4.旧姓使用についての意識について
(1) 旧姓使用の希望
仮に結婚して戸籍上の名字(姓)が変わったとした場合,働くときに旧姓を通称として使用したいと思うか聞いたところ,「旧姓を通称として使用したいと思う」と答えた者の割合が31.1%,「旧姓を通称として使用したいと思わない」と答えた者の割合が62.1%となっている。
都市規模別に見ると,「旧姓を通称として使用したいと思う」と答えた者の割合は大都市で,「旧姓を通称として使用したいと思わない」と答えた者の割合は町村で,それぞれ高くなっている。
性別に見ると,「旧姓を通称として使用したいと思う」と答えた者の割合は男性で,「旧姓を通称として使用したいと思わない」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
年齢別に見ると,「旧姓を通称として使用したいと思う」と答えた者の割合は18~29歳から40歳代で,「旧姓を通称として使用したいと思わない」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
性・年齢別に見ると,「旧姓を通称として使用したいと思う」と答えた者の割合は男性の18~29歳から50歳代で,「旧姓を通称として使用したいと思わない」と答えた者の割合は女性の50歳代から70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図30,表28(CSV形式:3KB))