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調査票-がん対策に関する世論調査(平成25年1月調査)

2013年3月18日掲載

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がん対策に関する世論調査

平成25年1月

(N=1,883)


1.がんに対する印象・認識について

Q1〔回答票1〕 あなたは,がんについてどのような印象を持っていますか。この中から1つだけお答えください。

(12.1)(ア)こわいと思わない→Q2へ
(10.2)(イ)どちらかといえばこわいと思わない→Q2へ
(33.4)(ウ)どちらかといえばこわいと思う→Q1SQへ
(43.3)(エ)こわいと思う→Q1SQへ
(1.0)わからない→Q2へ


(Q1で「(ウ)どちらかといえばこわいと思う」,「(エ)こわいと思う」と答えた方に)

Q1SQ〔回答票2〕 あなたが,がんをこわいと思う理由を,この中からいくつでもあげてください。(M.A.)
(N=1,444)

(75.1)(ア)がんで死に至る場合があるから
(50.5)(イ)がんそのものや治療により,痛みなどの症状が出る場合があるから
(30.6)(ウ)がんが治っても,後遺症が残る場合があるから
(46.5)(エ)がんの治療費が高額になる場合があるから
(26.5)(オ)がんによって仕事を長期間休むか,辞めざるをえない場合があるから
(23.1)(カ)治療を受けるのに適切な医療機関を見つけるのが大変な場合があるから
(36.4)(キ)がんに対する治療や療養には,家族や親しい友人などの協力が必要な場合があるから
(0.9)その他
(0.3)わからない
(M.T.=289.8)


(全員の方に)

Q2〔回答票3〕 がんについてあなたが知っていることを,この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(44.3)(ア)日本では,死亡者の約3人に1人が,がんで死亡している
(24.5)(イ)日本では,約2人に1人が,将来,がんにかかると推測されている
(65.0)(ウ)子宮頚がんのように若い世代で増えているがんもある
(64.8)(エ)がんの治療方法には,大きく手術療法,化学療法,放射線療法がある
(25.4)(オ)がん全体の5年生存率は50%を超えている
(64.3)(カ)たばこは,さまざまながんの原因の中で,予防可能な最大の原因である
(4.4)わからない
(M.T.=292.8)


2.がんの予防・早期発見について

(【資料1】を提示して,対象者によく読んでもらってから質問する。)

【資料1】 受動喫煙について
 喫煙は,たばこを吸う本人だけでなく,たばこを吸わないまわりの人にも肺がんなどの健康被害を引き起こします。たばこを吸う本人以外がたばこの煙にさらされることを「受動喫煙(じゅどうきつえん)」と呼びます。

Q3〔回答票4〕 あなたは,受動喫煙について知っていましたか。この中から1つだけお答えください。

(77.5)(ア)よく知っている
(14.2)(イ)言葉だけは知っている
(7.9)(ウ)知らない
(0.3)わからない


Q4〔回答票5〕 日本のがん検診の受診率は,20-30%程度と低く留まっています。あなたは,多くの方ががん検診を受けないのはなぜだと思いますか。この中からあてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

(12.6)(ア)がん検診そのものを知らないから
(20.2)(イ)うっかり受診するのを忘れてしまっているから
(47.4)(ウ)受ける時間がないから
(18.6)(エ)受ける場所が不便だから
(35.4)(オ)費用がかかり経済的にも負担になるから
(34.5)(カ)健康状態に自信があり,必要性を感じないから
(19.6)(キ)検査に伴う苦痛に不安があるから
(22.0)(ク)心配なときはいつでも医療機関を受診できるから
(36.2)(ケ)がんであると分かるのが怖いから
(10.1)(コ)がん検診を受けても,見落としがあると思っているから
(2.2)その他
(3.2)わからない
(M.T.=262.1)


3.がんの治療法及び病院等に関する情報源等について

Q5〔回答票6〕 あなたは,がんと診断されたら,ご自身のがんの治療法や病院について,どこで情報を入手しようと思いますか。この中からあてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

(43.6)(ア)がん診療連携拠点病院(がんの治療を行うとともに,地域の医療機関との連携の中心となる役割があり,国が指定を行っている病院)の相談支援センター
(60.9)(イ)病院・診療所の医師・看護師や(ア)以外の相談窓口
(9.3)(ウ)保健所・保健センターの窓口
(3.9)(エ)図書館
(13.0)(オ)新聞・雑誌・書籍((エ)以外)
(10.9)(カ)テレビ・ラジオ
(19.9)(キ)国立がん研究センターのウェブサイト「がん情報サービス」
(35.6)(ク)インターネット((キ)以外)
(34.5)(ケ)家族・友人・知人
(0.4)その他
(0.8)情報を入手しようと思わない
(0.5)わからない
(M.T.=233.2)


Q6〔回答票7〕 あなたは,がんと診断されたら,治療を受ける病院を選ぶにあたり重視するのはどれですか。この中からあてはまるものをいくつでもあげてください。(M.A.)

