2.子どもを守るための防犯活動に対する意識
(1) 子どもを守るための防犯活動への参加意識
子どもを犯罪から守るために,地域の住民などが協力して防犯パトロールや見守り活動などを行っているところがあるが,こうした防犯活動に参加したいと思うかと聞いたところ,「参加したい」とする者の割合が58.9%(「参加したい」16.6%+「どちらかといえば参加したい」42.3%),「参加したくない」とする者の割合が38.3%(「どちらかといえば参加したくない」22.3%+「参加したくない」16.0%)となっている。
性別に見ると,大きな差異は見られない。
年齢別に見ると,「参加したい」とする者の割合は40歳代で,「参加したくない」とする者の割合は70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図3,表3(CSV形式:2KB),表3参考(CSV形式:1KB))
ア 参加したくない理由
子どもを守るための防犯活動への参加意識について,「どちらかといえば参加したくない」,「参加したくない」と答えた者(690人)に,地域の防犯活動に参加したくない理由は何か聞いたところ,「忙しくて時間がないから」を挙げた者の割合が54.9%と最も高く,以下,「あまり効果があると思わないから」(10.4%)などの順となっている。なお,「その他」と答えた者の割合が23.9%となっている。(複数回答,上位2項目)
性別に見ると,「あまり効果があると思わないから」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。(図4,表4(CSV形式:3KB),表4参考(CSV形式:1KB))