• 社会と法制度

4ページ目-選択的夫婦別氏制度に関する世論調査(平成13年5月調査)

2001年8月6日掲載

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2 調査結果の概要


  1. 仕事と婚姻による名字(姓)の変更

     現在の法律では,婚姻によって,夫婦のどちらかが必ず名字(姓)を変えなければならないことになっているが,婚姻前から仕事をしていた人が,婚姻によって名字(姓)を変えると,仕事の上で何らかの不便を生ずることがあると思うか聞いたところ,「何らかの不便を生ずることがあると思う」と答えた者の割合が41.9%,「何らの不便も生じないと思う」と答えた者の割合が52.9%となっている。  前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。  都市規模別に見ると,「何らかの不便を生ずることがあると思う」と答えた者の割合は大都市で,「何らの不便も生じないと思う」と答えた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。  性別に見ると,「何らかの不便を生ずることがあると思う」と答えた者の割合は女性で,「何らの不便も生じないと思う」と答えた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。  性・年齢別に見ると,「何らかの不便を生ずることがあると思う」と答えた者の割合は男性の20歳代と女性の20歳代から40歳代で,「何らの不便も生じないと思う」と答えた者の割合は男性の50歳代から70歳以上と女性の60歳代で,それぞれ高くなっている。(図2表2

    (1)仕事上の不便に対する考え方
     「何らかの不便を生ずることがあると思う」と答えた者(1,454人)に,婚姻前から仕事をしていた人が,婚姻によって名字(姓)を変えると,仕事の上で何らかの不便が生ずることがあるとして,そのことについて,どのように思うか聞いたところ,「婚姻をする以上,仕事の上で何らかの不便が生ずるのは仕方がない」と答えた者の割合が25.7%,「婚姻をしても,仕事の上で不便を生じないようにした方がよい」と答えた者の割合が56.7%,「どちらともいえない」と答えた者の割合が16.9%となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
     都市規模別に見ると,「婚姻をする以上,仕事の上で何らかの不便が生ずるのは仕方がない」と答えた者の割合は町村で,「婚姻をしても,仕事の上で不便を生じないようにした方がよい」と答えた者の割合は大都市で,「どちらともいえない」と答えた者の割合は小都市で,それぞれ高くなっている。
     性別に見ると,大きな差異は見られない。
     年齢別に見ると,「婚姻をする以上,仕事の上で何らかの不便が生ずるのは仕方がない」と答えた者の割合は70歳以上で高くなっている。(図3表3

    (2)婚姻前の名字(姓)の通称使用
     「婚姻をしても,仕事の上で不便を生じないようにした方がよい」と答えた者(825人)に,婚姻をして名字(姓)を変えても,仕事の上で不便を生じないようにするため,婚姻前の名字(姓)を通称として使えばよいという考え方があるが,このような考え方について,どのように思うか聞いたところ,「仕事の上で通称を使うことができれば,不便を生じないで済むと思う」と答えた者の割合が56.6%,「仕事の上で通称を使うことができても,それだけでは,対処しきれない不便があると思う」と答えた者の割合が41.5%となっている。
     前回の調査結果と比較して見ると,大きな変化は見られない。
     都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
     性別に見ると,大きな差異は見られない。
     年齢別に見ると,大きな差異は見られない。(図4表4

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