(22.7)(ア)がんの治療件数
(65.5)(イ)専門的な治療を提供する機器や施設の有無
(58.9)(ウ)医師や看護師の技術の優秀さ
(22.1)(エ)他の医療機関との連携の状況
(24.9)(オ)医師や看護師の親切さ
(18.9)(カ)がんに関する相談窓口の有無
(47.8)(キ)自宅からの距離
(33.7)(ク)受診にかかる経済的負担(交通費や差額ベッド代)
(1.2)その他
(1.3)特に重視するものはない
(0.8)わからない
(M.T.=297.9)


(【資料2】を提示して,対象者によく読んでもらってから質問する。)

【資料2】 「セカンド・オピニオン」について
 治療のための手術など重大な決断をする際に情報も知識もない患者や家族にとっては,治療法の決定ができなかったり,不安を覚える場合があります。こうした場合に,従来どおり担当医師より治療法などの説明を受ける他,判断材料として主治医以外の医師の意見を聞く方法を「セカンド・オピニオン」といいます。

Q7〔回答票8〕 あなたは,がん治療にあたって「セカンド・オピニオン」という方法があることを知っていましたか。この中から1つだけお答えください。

(45.5)(ア)よく知っている
(27.0)(イ)言葉だけは知っている
(26.5)(ウ)知らない
(1.0)わからない


4.緩和ケアについて

Q8〔回答票8〕 がん医療における緩和ケアとは,がんに伴う体と心の痛みを和らげることですが,あなたは,がん医療における緩和ケアについて知っていましたか。この中から1つだけお答えください。

(34.3)(ア)よく知っている
(29.0)(イ)言葉だけは知っている
(35.7)(ウ)知らない
(1.0)わからない


Q9〔回答票9〕 あなたは,がんに対する緩和ケアはいつから実施されるべきものと思っていますか。この中から1つだけお答えください。

(58.3)(ア)がんと診断されたときから
(22.6)(イ)がんの治療が始まったときから
(13.1)(ウ)がんが治る見込みがなくなったときから
(0.6)その他
(5.5)わからない


5.がん患者と社会とのつながりについて

Q10〔回答票10〕 あなたご自身が,がんと診断されたら,家族や友人などだれか身近な人にがんのことを自由に話せると思いますか。この中から1つだけお答えください。

(59.9)(ア)話せると思う
(25.9)(イ)どちらかといえば話せると思う
(8.2)(ウ)どちらかといえば話せると思わない
(4.8)(エ)話せると思わない
(1.3)わからない


Q11〔回答票11〕 現在の日本の社会は,がんの治療や検査のために2週間に一度程度病院に通う必要がある場合,働きつづけられる環境だと思いますか。この中から1つだけお答えください。

(8.2)(ア)そう思う
(17.8)(イ)どちらかといえばそう思う
(35.8)(ウ)どちらかといえばそう思わない
(33.0)(エ)そう思わない
(5.0)わからない


6.がん登録について

(【資料3】を提示して,対象者によく読んでもらってから質問する。)

【資料3】 がん登録とは
 今後のがん検診の評価やがん医療の評価に役立てるため,ひとりひとりのがん患者に関する診断データや,その後の経過,生存状況について収集することを「がん登録」といいます。

Q12〔回答票12〕 あなたは,がん登録について知っていましたか。この中から1つだけお答えください。

(5.5)(ア)よく知っている
(11.6)(イ)言葉だけは知っている
(82.2)(ウ)知らない
(0.8)わからない


Q13〔回答票13〕 あなたは,がん登録のことを必要だと思いますか。この中から1つだけお答えください。

(38.0)(ア)必要だと思う
(39.0)(イ)どちらかといえば必要だと思う
(8.1)(ウ)どちらかといえば必要ではないと思う
(7.2)(エ)必要ではないと思う
(7.6)わからない


