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2ページ目-インターネット上の安全・安心に関する世論調査(平成27年7月調査)

2015年8月31日掲載

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1.インターネットの安全・安心について

(1) インターネットの利用頻度

 日常,仕事・私的利用を問わず,どのくらいの頻度でホームページの閲覧や電子メールの送受信といったインターネットを利用しているか聞いたところ,「利用している」とする者の割合が62.3%(「ほぼ毎日」49.3%+「1週間に数回程度」7.8%+「1週間に1回程度」2.8%+「1か月に1,2回程度」2.4%),「ほとんど利用していない」と答えた者の割合が7.4%,「全く利用していない」と答えた者の割合が30.4%となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「利用している」(44.7%→62.3%)とする者の割合が上昇し,「全く利用していない」(47.3%→30.4%)と答えた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「利用している」とする者の割合は大都市で,「全く利用していない」と答えた者の割合は小都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「利用している」とする者の割合は男性で,「全く利用していない」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「利用している」とする者の割合は20歳代から50歳代で,「全く利用していない」と答えた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。 (図1表1-1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表1-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます)

ア 今後のインターネット利用意思

 インターネットを「ほとんど利用していない」,「全く利用していない」と答えた者(650人)に,今後インターネットを利用してみたいと考えているか聞いたところ,「今後利用したい」とする者の割合が17.7%(「利用してみたい」6.0%+「どちらかといえば利用してみたい」11.7%),「今後利用予定はない」とする者の割合が80.0%(「どちらかといえば利用する予定はない」7.1%+「利用する予定はない」72.9%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「今後利用したい」(27.0%→17.7%)とする者の割合が低下し,「今後利用予定はない」(71.8→80.0%)とする者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,大きな差異は見られない。
 性別に見ると,大きな差異は見られない。 (図2表2-1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表2-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(2)インターネット利用に対する不安感

 インターネットを利用することについて不安はあるか聞いたところ,「不安がある」とする者の割合が56.4%(「不安がある」28.0%+「どちらかといえば不安がある」28.3%),「不安はない」とする者の割合が36.0%(「どちらかといえば不安はない」13.6%+「不安はない」22.4%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「不安がある」(45.4%→56.4%)とする者の割合が上昇している。
 性別に見ると,「不安がある」とする者の割合は女性で,「不安はない」とする者の割合は男性で,高くなっている。
 年齢別に見ると,「不安がある」とする者の割合は50歳代,60歳代で,「不安はない」とする者の割合は20歳代,30歳代で,それぞれ高くなっている。(図3表3-1(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます表3-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

ア インターネット利用で不安に感じるもの

 インターネットを利用することについて「不安がある」,「どちらかといえば不安がある」,「どちらかといえば不安はない」と答えた者(1,206人)に,インターネットを利用することで不安に感じるものは何か聞いたところ,「コンピュータウイルス感染による個人情報の流出」を挙げた者の割合が77.3%と最も高く,以下,「パスワードなどが無断で他の人に利用される不正アクセス」(61.4%),「ホームページを閲覧するだけで料金を請求されるなどの架空・不当請求」(49.5%),「コンピュータウイルス感染によるデータの破壊」(45.9%),「インターネットショッピングやインターネットオークションで代金をだまし取られる詐欺」(44.3%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
 都市規模別に見ると,「パスワードなどが無断で他の人に利用される不正アクセス」,「ホームページを閲覧するだけで料金を請求されるなどの架空・不当請求」と答えた者の割合は大都市で高くなっている。
 性別に見ると,「コンピュータウイルス感染によるデータの破壊」と答えた者の割合は男性で,「インターネットショッピングやインターネットオークションで代金をだまし取られる詐欺」と答えた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「コンピュータウイルス感染による個人情報の流出」と答えた者の割合は40歳代,50歳代で,「パスワードなどが無断で他の人に利用される不正アクセス」と答えた者の割合は40歳代で,「インターネットショッピングやインターネットオークションで代金をだまし取られる詐欺」と答えた者の割合は40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。 (図4表4(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表4参考(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

(3)インターネットを利用した犯罪の増減

 今後,インターネットを利用した犯罪が増えると思うか聞いたところ,「増える」とする者の割合が93.2%(「かなり増える」60.3%+「ある程度増える」32.9%),「変わらない」と答えた者の割合が2.8%,「減る」とする者の割合が0.3%(「ある程度減る」0.3%+「かなり減る」回答者なし),となっている。
 年齢別に見ると,「増える」とする者の割合は40歳代,60歳代で高くなっている。 (図5表5(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます)

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