6.日本の果たすべき役割
(1) 日本の果たすべき役割
日本は国際社会で,主としてどのような役割を果たすべきか聞いたところ,「人的支援を含んだ,地域情勢の安定や紛争の平和的解決に向けた取組を通じた国際平和への貢献」を挙げた者の割合が57.0%と最も高く,以下,「環境・地球温暖化などの地球規模の課題解決への貢献」(52.0%),「軍縮・不拡散の取組等を通じた世界の平和と安定への貢献」(42.1%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
前回の調査結果(平成25年度10月調査結果をいう)と比較して見ると,「環境・地球温暖化などの地球規模の課題解決への貢献」(60.6%→52.0%)を挙げた者の割合が低下している。
都市規模別に見ると,「人的支援を含んだ,地域情勢の安定や紛争の平和的解決に向けた取組を通じた国際平和への貢献」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
性別に見ると,「軍縮・不拡散の取組等を通じた世界の平和と安定への貢献」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「人的支援を含んだ,地域情勢の安定や紛争の平和的解決に向けた取組を通じた国際平和への貢献」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,「環境・地球温暖化などの地球規模の課題解決への貢献」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「軍縮・不拡散の取組等を通じた世界の平和と安定への貢献」を挙げた者の割合は40歳代から60歳代で,それぞれ高くなっている。(図32,表23-1(CSV形式:2KB),表23-2(CSV形式:2KB),表23参考1(CSV形式:1KB),表23参考2(CSV形式:2KB),表23参考3(CSV形式:1KB))