2 調査結果の概要
5.警察などの行政機関に対する要望等
(1) 警察などの行政機関に対する要望
少年非行の防止のため,今後,警察などの行政機関に力を入れてほしい対策を聞いたところ,「出会い系サイトや少年に有害な情報を掲載したサイトなど,インターネット上の有害な環境を浄化する活動を強化する」を挙げた者の割合が51.7%,「喫煙や飲酒,深夜はいかいなどの不良行為を行っている少年に対する街頭補導活動を強化する」を挙げた者の割合が48.3%,「非行に走る少年を生まない社会づくりのため,家庭・学校・地域住民などが一体となる体制づくりを推進する」を挙げた者の割合が44.8%と高く,以下,「居場所づくりや就労支援,学業支援など,非行に走った少年の立ち直りを支援する活動を強化する」(40.6%),「悩みを抱えた少年や保護者の相談を受ける」(39.6%),「少年犯罪に対する取締りを強化する」(36.8%)などの順となっている。(複数回答,上位6項目)
都市規模別に見ると,「出会い系サイトや少年に有害な情報を掲載したサイトなど,インターネット上の有害な環境を浄化する活動を強化する」,「非行に走る少年を生まない社会づくりのため,家庭・学校・地域住民などが一体となる体制づくりを推進する」,「居場所づくりや就労支援,学業支援など,非行に走った少年の立ち直りを支援する活動を強化する」,「悩みを抱えた少年や保護者の相談を受ける」,「少年犯罪に対する取締りを強化する」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「出会い系サイトや少年に有害な情報を掲載したサイトなど,インターネット上の有害な環境を浄化する活動を強化する」,「非行に走る少年を生まない社会づくりのため,家庭・学校・地域住民などが一体となる体制づくりを推進する」,「居場所づくりや就労支援,学業支援など,非行に走った少年の立ち直りを支援する活動を強化する」,「悩みを抱えた少年や保護者の相談を受ける」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「出会い系サイトや少年に有害な情報を掲載したサイトなど,インターネット上の有害な環境を浄化する活動を強化する」,「居場所づくりや就労支援,学業支援など,非行に走った少年の立ち直りを支援する活動を強化する」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で,「非行に走る少年を生まない社会づくりのため,家庭・学校・地域住民などが一体となる体制づくりを推進する」を挙げた者の割合は50歳代で,「少年犯罪に対する取締りを強化する」を挙げた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。
子どもの有無別に見ると,「出会い系サイトや少年に有害な情報を掲載したサイトなど,インターネット上の有害な環境を浄化する活動を強化する」を挙げた者の割合は乳幼児から大学生の子どもがいる者で,「喫煙や飲酒,深夜はいかいなどの不良行為を行っている少年に対する街頭補導活動を強化する」を挙げた者の割合は小学生の子どもがいる者で,「居場所づくりや就労支援,学業支援など,非行に走った少年の立ち直りを支援する活動を強化する」を挙げた者の割合は小学生,中学生,大学生の子どもがいる者で,「悩みを抱えた少年や保護者の相談を受ける」を挙げた者の割合は小学生の子どもがいる者で,「少年犯罪に対する取締りを強化する」を挙げた者の割合は乳幼児の子どもがいる者,子どもがいない者で,それぞれ高くなっている。(図16,表16,参考1,参考2)
都市規模別に見ると,「出会い系サイトや少年に有害な情報を掲載したサイトなど,インターネット上の有害な環境を浄化する活動を強化する」,「非行に走る少年を生まない社会づくりのため,家庭・学校・地域住民などが一体となる体制づくりを推進する」,「居場所づくりや就労支援,学業支援など,非行に走った少年の立ち直りを支援する活動を強化する」,「悩みを抱えた少年や保護者の相談を受ける」,「少年犯罪に対する取締りを強化する」を挙げた者の割合は大都市で高くなっている。
