4ページ目-栄典制度の在り方に関する有識者アンケート調査

2001年7月16日掲載

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2 調査結果の概要


11 褒章について

問 11  叙勲が国家や社会に対する生涯にわたる功労を総合的に評価して顕彰するものであるのに対して、褒章は、特定の分野における善行を褒めるものです。
 現在、明治14年に定められた褒章条例により、6種類の褒章が制定されています。

 黄綬褒章 業務に精励して衆民の模範である者
 紫綬褒章 学術芸術上の発明改良創作に関して事績の著しい者
 藍綬褒章 公衆の利益を興した者又は公同の事務に尽力した者
 (注)「公同の事務」とは、保護司や民生・児童委員の事務など国や地方公共団体から委託されて行われる公共の事務です。
 紅綬褒章 自己の危難を顧みず人命を救助した者
 緑綬褒章 徳行卓絶な者
 紺綬褒章 公益のため私財(個人の場合500万円以上)を寄付した者

 このうち、黄綬、紫綬、藍綬の3種類の褒章については、春秋の褒章として毎年春と秋の2回授与されています。紅綬褒章と緑綬褒章についてはその都度授与されることとなっていますが、これまでに授与された数は多くありません。
 褒章について、次の中からあなたのお考えに近いものをいくつでもお選び下さい。

  1.  徳行のあった人に贈られる緑綬褒章を、永年献身的に介護に携わった人を対象に加えるなど、もっと幅広く活用した方が良い
  2.  危険を顧みず人命救助に取り組んだ人に贈られる紅綬褒章をもっと幅広く活用した方が良い
  3.  災害救助や福祉などのボランティア等に取り組んだ人を褒章の対象に加えた方が良い
  4.  紺綬褒章の対象となる寄付額(個人の場合500万円)を、引き上げた方が良い
  5.  紺綬褒章の対象に多額納税者を加えた方が良い
  6.  褒章は善行を褒めるものであるから、年齢にこだわらず善行のあった都度機動的に授与した方が良い
  7.  民間の分野については、等級のある勲章よりも、褒章を授与する方が良い
  8.  その他(                          )

表14

 分野間の比較で見ると,「危険を顧みず人命救助に取り組んだ人に贈られる紅綬褒章をもっと幅広く活用した方が良い」を挙げた者の割合は公務員で,「災害救助や福祉などのボランティア等に取り組んだ人を褒章の対象に加えた方が良い」を挙げた者の割合は公務員,各種団体役員で,「徳行のあった人に贈られる緑綬褒章を、永年献身的に介護に携わった人を対象に加えるなど、もっと幅広く活用した方が良い」を挙げた者の割合は地方自治体の首長・議会議長,各種団体役員で,それぞれ高くなっている。

図14


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