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調査票-がん対策に関する世論調査(平成26年11月調査)

2015年1月19日掲載

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がん対策に関する世論調査

平成26年11月

(N=1,799)


1.がんに対する印象・認識について

Q1〔回答票1〕 あなたは,がんについてどのような印象を持っていますか。この中から1つだけお答えください。

(13.6)(ア)こわいと思わない→Q2へ
(11.1)(イ)どちらかといえばこわいと思わない→Q2へ
(33.2)(ウ)どちらかといえばこわいと思う→Q1SQへ
(41.2)(エ)こわいと思う→Q1SQへ
(0.9)わからない→Q2へ


(Q1で「(ウ)どちらかといえばこわいと思う」,「(エ)こわいと思う」と答えた方に)

Q1SQ〔回答票2〕 あなたが,がんをこわいと思う理由を,この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=1,339)

(72.9)(ア)がんで死に至る場合があるから
(53.9)(イ)がんそのものや治療により,痛みなどの症状が出る場合があるから
(28.5)(ウ)がんが治っても,後遺症が残る場合があるから
(45.9)(エ)がんの治療費が高額になる場合があるから
(25.8)(オ)がんによって仕事を長期間休むか,辞めざるをえない場合があるから
(23.7)(カ)治療を受けるのに適切な医療機関を見つけるのが大変な場合があるから
(35.5)(キ)がんに対する治療や療養には,家族や親しい友人などの協力が必要な場合があるから
(1.3)その他
(0.4)わからない
(M.T.=288.1)


(全員の方に)

Q2〔回答票3〕 がんについてあなたが知っていることを,この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(43.6)(ア)日本では,死亡者の約3人に1人が,がんで死亡している
(26.7)(イ)日本では,約2人に1人が,将来,がんにかかると推測されている
(62.8)(ウ)子宮頚がんのように若い世代で増えているがんもある
(66.6)(エ)がんの治療方法には,大きく手術療法,化学療法,放射線療法がある
(24.3)(オ)がん全体の5年生存率は50%を超えている
(62.4)(カ)たばこは,さまざまながんの原因の中で,予防可能な最大の原因である
(3.2)わからない
(M.T.=289.7)


2.がんの予防・早期発見について

(【資料1】を提示して,対象者によく読んでもらってから質問する。)

【資料1】 受動喫煙について
 喫煙は,たばこを吸う本人だけでなく,たばこを吸わないまわりの人にも肺がんなどの健康被害を引き起こします。たばこを吸う本人以外がたばこの煙にさらされることを「受動喫煙(じゅどうきつえん)」と呼びます。

Q3〔回答票4〕 あなたは,受動喫煙について知っていましたか。この中から1つだけお答えください。

(80.5)(ア)よく知っている
(12.6)(イ)言葉だけは知っている
(6.7)(ウ)知らない
(0.1)わからない


Q4〔回答票5〕 日本のがん検診の受診率は,40%程度と上昇傾向にありますが,欧米諸国と比較すると依然として低く留まっています。あなたは,多くの方ががん検診を受けないのはなぜだと思いますか。この中からあてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

(11.9)(ア)がん検診そのものを知らないから
(19.9)(イ)うっかり受診するのを忘れてしまっているから
(48.0)(ウ)受ける時間がないから
(17.7)(エ)受ける場所が不便だから
(38.9)(オ)費用がかかり経済的にも負担になるから
(33.1)(カ)健康状態に自信があり,必要性を感じないから
(20.1)(キ)検査に伴う苦痛に不安があるから
(20.5)(ク)心配なときはいつでも医療機関を受診できるから
(37.7)(ケ)がんであると分かるのが怖いから
(9.9)(コ)がん検診を受けても,見落としがあると思っているから
(1.6)その他
(2.8)わからない
(M.T.=262.2)


3.がんの治療法及び病院等に関する情報源や認識について

Q5〔回答票6〕 あなたは,がんと診断されたら,ご自身のがんの治療法や病院について,どこで情報を入手しようと思いますか。この中からあてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

