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3ページ目-社会意識に関する世論調査(平成30年2月調査)

2018年4月6日掲載

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2.社会の現状に対する認識について

(1) 現在の世相(明るいイメージ)

 現在の世相をひとことで言えば、明るいイメージとしては、どのような表現があてはまると思うか聞いたところ、「平和である」を挙げた者の割合が57.5%と最も高く、以下、「安定している」(28.5%)、「おもいやりがある」(17.8%)などの順となっている。なお、「特にない」と答えた者の割合が12.5%となっている。(複数回答、上位3項目)
 前回の調査結果と比較してみると、「平和である」(61.6%→57.5%)を挙げた者の割合が低下している。
 性別に見ると、「安定している」を挙げた者の割合は男性で、「おもいやりがある」を挙げた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「平和である」を挙げた者の割合は60歳代で、「安定している」を挙げた者の割合は50歳代、60歳代で、それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると、「おもいやりがある」を挙げた者の割合は主婦で高くなっている。
 職業別に見ると、「安定している」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で高くなっている。(図9-1図9-2表9-1(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます表9-2(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます

(2) 現在の世相(暗いイメージ)

 現在の世相をひとことで言えば、暗いイメージとしては、どのような表現があてはまると思うか聞いたところ、「無責任の風潮がつよい」を挙げた者の割合が39.8%と最も高く、以下、「自分本位である」(36.8%)、「ゆとりがない」(32.5%)、「連帯感が乏しい」(27.6%)などの順となっている。(複数回答、上位4項目)
 性別に見ると、「無責任の風潮がつよい」、「連帯感が乏しい」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
 年齢別に見ると、「無責任の風潮がつよい」、「自分本位である」を挙げた者の割合は50歳代、60歳代で、「ゆとりがない」を挙げた者の割合は40歳代、50歳代で、「連帯感が乏しい」を挙げた者の割合は60歳代で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「無責任の風潮がつよい」を挙げた者の割合は男性の40歳代から60歳代で、「自分本位である」を挙げた者の割合は男性の40歳代、60歳代、女性の50歳代、60歳代で、「ゆとりがない」を挙げた者の割合は男性の50歳代、女性の40歳代、50歳代で、それぞれ高くなっている。(図10-1図10-2表10-1(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます表10-2(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表10参考(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(3) 日本の誇り

 日本の国や国民について、誇りに思うことはどんなことか聞いたところ、「治安のよさ」を挙げた者の割合が57.7%、「美しい自然」を挙げた者の割合が55.3%と高く、以下、「長い歴史と伝統」(47.6%)、「すぐれた文化や芸術」(47.1%)などの順となっている。(複数回答、上位4項目)
 前回の調査結果と比較してみると、「すぐれた文化や芸術」(51.1%→47.1%)を挙げた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると、「治安のよさ」、「すぐれた文化や芸術」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「治安のよさ」、「長い歴史と伝統」を挙げた者の割合は男性で、「美しい自然」、「すぐれた文化や芸術」を挙げた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「治安のよさ」を挙げた者の割合は30歳代から60歳代で、「美しい自然」、「長い歴史と伝統」を挙げた者の割合は60歳代で、「すぐれた文化や芸術」を挙げた者の割合は18~29歳、30歳代、50歳代で、それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると、「治安のよさ」、「長い歴史と伝統」、「すぐれた文化や芸術」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で高くなっている。(図11-1図11-2表11-1(CSV形式:5KB)別ウインドウで開きます表11-2(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表11参考(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(4) 社会の満足度(満足している点)