性別に見ると,「出会い系サイトや少年に有害な情報を掲載したサイトなど,インターネット上の有害な環境を浄化する活動を強化する」,「非行に走る少年を生まない社会づくりのため,家庭・学校・地域住民などが一体となる体制づくりを推進する」,「居場所づくりや就労支援,学業支援など,非行に走った少年の立ち直りを支援する活動を強化する」,「悩みを抱えた少年や保護者の相談を受ける」を挙げた者の割合は女性で高くなっている。
年齢別に見ると,「出会い系サイトや少年に有害な情報を掲載したサイトなど,インターネット上の有害な環境を浄化する活動を強化する」,「居場所づくりや就労支援,学業支援など,非行に走った少年の立ち直りを支援する活動を強化する」を挙げた者の割合は30歳代から50歳代で,「非行に走る少年を生まない社会づくりのため,家庭・学校・地域住民などが一体となる体制づくりを推進する」を挙げた者の割合は50歳代で,「少年犯罪に対する取締りを強化する」を挙げた者の割合は30歳代で,それぞれ高くなっている。
子どもの有無別に見ると,「出会い系サイトや少年に有害な情報を掲載したサイトなど,インターネット上の有害な環境を浄化する活動を強化する」を挙げた者の割合は乳幼児から大学生の子どもがいる者で,「喫煙や飲酒,深夜はいかいなどの不良行為を行っている少年に対する街頭補導活動を強化する」を挙げた者の割合は小学生の子どもがいる者で,「居場所づくりや就労支援,学業支援など,非行に走った少年の立ち直りを支援する活動を強化する」を挙げた者の割合は小学生,中学生,大学生の子どもがいる者で,「悩みを抱えた少年や保護者の相談を受ける」を挙げた者の割合は小学生の子どもがいる者で,「少年犯罪に対する取締りを強化する」を挙げた者の割合は乳幼児の子どもがいる者,子どもがいない者で,それぞれ高くなっている。(図16,表16,参考1,参考2)
(2) 支援活動への参加
警察などの行政機関が行う少年の非行防止のための活動について,具体的にどういった活動なら参加したいと思うか聞いたところ,「少年との街頭における清掃活動や落書き消し活動」を挙げた者の割合が34.3%,「少年とのスポーツ活動」を挙げた者の割合が30.8%と高く,以下,「夜間の繁華街などにおける少年への声かけ活動」(18.3%)などの順となっている。(複数回答,上位3項目)
性別に見ると,「少年とのスポーツ活動」,「夜間の繁華街などにおける少年への声かけ活動」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「少年との街頭における清掃活動や落書き消し活動」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「少年とのスポーツ活動」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代で,「夜間の繁華街などにおける少年への声かけ活動」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
子供の有無別に見ると,「少年との街頭における清掃活動や落書き消し活動」を挙げた者の割合は中学生の子どもがいる者で,「少年とのスポーツ活動」を挙げた者の割合は乳幼児から高校生の子どもがいる者で,「夜間の繁華街などにおける少年への声かけ活動」を挙げた者の割合はその他の子どもがいる者で,それぞれ高くなっている。(図17,表17)
性別に見ると,「少年とのスポーツ活動」,「夜間の繁華街などにおける少年への声かけ活動」を挙げた者の割合は男性で高くなっている。
年齢別に見ると,「少年との街頭における清掃活動や落書き消し活動」を挙げた者の割合は40歳代,50歳代で,「少年とのスポーツ活動」を挙げた者の割合は20歳代,30歳代で,「夜間の繁華街などにおける少年への声かけ活動」を挙げた者の割合は50歳代,60歳代で,それぞれ高くなっている。
子供の有無別に見ると,「少年との街頭における清掃活動や落書き消し活動」を挙げた者の割合は中学生の子どもがいる者で,「少年とのスポーツ活動」を挙げた者の割合は乳幼児から高校生の子どもがいる者で,「夜間の繁華街などにおける少年への声かけ活動」を挙げた者の割合はその他の子どもがいる者で,それぞれ高くなっている。(図17,表17)
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