1.日本と諸外国との関係
(1) 日本とアメリカ
ア アメリカに対する親近感
アメリカに親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が84.1%(「親しみを感じる」42.4%+「どちらかというと親しみを感じる」41.7%),「親しみを感じない」とする者の割合が13.2%(「どちらかというと親しみを感じない」7.3%+「親しみを感じない」6.0%)となっている。
性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は70歳以上で高くなっている。(図1,表1(CSV形式:2KB),表1参考(CSV形式:3KB))
イ 現在の日本とアメリカとの関係
現在の日本とアメリカとの関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が87.1%(「良好だと思う」34.3%+「まあ良好だと思う」52.8%),「良好だと思わない」とする者の割合が9.8%(「あまり良好だと思わない」8.0%+「良好だと思わない」1.8%)となっている。
都市規模別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は男性で高くなっている。(図2,表2(CSV形式:2KB),表2参考1(CSV形式:2KB),表2参考2(CSV形式:1KB),表2参考3(CSV形式:2KB))
ウ 今後の日本とアメリカとの関係の発展
今後の日本とアメリカとの関係の発展は,両国や,アジア及び太平洋地域にとって重要だと思うか聞いたところ,「重要だと思う」とする者の割合が95.0%(「重要だと思う」76.2%+「まあ重要だと思う」18.8%),「重要だと思わない」とする者の割合が2.5%(「あまり重要だと思わない」2.1%+「重要だと思わない」0.5%)となっている。
性別に見ると,「重要だと思う」とする者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「重要だと思う」とする者の割合は30歳代で高くなっている。(図3,表3(CSV形式:2KB),表3参考(CSV形式:1KB))
(2) 日本とロシア
ア ロシアに対する親近感
ロシアに親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が19.3%(「親しみを感じる」2.3%+「どちらかというと親しみを感じる」17.0%),「親しみを感じない」とする者の割合が76.9%(「どちらかというと親しみを感じない」45.8%+「親しみを感じない」31.2%)となっている。
都市規模別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は18~29歳で高くなっている。(図4,表4(CSV形式:2KB),表4参考(CSV形式:3KB))
イ 現在の日本とロシアとの関係
現在の日本とロシアとの関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が27.8%(「良好だと思う」1.5%+「まあ良好だと思う」26.3%),「良好だと思わない」とする者の割合が65.2%(「あまり良好だと思わない」49.4%+「良好だと思わない」15.8%)となっている。
都市規模別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は30歳代,40歳代で高くなっている。(図5,表5(CSV形式:2KB),表5参考1(CSV形式:3KB),表5参考2(CSV形式:1KB))
ウ 今後の日本とロシアとの関係の発展
今後の日本とロシアとの関係の発展は,両国や,アジア及び太平洋地域にとって重要だと思うか聞いたところ,「重要だと思う」とする者の割合が77.0%(「重要だと思う」29.0%+「まあ重要だと思う」47.9%),「重要だと思わない」とする者の割合が18.3%(「あまり重要だと思わない」14.8%+「重要だと思わない」3.5%)となっている。
性別に見ると,「重要だと思う」とする者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「重要だと思う」とする者の割合は40歳代で,「重要だと思わない」とする者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図6,表6(CSV形式:2KB),表6参考(CSV形式:1KB))
(3) 日本と中国
ア 中国に対する親近感
中国に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が16.8%(「親しみを感じる」3.4%+「どちらかというと親しみを感じる」13.4%),「親しみを感じない」とする者の割合が80.5%(「どちらかというと親しみを感じない」34.6%+「親しみを感じない」46.0%)となっている。
都市規模別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は町村で高くなっている。
年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は18~29歳,30歳代で,「親しみを感じない」とする者の割合は50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。(図7,表7(CSV形式:2KB),表7参考(CSV形式:3KB))
イ 現在の日本と中国との関係
現在の日本と中国との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が12.5%(「良好だと思う」0.8%+「まあ良好だと思う」11.7%),「良好だと思わない」とする者の割合が83.0%(「あまり良好だと思わない」43.8%+「良好だと思わない」39.1%)となっている。
性別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は18~29歳で,「良好だと思わない」とする者の割合は50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。(図8,表8(CSV形式:2KB),表8参考1(CSV形式:3KB),表8参考2(CSV形式:1KB))
ウ 今後の日本と中国との関係の発展
今後の日本と中国との関係の発展は,両国や,アジア及び太平洋地域にとって重要だと思うか聞いたところ,「重要だと思う」とする者の割合が72.9%(「重要だと思う」30.1%+「まあ重要だと思う」42.8%),「重要だと思わない」とする者の割合が22.3%(「あまり重要だと思わない」15.1%+「重要だと思わない」7.2%)となっている。
年齢別に見ると,「重要だと思う」とする者の割合は18~29歳,40歳代で,「重要だと思わない」とする者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図9,表9(CSV形式:2KB),表9参考(CSV形式:1KB))
(4) 日本と韓国
ア 韓国に対する親近感
韓国に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が38.1%(「親しみを感じる」9.1%+「どちらかというと親しみを感じる」29.0%),「親しみを感じない」とする者の割合が59.1%(「どちらかというと親しみを感じない」30.5%+「親しみを感じない」28.5%)となっている。
都市規模別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は町村で高くなっている。
性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は女性で,「親しみを感じない」とする者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は18~29歳,30歳代で,「親しみを感じない」とする者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図10,表10(CSV形式:2KB),表10参考(CSV形式:3KB))