 現在の社会において満足している点は何か聞いたところ、「良質な生活環境が整っている」を挙げた者の割合が41.2%と最も高く、以下、「心と身体の健康が保たれる」(27.4%)、「向上心・向学心を伸ばしやすい」(17.5%)、「働きやすい環境が整っている」(16.8%)、「人と人とが認め合い交流しやすい」(15.9%)などの順となっている。なお、「特にない」と答えた者の割合が19.4%となっている。(複数回答、上位5項目)
 前回の調査結果と比較してみると、「良質な生活環境が整っている」(43.2%→41.2%)を挙げた者の割合が低下している。
 性別に見ると、「良質な生活環境が整っている」、「向上心・向学心を伸ばしやすい」、「働きやすい環境が整っている」を挙げた者の割合は男性で、「人と人とが認め合い交流しやすい」を挙げた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「良質な生活環境が整っている」を挙げた者の割合は18~29歳、40歳代、50歳代で、「心と身体の健康が保たれる」を挙げた者の割合は18~29歳で、「向上心・向学心を伸ばしやすい」を挙げた者の割合は60歳代で、「働きやすい環境が整っている」を挙げた者の割合は18~29歳、50歳代で、「人と人とが認め合い交流しやすい」を挙げた者の割合は70歳以上で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「良質な生活環境が整っている」を挙げた者の割合は男性の18~29歳、40歳代、50歳代、女性の18~29歳、40歳代で、「心と身体の健康が保たれる」を挙げた者の割合は男性の18~29歳で、「向上心・向学心を伸ばしやすい」を挙げた者の割合は男性の60歳代、女性の60歳代で、「働きやすい環境が整っている」を挙げた者の割合は男性の18~29歳から60歳代で、「人と人とが認め合い交流しやすい」を挙げた者の割合は女性の60歳代、70歳以上で、それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると、「良質な生活環境が整っている」、「心と身体の健康が保たれる」、「向上心・向学心を伸ばしやすい」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で、「働きやすい環境が整っている」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職、販売・サービス・保安職、生産・輸送・建設・労務職で、それぞれ高くなっている。(図12-1図12-2表12-1(CSV形式:5KB)別ウインドウで開きます表12-2(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(5) 社会の満足度(満足していない点)

 現在の社会において満足していない点は何か聞いたところ、「経済的なゆとりと見通しが持てない」を挙げた者の割合が41.7%と最も高く、以下、「若者が社会での自立を目指しにくい」(31.5%)、「家庭が子育てしにくい」(26.9%)、「熟年・高齢者が社会と関わりにくい」(25.6%)、「働きやすい環境が整っていない」(24.4%)、「女性が社会での活躍を志向しにくい」(23.0%)などの順となっている。なお、「特にない」と答えた者の割合が10.0%となっている。(複数回答、上位6項目)
 前回の調査結果と比較してみると、「若者が社会での自立を目指しにくい」(35.5%→31.5%)、「家庭が子育てしにくい」(28.7%→26.9%)を挙げた者の割合が低下し、「熟年・高齢者が社会と関わりにくい」(23.3%→25.6%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると、「家庭が子育てしにくい」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると、「家庭が子育てしにくい」を挙げた者の割合は男性で、「女性が社会での活躍を志向しにくい」を挙げた者の割合は女性で、それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると、「経済的なゆとりと見通しが持てない」、「働きやすい環境が整っていない」、「女性が社会での活躍を志向しにくい」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で、「若者が社会での自立を目指しにくい」を挙げた者の割合は40歳代から60歳代で、「家庭が子育てしにくい」を挙げた者の割合は18~29歳から50歳代で、「熟年・高齢者が社会と関わりにくい」を挙げた者の割合は50歳代、60歳代で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「経済的なゆとりと見通しが持てない」を挙げた者の割合は男性の30歳代、40歳代、女性の50歳代で、「若者が社会での自立を目指しにくい」を挙げた者の割合は男性の50歳代、60歳代、女性の40歳代から60歳代で、「家庭が子育てしにくい」を挙げた者の割合は男性の30歳代、40歳代、女性の18~29歳から40歳代で、「熟年・高齢者が社会と関わりにくい」を挙げた者の割合は男性の50歳代、女性の50歳代、60歳代で、「働きやすい環境が整っていない」を挙げた者の割合は男性の30歳代、女性の30歳代から50歳代で、「女性が社会での活躍を志向しにくい」を挙げた者の割合は女性の18~29歳から50歳代で、それぞれ高くなっている。(図13-1図13-2表13-1(CSV形式:5KB)別ウインドウで開きます表13-2(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(6) 社会全体の満足度

 現在の社会に全体として満足しているか聞いたところ、「満足している」とする者の割合が64.2%(「満足している」7.5%+「やや満足している」56.8%)、「満足していない」とする者の割合が35.2%(「あまり満足していない」28.9%+「満足していない」6.3%)となっている。
 前回の調査結果と比較してみると、「満足していない」(33.3%→35.2%)とする者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると、「満足していない」とする者の割合は町村で高くなっている。
 年齢別に見ると、「満足している」とする者の割合は70歳以上で、「満足していない」とする者の割合は30歳代、50歳代で、それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると、「満足している」とする者の割合は男性の70歳以上、女性の70歳以上で、「満足していない」とする者の割合は男性の30歳代、女性の50歳代で、それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると、「満足している」とする者の割合は管理・専門技術・事務職で、「満足していない」とする者の割合は販売・サービス・保安職、生産・輸送・建設・労務職で、それぞれ高くなっている。(図14-1図14-2表14-1(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表14-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

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