5.文化交流
(1) 文化交流で重点を置くべき分野
諸外国との文化交流を進める上で,どの分野に重点を置くべきだと思うか聞いたところ,「青少年・留学生の交流(次世代を担う若者の交流)」を挙げた者の割合が56.7%,「スポーツ交流」を挙げた者の割合が53.0%と高く,以下,「伝統的日本文化の紹介(生け花,お茶,歌舞伎など)」(40.4%),「学者,芸術家,文化人などの交流」(39.5%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
前回の調査結果(平成24年10月調査結果をいう)と比較して見ると,「青少年・留学生の交流(次世代を担う若者の交流)」(60.2%→56.7%),「スポーツ交流」(58.5%→53.0%)を挙げた者の割合が低下し,「伝統的日本文化の紹介(生け花,お茶,歌舞伎など)」(35.9%→40.4%)を挙げた者の割合が上昇している。
都市規模別に見ると,「スポーツ交流」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
性別に見ると,「スポーツ交流」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「青少年・留学生の交流(次世代を担う若者の交流)」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,「スポーツ交流」を挙げた者の割合は40歳代で,「伝統的日本文化の紹介(生け花,お茶,歌舞伎など)」を挙げた者の割合は20歳代,40歳代で,「学者,芸術家,文化人などの交流」を挙げた者の割合は60歳代で,それぞれ高くなっている。(図31,表22-1(CSV形式:2KB),表22-2(CSV形式:1KB),表22参考1(CSV形式:1KB),表22参考2(CSV形式:2KB))