イ 現在の日本と韓国との関係
現在の日本と韓国との関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が29.2%(「良好だと思う」2.1%+「まあ良好だと思う」27.1%),「良好だと思わない」とする者の割合が65.4%(「あまり良好だと思わない」43.0%+「良好だと思わない」22.4%)となっている。
都市規模別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「良好だと思わない」とする者の割合は50歳代で高くなっている。(図11,表11(CSV形式:2KB),表11参考1(CSV形式:3KB),表11参考2(CSV形式:1KB))
ウ 今後の日本と韓国との関係の発展
今後の日本と韓国との関係の発展は,両国や,アジア及び太平洋地域にとって重要だと思うか聞いたところ,「重要だと思う」とする者の割合が69.0%(「重要だと思う」24.4%+「まあ重要だと思う」44.6%),「重要だと思わない」とする者の割合が26.5%(「あまり重要だと思わない」19.2%+「重要だと思わない」7.3%)となっている。
性別に見ると,「重要だと思わない」とする者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「重要だと思う」とする者の割合は40歳代で高くなっている。(図12,表12(CSV形式:2KB),表12参考(CSV形式:1KB))
(5) 日本とインド
ア インドに対する親近感
インドに親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が42.2%(「親しみを感じる」7.7%+「どちらかというと親しみを感じる」34.5%),「親しみを感じない」とする者の割合が48.7%(「どちらかというと親しみを感じない」27.7%+「親しみを感じない」21.0%)となっている。
都市規模別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は大都市で,「親しみを感じない」とする者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は60歳代で,「親しみを感じない」とする者の割合は30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。(図13,表13(CSV形式:2KB),表13参考1(CSV形式:1KB),表13参考2(CSV形式:2KB))
イ 現在の日本とインドとの関係
現在の日本とインドとの関係は全体として良好だと思うか聞いたところ,「良好だと思う」とする者の割合が56.2%(「良好だと思う」8.1%+「まあ良好だと思う」48.1%),「良好だと思わない」とする者の割合が29.5%(「あまり良好だと思わない」22.2%+「良好だと思わない」7.4%)となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合が11.1%となっている。
性別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「良好だと思う」とする者の割合は18~29歳,40歳代で高くなっている。(図14,表14(CSV形式:2KB),表14参考1(CSV形式:1KB),表14参考2(CSV形式:1KB),表14参考3(CSV形式:2KB))
ウ 今後の日本とインドとの関係の発展
今後の日本とインドとの関係の発展は,両国や,アジア及び太平洋地域にとって重要だと思うか聞いたところ,「重要だと思う」とする者の割合が70.0%(「重要だと思う」24.9%+「まあ重要だと思う」45.1%),「重要だと思わない」とする者の割合が21.3%(「あまり重要だと思わない」15.5%+「重要だと思わない」5.8%)となっている。
性別に見ると,「重要だと思う」とする者の割合は男性で,「重要だと思わない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「重要だと思う」とする者の割合は18~29歳,40歳代で高くなっている。(図15,表15(CSV形式:2KB),表15参考(CSV形式:1KB))
(6) 中東諸国に対する親近感
中東諸国(トルコ,サウジアラビアなど)に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が23.6%(「親しみを感じる」2.8%+「どちらかというと親しみを感じる」20.8%),「親しみを感じない」とする者の割合が65.9%(「どちらかというと親しみを感じない」32.9%+「親しみを感じない」33.0%)となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合が10.5%となっている。
性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は30歳代,40歳代で高くなっている。(図16,表16(CSV形式:1KB),表16参考(CSV形式:1KB))
(7) アフリカ諸国に対する親近感
アフリカ諸国(南アフリカ,ケニア,ナイジェリアなど)に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が25.6%(「親しみを感じる」2.8%+「どちらかというと親しみを感じる」22.8%),「親しみを感じない」とする者の割合が63.5%(「どちらかというと親しみを感じない」33.4%+「親しみを感じない」30.1%)となっている。なお,「わからない」と答えた者の割合が10.9%となっている。
性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は18~29歳で高くなっている。(図17,表17(CSV形式:1KB),表17参考(CSV形式:1KB))
(8) 中南米・カリブ諸国に対する親近感
中南米・カリブ諸国(メキシコ,ブラジル,ジャマイカなど)に親しみを感じるか聞いたところ,「親しみを感じる」とする者の割合が38.2%(「親しみを感じる」4.7%+「どちらかというと親しみを感じる」33.5%),「親しみを感じない」とする者の割合が52.8%(「どちらかというと親しみを感じない」29.5%+「親しみを感じない」23.3%)となっている。
都市規模別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は町村で高くなっている。
性別に見ると,「親しみを感じる」とする者の割合は男性で,「親しみを感じない」とする者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「親しみを感じない」とする者の割合は50歳代で高くなっている。(図18,表18(CSV形式:1KB),表18参考(CSV形式:1KB))
(9) 北朝鮮への関心事項
北朝鮮のことについて関心を持っていることを聞いたところ,「日本人拉致問題」を挙げた者の割合が81.2%と最も高く,以下,「核問題」(72.1%),「ミサイル問題」(71.5%),「政治体制」(42.1%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
都市規模別に見ると,「核問題」,「政治体制」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「日本人拉致問題」,「ミサイル問題」を挙げた者の割合は女性で,「核問題」,「政治体制」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。(図19,表19(CSV形式:2KB),表19参考1(CSV形式:1KB),表19参考2(CSV形式:2KB),表19参考3(CSV形式:1KB))