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4ページ目-社会意識に関する世論調査(平成25年2月調査)

2013年4月1日掲載

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3.社会の現状に対する認識について

(1) 現在の世相(明るいイメージ)

 現在の世相をひとことで言えば,明るいイメージとしては,どのような表現があてはまると思うか聞いたところ,「平和である」を挙げた者の割合が54.8%と最も高く,以下,「おもいやりがある」(19.3%),「安定している」(18.0%)などの順となっている。なお,「特にない」と答えた者の割合が17.4%となっている。(複数回答,上位3項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「平和である」(48.1%→54.8%),「安定している」(14.1%→18.0%)を挙げた者の割合が上昇し,「おもいやりがある」(21.7%→19.3%)を挙げた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「安定している」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「おもいやりがある」を挙げた者の割合は女性で,「安定している」を挙げた者の割合は男性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「平和である」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「安定している」を挙げた者の割合は60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「平和である」を挙げた者の割合は男性の50歳代,女性の40歳代,50歳代で,「おもいやりがある」を挙げた者の割合は女性の20歳代,30歳代,50歳代,60歳代で,「安定している」を挙げた者の割合は男性の60歳代,70歳以上で,それぞれ高くなっている。(図17図18表11-1(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます表11-2(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます

(2) 現在の世相(暗いイメージ)

 現在の世相をひとことで言えば,暗いイメージとしては,どのような表現があてはまると思うか聞いたところ,「無責任の風潮がつよい」を挙げた者の割合が41.7%と最も高く,以下,「ゆとりがない」(37.9%),「自分本位である」(35.7%),「連帯感が乏しい」(28.9%),「活気がない」(28.1%)などの順となっている。(複数回答,上位5項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「無責任の風潮がつよい」(43.9%→41.7%),「活気がない」(30.2%→28.1%)を挙げた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「無責任の風潮がつよい」,「自分本位である」,「連帯感が乏しい」を挙げた者の割合は大都市で,「ゆとりがない」を挙げた者の割合は中都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「無責任の風潮がつよい」,「連帯感が乏しい」を挙げた者の割合は男性で,「ゆとりがない」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「無責任の風潮がつよい」を挙げた者の割合は40歳代,60歳代で,「ゆとりがない」を挙げた者の割合は40歳代から60歳代で,「自分本位である」,「連帯感が乏しい」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,「活気がない」を挙げた者の割合は30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「無責任の風潮がつよい」を挙げた者の割合は男性の40歳代から60歳代で,「ゆとりがない」を挙げた者の割合は男性の40歳代,50歳代,女性の40歳代から60歳代で,「自分本位である」を挙げた者の割合は女性の60歳代で,「連帯感が乏しい」を挙げた者の割合は男性の50歳代,60歳代で,「活気がない」を挙げた者の割合は男性の30歳代,40歳代,女性の30歳代,40歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「無責任の風潮がつよい」,「自分本位である」,「連帯感が乏しい」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「ゆとりがない」,「活気がない」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。(図19図20表12-1(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます表12-2(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表12参考(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(3) 日本の誇り

 日本の国や国民について,誇りに思うことはどんなことか聞いたところ,「治安のよさ」を挙げた者の割合が54.2%,「美しい自然」を挙げた者の割合が52.6%,「すぐれた文化や芸術」を挙げた者の割合が50.1%と高く,以下,「長い歴史と伝統」(46.3%)などの順となっている。(複数回答,上位4項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「治安のよさ」(45.5%→54.2%),「すぐれた文化や芸術」(48.3%→50.1%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「治安のよさ」,「すぐれた文化や芸術」を挙げた者の割合は大都市,中都市で高くなっている。
 性別に見ると,「治安のよさ」を挙げた者の割合は男性で,「美しい自然」,「すぐれた文化や芸術」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。
 年齢別に見ると,「治安のよさ」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で,「美しい自然」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,「すぐれた文化や芸術」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,「長い歴史と伝統」を挙げた者の割合は50歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「治安のよさ」,「すぐれた文化や芸術」を挙げた者の割合は雇用者で,「美しい自然」を挙げた者の割合は家族従業者,主婦で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「治安のよさ」,「すぐれた文化や芸術」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で高くなっている。(図21図22表13-1(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます表13-2(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表13参考(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(4) 社会の満足度(満足している点)