(45.2)(ア)がん診療連携拠点病院(がんの治療を行うとともに,地域の医療機関との連携の中心となる役割があり,国が指定を行っている病院)のがん相談支援センター
(60.3)(イ)病院・診療所の医師・看護師や(ア)以外の相談窓口
(9.2)(ウ)保健所・保健センターの窓口
(3.3)(エ)図書館
(11.7)(オ)新聞・雑誌・書籍((エ)以外)
(7.9)(カ)テレビ・ラジオ
(19.3)(キ)国立がん研究センターのウェブサイト「がん情報サービス」
(35.6)(ク)インターネット((キ)以外)
(32.5)(ケ)家族・友人・知人
(0.4)その他
(0.6)情報を入手しようと思わない
(0.4)わからない
(M.T.=226.5)


Q6〔回答票7〕 あなたは,がんと診断されたら,治療を受ける病院を選ぶにあたり重視するのはどれですか。この中からあてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

(22.3)(ア)がんの治療件数
(65.2)(イ)専門的な治療を提供する機器や施設の有無
(55.0)(ウ)医師や看護師の技術の優秀さ
(21.9)(エ)他の医療機関との連携の状況
(24.7)(オ)医師や看護師の親切さ
(19.8)(カ)がんに関する相談窓口の有無
(49.1)(キ)自宅からの距離
(33.0)(ク)受診にかかる経済的負担(交通費や差額ベッド代)
(0.9)その他
(1.8)特に重視するものはない
(0.6)わからない
(M.T.=294.4)


(【資料2】を提示して,対象者によく読んでもらってから質問する。)

【資料2】 希少がんについて
 肉腫や口腔がん,成人T細胞白血病など,患者さんの数が少なく,めずらしい種類のがんを「希少がん」といいます。現状では希少がんの患者さんは全国様々な病院で治療を受けています。そのため患者さんが自宅から近くの病院で治療を受けられるのですが,多くの病院で治療経験がとても少ない,新しい治療法の開発も進みにくい,といった問題があることから,病院を指定して患者さんを集める必要があるという考え方があります。一方で,病院を指定して患者さんを集めると,患者さんが遠くの病院へ行く必要が生じてしまうことがあります。

Q7〔回答票8〕 希少がんの診療においては,専門的な病院を指定して,患者さんを集める仕組みが必要だと思いますか。この中から1つだけお答えください。

(56.3)(ア)必要だと思う
(32.1)(イ)どちらかといえば必要だと思う
(4.1)(ウ)どちらかといえば必要ではないと思う
(2.9)(エ)必要ではないと思う
(4.6)わからない


Q8〔回答票9〕 もし,あなたが希少がんと診断され,自宅から離れた場所にしか専門的な病院がない,と医師から伝えられたとします。あなたは,その病院へ行くための時間が最大でどのくらいまでなら,その病院を受診しようと思いますか。この中から1つだけお答えください。

(32.2)(ア)片道1時間未満
(45.1)(イ)片道1時間以上,3時間未満
(4.9)(ウ)片道3時間以上,6時間未満
(9.6)(エ)片道6時間以上でも専門施設を受診したい
(5.9)(オ)専門施設でなくても自宅近くの病院に通いたい
(0.3)その他
(1.9)わからない


Q9〔回答票10〕 治療法の決定をする際などに,主治医以外の医師の意見を聞く方法を「セカンドオピニオン」といいますが,あなたは,がん治療にあたって「セカンドオピニオン」という方法があることを知っていましたか。この中から1つだけお答えください。

(49.6)(ア)よく知っている
(28.1)(イ)言葉だけは知っている
(21.9)(ウ)知らない
(0.4)わからない


4.緩和ケアについて

Q10〔回答票10〕 がん医療における緩和ケアとは,がんに伴う体と心の痛みを和らげることですが,あなたは,がん医療における緩和ケアについて知っていましたか。この中から1つだけお答えください。

(40.5)(ア)よく知っている
(26.8)(イ)言葉だけは知っている
(31.8)(ウ)知らない
(0.8)わからない


Q11〔回答票11〕 あなたは,がんに対する緩和ケアはいつから実施されるべきものと思っていますか。この中から1つだけお答えください。

(57.9)(ア)がんと診断されたときから
(21.8)(イ)がんの治療が始まったときから
(13.9)(ウ)がんが治る見込みがなくなったときから
(0.6)その他
(5.8)わからない


