリア,ケニア,南アフリカなど)との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が30.4%(「良好だと思う」2.4%+「まあ良好だと思う」28.0%),「良好だと思わない」とする者の割合が39.7%(「あまり良好だと思わない」28.2%+「良好だと思わない」11.5%)となっている。
     なお,「わからない」と答えた者の割合が25.3%となっている。
     平成11年12月の調査結果と比較して見ると,「良好だと思う」(25.1%→30.4%)とする者の割合が上昇し,「良好だと思わない」(43.1%→39.7%)とする者の割合が低下している。(図20
     性別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は男性で高くなっている。
     年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は20歳代,40歳代で,「良好だと思わない」とする者の割合は30歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。(表20

    (11)北朝鮮への関心度

     北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)のことについて,どの程度関心があるか聞いたところ,「関心がある」とする者の割合が54.1%(「非常に関心がある」12.6%+「ある程度関心がある」41.5%),「関心がない」とする者の割合が44.2%(「あまり関心がない」30.6%+「まったく関心がない」13.6%)となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,「関心がある」(62.9%→54.1%)とする者の割合が低下し,「関心がない」(35.1%→44.2%)とする者の割合が上昇している。
     性別に見ると,「関心がある」とする者の割合は男性で,「関心がない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。(図21表21

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