 現在の社会において満足している点は何か聞いたところ,「良質な生活環境が整っている」を挙げた者の割合が38.2%と最も高く,以下,「心と身体の健康が保たれる」(25.4%),「人と人とが認め合い交流しやすい」(16.1%),「向上心・向学心を伸ばしやすい」(14.9%),「女性が社会での活躍を志向しやすい」(13.7%)などの順となっている。なお,「特にない」と答えた者の割合が25.8%となっている。(複数回答,上位5項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「良質な生活環境が整っている」(34.0%→38.2%),「心と身体の健康が保たれる」(22.8%→25.4%)を挙げた者の割合が上昇している。
 都市規模別に見ると,「良質な生活環境が整っている」を挙げた者の割合は大都市,中都市で,「心と身体の健康が保たれる」,「向上心・向学心を伸ばしやすい」を挙げた者の割合は大都市で,それぞれ高くなっている。
 性別に見ると,「良質な生活環境が整っている」を挙げた者の割合は男性で,「人と人とが認め合い交流しやすい」,「女性が社会での活躍を志向しやすい」を挙げた者の割合は女性で,それぞれ高くなっている。(図23表14-1(CSV形式:4KB)別ウインドウで開きます表14-2(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(5) 社会の満足度(満足していない点)

 現在の社会において満足していない点は何か聞いたところ,「経済的なゆとりと見通しが持てる」を挙げた者の割合が41.7%,「若者が社会での自立を目指しやすい」を挙げた者の割合が40.0%と高く,以下,「家庭が子育てしやすい」(27.9%),「働き方を選択しやすい」(27.3%)などの順となっている。なお,「特にない」と答えた者の割合が10.7%となっている。(複数回答,上位4項目)
 前回の調査結果と比較して見ると,「経済的なゆとりと見通しが持てる」(45.2%→41.7%)を挙げた者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「経済的なゆとりと見通しが持てる」,「若者が社会での自立を目指しやすい」,「家庭が子育てしやすい」を挙げた者の割合は中都市で高くなっている。
 年齢別に見ると,「経済的なゆとりと見通しが持てる」,「家庭が子育てしやすい」を挙げた者の割合は20歳代から50歳代で,「若者が社会での自立を目指しやすい」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「働き方を選択しやすい」を挙げた者の割合は20歳代,40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「経済的なゆとりと見通しが持てる」を挙げた者の割合は男性の20歳代,40歳代,50歳代,女性の30歳代から50歳代で,「若者が社会での自立を目指しやすい」を挙げた者の割合は男性の30歳代から50歳代,女性の40歳代,50歳代で,「家庭が子育てしやすい」を挙げた者の割合は男性の30歳代,40歳代,女性の20歳代から50歳代で,「働き方を選択しやすい」を挙げた者の割合は男性の20歳代,50歳代,女性の40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 従業上の地位別に見ると,「経済的なゆとりと見通しが持てる」,「若者が社会での自立を目指しやすい」,「家庭が子育てしやすい」,「働き方を選択しやすい」を挙げた者の割合は雇用者で高くなっている。
 職業別に見ると,「経済的なゆとりと見通しが持てる」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,「若者が社会での自立を目指しやすい」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職で,「家庭が子育てしやすい」を挙げた者の割合は管理・専門技術・事務職,販売・サービス・保安職で,「働き方を選択しやすい」を挙げた者の割合は販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。(図24表15-1(CSV形式:5KB)別ウインドウで開きます表15-2(CSV形式:2KB)別ウインドウで開きます

(6) 社会全体の満足度

 現在の社会に全体として満足しているか聞いたところ,「満足している」とする者の割合が53.4%(「満足している」5.8%+「やや満足している」47.6%),「満足していない」とする者の割合が46.1%(「あまり満足していない」37.6%+「満足していない」8.5%)となっている。
 前回の調査結果と比較して見ると,「満足している」(44.4%→53.4%)とする者の割合が上昇し,「満足していない」(54.9%→46.1%)とする者の割合が低下している。
 都市規模別に見ると,「満足している」とする者の割合は大都市で高くなっている。
 年齢別に見ると,「満足している」とする者の割合は70歳以上で,「満足していない」とする者の割合は20歳代から50歳代で,それぞれ高くなっている。
 性・年齢別に見ると,「満足している」とする者の割合は男性の60歳代,70歳以上,女性の70歳以上で,「満足していない」とする者の割合は男性の20歳代から50歳代,女性の40歳代,50歳代で,それぞれ高くなっている。
 職業別に見ると,「満足している」とする者の割合は農林漁業職で,「満足していない」とする者の割合は販売・サービス・保安職,生産・輸送・建設・労務職で,それぞれ高くなっている。(図25表16-1(CSV形式:3KB)別ウインドウで開きます表16-2(CSV形式:1KB)別ウインドウで開きます

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