(【資料3】を提示して,対象者によく読んでもらってから質問する。)

【資料3】 医療用麻薬について
 モルヒネ,オキシコドン,フェンタニルなどの「医療用麻薬」は,がんなどの激しい痛みの治療などに用いられる医薬品で,痛みを伝える神経に作用して痛みをやわらげます。医療用麻薬は,がん治療における最後の手段ではなく,がんの進行度に関わらず,痛みの程度に応じて使用することができます。

Q12〔回答票12〕 あなたは,医療用麻薬についてどのような印象を持っていますか。この中からあてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

(52.8)(ア)正しく使用すれば安全だと思う
(55.7)(イ)正しく使用すればがんの痛みに効果的だと思う
(10.0)(ウ)精神的におかしくなると思う
(17.7)(エ)いったん使用し始めたらやめられなくなると思う
(37.1)(オ)だんだん効かなくなると思う
(2.2)(カ)がんの治療に悪い影響があると思う
(12.9)(キ)寿命を縮めると思う
(15.3)(ク)眠気や便秘などの副作用が強いと思う
(32.6)(ケ)最後の手段だと思う
(1.2)(コ)使用することは道徳に反することだと思う
(11.6)(サ)「麻薬」という言葉が含まれていて,怖いと思う
(0.2)その他
(0.9)特にない
(2.2)わからない
(M.T.=252.3)


Q13〔回答票13〕 もし,がんのために痛みが生じ,医師から医療用麻薬の使用を提案された場合,あなたは医療用麻薬を使用したいと思いますか。この中から1つだけお答えください。

(41.3)(ア)使いたい
(31.0)(イ)どちらかといえば使いたい
(19.5)(ウ)どちらかといえば使いたくない
(5.1)(エ)使いたくない
(3.1)わからない


5.がん患者と社会とのつながりについて

Q14〔回答票14〕 あなたご自身が,がんと診断されたら,家族や友人などだれか身近な人にがんのことを自由に話せると思いますか。この中から1つだけお答えください。

(63.1)(ア)話せると思う
(24.1)(イ)どちらかといえば話せると思う
(7.9)(ウ)どちらかといえば話せると思わない
(3.9)(エ)話せると思わない
(0.8)わからない


Q15〔回答票15〕 現在の日本の社会では,がんの治療や検査のために2週間に一度程度病院に通う必要がある場合,働きつづけられる環境だと思いますか。この中から1つだけお答えください。

(10.4)(ア)そう思う→Q16へ
(18.5)(イ)どちらかといえばそう思う→Q16へ
(38.2)(ウ)どちらかといえばそう思わない→Q15SQへ
(27.5)(エ)そう思わない→Q15SQへ
(5.4)わからない→Q16へ


(Q15で「(ウ)どちらかといえばそう思わない」,「(エ)そう思わない」と答えた方に)

Q15SQ〔回答票16〕 がんの治療や検査のために2週間に一度程度病院に通う必要がある場合,働き続けることを難しくさせている最も大きな理由は何だと思いますか。この中から1つだけお答えください。
(N=1,182)

(22.6)(ア)代わりに仕事をする人がいない,またはいても頼みにくいから
(22.2)(イ)職場が休むことを許してくれるかどうかわからないから
(8.8)(ウ)休むと職場での評価が下がるから
(13.1)(エ)休むと収入が減ってしまうから
(17.9)(オ)がんの治療・検査と仕事の両立が体力的に困難だから
(13.2)(カ)がんの治療・検査と仕事の両立が精神的に困難だから
(0.4)その他
(0.6)特にない
(1.3)わからない


6.がん登録について

(全員の方に)

(【資料4】を提示して,対象者によく読んでもらってから質問する。)

【資料4】 がん登録とは
 今後のがん検診の評価やがん医療の評価に役立てるため,ひとりひとりのがん患者に関する診断データや,その後の経過,生存状況について収集することを「がん登録」といいます。

Q16〔回答票17〕 あなたは,がん登録について知っていましたか。この中から1つだけお答えください。

(6.2)(ア)よく知っている
(11.0)(イ)言葉だけは知っている
(82.5)(ウ)知らない
(0.3)わからない


Q17〔回答票18〕 あなたは,がん登録のことを必要だと思いますか。この中から1つだけお答えください。

(38.6)(ア)必要だと思う
(38.0)(イ)どちらかといえば必要だと思う
(8.9)(ウ)どちらかといえば必要ではないと思う
(6.9)(エ)必要ではないと思う
(7.6)わからない