7.がんの臨床試験について

(【資料4】を提示して,対象者によく読んでもらってから質問する。)

【資料4】 臨床試験について
 がんなどの病気に対する新しい治療法や薬の候補が標準的な治療として認められる前に,本当に効くのかどうか,安全に使えるのかどうかを,実際に患者が参加し,科学的な方法で調べて確認するための方法が「臨床試験」です。
 臨床試験に参加する患者にとって,参加することにより,整った環境のもとで新しい治療法を受けられる可能性があります。また,新しい治療法や薬について,効き目がそれほど高くないことや,副作用が強いことがわかる可能性もあります。臨床試験の中でも特に新薬としての承認を得ることを目的とし,主に製薬企業が行う臨床試験のことを治験と呼びます。

Q14〔回答票14〕 あなたは,臨床試験について知っていましたか。この中から1つだけお答えください。

(37.8)(ア)よく知っている
(39.7)(イ)言葉だけは知っている
(21.9)(ウ)知らない
(0.6)わからない


8.がん対策に関する政府の要望について

Q15〔回答票15〕 あなたは,がん対策について,政府としてどういったことに力を入れてほしいと思いますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(37.3)(ア)がんの予防(たばこ対策などの生活習慣病対策も含む)
(67.2)(イ)がんの早期発見(がん検診)
(48.0)(ウ)がんに関する専門的医療従事者の育成
(54.2)(エ)がん医療に関わる医療機関の整備(拠点病院の充実など)
(35.7)(オ)がんに関する情報の提供
(37.5)(カ)がんに関する相談やその支援
(30.9)(キ)緩和ケア
(18.1)(ク)がん登録
(39.3)(ケ)がんに関する研究
(50.0)(コ)がんによって就労が困難になった際の相談・支援体制の整備
(27.7)(サ)子どもに対する,がんに関する教育
(2.0)その他
(2.3)特にない
(1.1)わからない
(M.T.=451.1)


<フェイス・シート>

最後に,ご回答を統計的に分析するために,失礼ですが,あなたご自身のことについて伺います。

F1 【性】

(45.1)男性
(54.9)女性


F2 【年齢】 あなたのお年は満でおいくつですか。

(3.3)20~24歳
(4.8)25~29歳
(5.6)30~34歳
(8.2)35~39歳
(7.5)40~44歳
(8.4)45~49歳
(8.1)50~54歳
(9.0)55~59歳
(11.7)60~64歳
(10.8)65~69歳
(22.5)70歳以上


F3〔回答票16〕 【従業上の地位】 あなたのお仕事についてお伺いします。あなたは,この中のどれにあたりますか。

(46.7)(ア)雇用者(役員を含む)→F3SQaへ
(9.6)(イ)自営業主(家庭内職者を含む)→F3SQaへ
(3.2)(ウ)家族従業者→F3SQaへ
(40.5)(エ)無職(主婦,学生を含む)→F3SQbへ


(F3で「(ア)雇用者(役員を含む)」,「(イ)自営業主(家庭内職者を含む)」,「(ウ)家族従業者」と答えた方に)

F3SQa 【職業】 あなたのお仕事の内容は何ですか。
(N=1,120)

(具体的に記入して,下の該当する項目に○をする)
[                               ]

(5.4)管理職
(12.9)専門・技術職
(19.4)事務職
(31.3)販売・サービス・保安職
(6.1)農林漁業職
(25.0)生産・輸送・建設・労務職


(F3で「(エ)無職(主婦,学生を含む)」と答えた方に)

F3SQb 【主婦,その他の無職】 あなたは次のどちらにあたりますか。
(N=763)

(55.4)(ア)主婦
(44.6)(イ)その他の無職


F4〔回答票17〕 【回答者本人,周囲のがんの罹患状況】 あなたご自身を含め,家族,親族や親しい同僚など身近な人で,がんにかかった人がいますか。この中からいくつでもあげてください。(M.A.)

(6.6)(ア)あなた自身(回答者本人)
(44.3)(イ)親,きょうだい,子ども
(42.4)(ウ)その他の親戚
(25.9)(エ)親しい友人,同僚
(2.9)その他
(18.7)(オ)いない
(0.5)わからない
(M.T.=141.4)

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