7.がんの臨床試験について

(【資料5】を提示して,対象者によく読んでもらってから質問する。)

【資料5】 臨床試験について
 がんなどの病気に対する新しい治療法や薬の候補が標準的な治療として認められる前に,本当に効くのかどうか,安全に使えるのかどうかを,実際に患者が参加し,科学的な方法で調べて確認するための方法が「臨床試験」です。

Q18〔回答票19〕 あなたは,臨床試験について知っていましたか。この中から1つだけお答えください。

(43.1)(ア)よく知っている
(38.5)(イ)言葉だけは知っている
(17.8)(ウ)知らない
(0.6)わからない


8.がん対策に関する政府の要望について

Q19〔回答票20〕 あなたは,がん対策について,政府としてどういったことに力を入れてほしいと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(64.9)(ア)がん医療に関わる医療機関の整備(拠点病院の充実など)
(55.3)(イ)がんに関する専門的医療従事者の育成
(39.3)(ウ)緩和ケア
(37.0)(エ)がんに関する情報の提供
(45.4)(オ)がんに関する相談やその支援
(18.6)(カ)がん登録
(25.5)(キ)がんの予防(たばこ対策などの生活習慣病対策も含む)
(56.5)(ク)がんの早期発見(がん検診)
(35.9)(ケ)がんに関する研究
(26.6)(コ)希少がん対策(小児がんを含む)
(26.5)(サ)子どもに対する,がんに関する教育
(53.4)(シ)がんによって就労が困難になった際の相談・支援体制の整備
(1.4)その他
(1.8)特にない
(0.9)わからない
(M.T.=488.8)


<フェイス・シート>

最後に,ご回答を統計的に分析するために,失礼ですが,あなたご自身のことについてお伺いします。

F1 【性】

(47.1)男性
(52.9)女性


F2 【年齢】 あなたのお年は満でおいくつですか。

(3.6)20~24歳
(4.3)25~29歳
(6.1)30~34歳
(6.7)35~39歳
(9.5)40~44歳
(7.7)45~49歳
(7.7)50~54歳
(7.7)55~59歳
(10.5)60~64歳
(11.2)65~69歳
(9.9)70~74歳
(7.0)75~79歳
(8.0)80歳以上


F3〔回答票27〕 【従業上の地位】 あなたのお仕事についてお伺いします。あなたは,この中のどれにあたりますか。

(45.2)(ア)雇用者(役員を含む)→F3SQaへ
(9.3)(イ)自営業主(家庭内職者を含む)→F3SQaへ
(2.6)(ウ)家族従業者→F3SQaへ
(42.9)(エ)無職(主婦,学生を含む)→F3SQbへ


(F3で「(ア)雇用者(役員を含む)」,「(イ)自営業主(家庭内職者を含む)」,「(ウ)家族従業者」と答えた方に)

F3SQa 【職業】 あなたのお仕事の内容は何ですか。
(N=1,027)

(具体的に記入して,下の該当する項目に○をする)
[                               ]

(4.4)管理職
(14.2)専門・技術職
(22.0)事務職
(29.1)販売・サービス・保安職
(4.2)農林漁業職
(26.1)生産・輸送・建設・労務職


(F3で「(エ)無職(主婦,学生を含む)」と答えた方に)

F3SQb 【主婦,その他の無職】 あなたは主婦ですか。
(N=772)

(54.1)(ア)主婦
(45.9)(イ)その他の無職


F4〔回答票28〕 【回答者本人,周囲のがんの罹患状況】 あなたご自身を含め,家族,親族や親しい同僚など身近な人で,がんにかかった人がいますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(5.6)(ア)あなた自身(回答者本人)
(8.0)(イ)配偶者
(45.2)(ウ)親,きょうだい,子ども
(42.2)(エ)その他の親戚
(27.3)(オ)親しい友人,同僚
(0.4)その他
(18.0)(カ)いない
(0.9)わからない
(M.T.=147.5)


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